2024/11/06
ここ一・二年はパタヤばかり行っていて新しい街の開拓へ行っていませんでした、久しぶりの新しい街の紹介「ミャンマー・マンダレー」です。
今のところ私が訪れた街の中で一番物価が安いと思います。
月5万円生活は可能なのか。
それではどうぞ!
通貨は1000チャット70円で計算しています。
ミャンマー・マンダレーノマド生活
ミャンマービザ
東南アジアの各国はノービザ、特に何度も国を訪れるビザランに大して厳しくなっています。
ミャンマーは今までビザが必要な国でしたが、日本人は30日滞在までノービザで訪れることが可能となりました。
2020年9月30日までノービザでミャンマーへ訪れることができます。
入国について
ミャンマー入国はとても簡単でした。台湾・タイ・フィリピンなどでは入国するには出国チケットがないとチケットが発行できなのですがミャンマーは片道チケットで入国可能でした。
また入国カードなどもなくとても簡単です。
入国はバンコクがメインとなると思うのですが、国際便の本数が少ないのが少し残念です。
ビザラン規制も今のところないと思います。
ミャンマーチャット について
ミャンマーの通貨の単位はチャットと言います。
最高額の紙幣は1万チャット700円となりますが、市中で使われている最高額紙幣は5000チャット350円でした。街中では1万チャット紙幣は一度も使われていなかったです。
ATMで30万チャット(21000円)を引出しましたが、全て5000チャット(お札60枚)お札の束になります。
また街中や銀行で外貨の両替ができます。レートは大変良いところが多かったです。
マンダレー市内ほとんど両替場所ないんだけど、ショッピングセンター「Diamond Plaza」の一階にあった。100米ドルに対してスプレッドが300チャットぐらいしかないからかなりお得だと思う。タイパーツでも交換可能だけど円は出来ないとのこと。 pic.twitter.com/vHp7GJCSS8
— cub (@cub_nomad) November 28, 2019
注意点
2020年11月現在ですが、日本円でミャンマーチャット に両替できるところはマンダレーにありませんでした。
ミャンマー・チャットに交換可能な通貨は米ドル・ユーロ・シンガポールドル・タイバーツ・マレーシアリンギットでした。
現地で両替する時は上記の通貨に交換して現地へ行くかATMでキャッシングをしましょう。
個人的には空港のATMでキャッシングが可能だし、街中に沢山の銀行とATMがあったのでクレジットカードでキャッシングをするのが簡単でオススメです。
ミャンマーの通信事情
ミャンマーの通信事情はあまり良くないと言われていたようですが、私が訪れたマンダレーは特に問題なく繋がりました。
ちょっと郊外の何もないようなところでもネットが繋がったのは驚きました。
市内では特にネットで困ることはありません。宿やカフェなども普通にwifiがありました。
ミャンマーのSIMについてはこちらの記事を参考に
SIMの料金は空港で8GB650円ほどでした。宿やカフェなどはwifiを無料で使えたので使い切ることはなかったです。
ミャンマーの交通事情
空港から市内・市内から空港は青いバスで移動しました。
市内から空港へはホテルに話すと予約してくれます。片道4000チャット280円。
市内から空港はホテル前までバスが来てれるのですが、私一人しか載っていませんでしたw
地元の人はタイのソンテウのような乗合バス・普通のバス・バイタク・三輪タクシーなどを利用していました。
ソンテウのような乗合バス。
ミャンマーの人はあまりぼったくりをしないよう人が多かったのですが、一々交渉するのも面倒なので、マンダレーではGrabを使うことをオススメします。
はっきり言ってGrab便利過ぎます!!!!
バイタクだと1キロ50円ぐらい、三輪タクシーは距離に関係なくバイタクに+500チャット35円上乗せです。
Grabのバイタクを利用すると市内移動が無茶苦茶便利になります。
旅のクオリティを劇的に上げてくれるので東南アジアでは必須のサービスですね。
Grabのバイタクのおじさんありがとう!!
ミャンマーの電力事情
マンダレーでも時々停電がありましたが(多分ほぼ毎日)私が訪れた宿やカフェは建物の前にこのような発電機を設置していて停電するとすぐ使うようにしていたようです。
このような電力事情のため、マンダレーの宿やカフェはエアコンの温度設定をやや高めにしていたり、地元の飲食店は電気が着いていなくて中が薄暗くてやっているのかやっていないのか外から見るとわかりにくかったりします。
エアコンの設定が高めなのは逆に居心地が良かったりしました。(タイなどの東南アジアは部屋の中が寒過ぎます)
停電で困るようなことは特になかったです。
通信事情と電力事情は言われるほど悪くなかったです。
ミャンマーの治安や街の様子
治安に関してはタイと同じぐらいだと思います。特に危険を感じることもなく良かったです。
またミャンマーの人はタイ人以上に穏やかな感じがして、良くも悪くも商売っ気があまり感じなかったです。
ぼったくりをしてやろうと思う人が少ないのかな。
女性は恥ずかしがり屋な人が多くて話しかけるとニコニコしてどっかへ行ってしまう(笑)外人慣れしてないようです。
街中で警官を見ることがほとんどなくて逆に心配に思うほどでした。
英語は宿など観光客を相手にしているところ以外あまり通じないです。
またバイクが多く信号があまりないので交通事故に注意です。正直、台湾やベトナムの方がスピードを出して危ないと思うのですが夜になると電灯が少なく街中は薄暗いです。他のアジアの国より薄暗くなるのですが無点灯バイクが結構走っていて夜は注意してください。交差点など無点灯バイクが良く見えなくて危ないです。
マンダレーは治安は悪くなく安全だと思いますが、夜の無点灯バイクは注意。
宿について
もう少しいくつか止まれば良かったと思ったのですが、持ち前のめんどくさがり病が出て結局一箇所しか止まりませんでした。
朝食付きで一泊現地払いで13500チャット950円ほど。10泊すると一泊無料になると言われたので長期滞在すると実質10%引きになります。
宿は広くてお湯も出て全く問題ありませんでした。
朝食もガッツリ食べれば1日一食で済みますw
一ヶ月滞在すれば25000円ほど。wifiも早く問題もありません。
タイなどと比べて特別安いという訳ではないですね。探せば500円ぐらいのドミや1000円ぐらいの個室はありました。
街中で賃貸募集をしているかは全くわかりませんでした。ほぼミャンマー語のため。
マンダレーで泊まったホテルはこちらです。
宿のフロントの女の子が可愛かったので一枚w
ラストマンダレー。
今日のミャンマー美人🇲🇲です。 pic.twitter.com/ItwhhaoMoA— cub (@cub_nomad) December 3, 2019
食事・物価について
物価については物凄くざっくりですが、タイの半分ぐらい。日本の三分の一ぐらいだと思います。
外資系のお店はほぼなし。地元のお店ばかりでした。
私がマンダレーで確認した外資系のお店はロッテリアとケンタッキーとイオンぐらいです。
ロッテリアのハンバーグの料金はセット料金で4000〜5000チャットぐらいです。300円前後
これは5000チャット350円ぐらいでした。
ミャンマーのロッテリアは電源もあって以外に便利・・ただし店内にトイレがないのが残念。
味は日本と変わらず。
地元のハンバーガー屋さんはロッテリアに比べてやや安かったです。
セット料金で3000〜4000チャット前後250円ぐらい。
これは3300チャット240円ほど。
ケンタッキーはロッテリアよりやや安い価格帯でした。物凄く混んでいる訳ではないのですが結構流行っていましたね。
こちらは3500チャット300円ぐらいです。
地元のお店は英語表示ほぼなし、難易度高し・・・
英語表示はない、英語もほぼ通じないで注文の難易度が高かったです。
また私は地元のお店の料理を食べて食事に当たったらしくて四日間ぐらい下痢に悩まされました。
値段は1000チャット〜2000チャット100円前後と激安。
700チャットのミャンマー炒飯700チャット50円
こっちは1000チャット70円
三品選んで1000チャット70円
こんな感じで道端で作っているようなお店は本当に安かったです。
10個で300チャット21円。
インドのチャイのような甘ったるい紅茶は一杯200チャット14円。
パセラとか言う。ミルクたっぷりの紅茶を飲む200チャット28円。安いけど意外に美味しいかも。 pic.twitter.com/QRMQDPyTqH
— cub (@cub_nomad) November 28, 2019
ジューススタンドのアイスコーヒーは700チャット50円。安い!
私が良く行ったカフェはアイスコーヒー2000チャット140円。更に10%の割引券がついて毎回使うと1800チャット125円。
wifi・電源ありで大変居心地が良かったです。
チョコレートスムージケーキ2500チャット170円。ミャンマーのお店は日本のようなお茶が出てきます。
コンビニは地元資本のcocoというお店が沢山ありました。
セブンやファミマはなかったと思います。
中は意外に他の国とあまり変わりません。
ただし値段が安い!!
ビールは一本700チャット50円から。
ジュースもコーラーが300チャット21円からありましたね。
水は100チャット7円から、アジア最安値です。
アイスも300チャット21円ぐらいからあります。小さいですが普通に美味しいです。
カップ麺は500チャット35円前後から。ラーメンは200チャット14円。
シャンプーなどの日用品も500チャットからあって便利ですね。
お菓子は100チャット7円くらいからあります。日本の昭和の駄菓子屋です。
スーパーにはお弁当が1000チャット70円から売っていました。量も少なくあまり美味しそうに見えなかったけどw
チキンは1600チャット100円ほど、本当に安いです。
薬屋さんへ行くとバンドエイドなどは一枚から売ってくれました。
スーパーで売っていた謎の炊飯器3万チャットほど2000円。
スーパーやコンビニは本当に値段が安かったですね。
現地の食事も安かったのですが、唯一困ったのは、ちょっと衛生面でどうなのって思うことがありました・・それだけでなくタイでもお腹を壊すことがなかったのですがマンダレーでもはお腹を壊してしまいました。
言葉がわからなくて食事の種類や注文が難しいなどありましたが、これは長期滞在していくと慣れていくことでしょう。
ミャンマーの物価はアジア一安い・・ただし暇かも
ミャンマーの物価は今まで一番安いと思われたベトナム・ホーチミンを上回る安さでした。
ただし娯楽が少なくてやることなくて暇なところが難点だと思います。
ノマド向けというより沈没向けの街かな。
アジア各国の底辺セミリタイア生活費【2020年版】
このくらいあれば現地生活できるかなという費用を上げて見ました。
(これにはビザランなどの費用は含まれていません。純粋な現地の生活費です)
地名 | 生活費 | ノービザ可能滞在期間 |
---|---|---|
香港 | 10万円 | 90日 |
名古屋(賃貸) | 8万円 | |
深セン | 7.5万円 | 15日 |
台中(宿) | 7万円 | 90日 |
バンコク | 6.5万円 | 30日 |
パタヤ | 6万円 | 30日 |
台中(賃貸) | 5万円 | 90日 |
チェンマイ | 4.5万円 | 30日 |
ホーチミン | 4万円 | 15日 |
マンダレー | 4万円 | 30日 |
マンダレーの物価はホーチミンより安いと思いますが宿代がホーチミンよりやや高いと思ったので生活費は同じにしました。
マンダレーなら月5万円生活は十分できますね。
通信や電力事情もそれほど悪くなく、治安も良好、街の人々も温和な方が多いので低コストセミリタイアをするには悪くないと思います。
ただし街自体に娯楽が少なくてちょっと退屈に思うかもしれません。
この辺は人それぞれなので何とも言えないですが。
アジアの物価安を更新したマンダレーノマドの話でした。
ミャンマーにまた訪れるとするなら次回はヤンゴンへ訪れたいですね。
ミャンマー・マンダレーへの行き方は?
一番簡単な行き方はバンコクまで行き、バンコクからエアアジアでマンダレーへ行くのが一番簡単だと思います。