円安台湾ドル高の2022年ですが、台湾人はどのくらいの給料をもらっているのでしょうか。
去年より驚きのアップとなっています。
それではどうぞ
2022年の台湾人の平均給料は41,767元
市町村ごとに台湾人の平均給料をデータ化したサイト
(訳 あなたの街の給料はどのくらい?)より引用しています。
去年の平均給料は35,122元でした。
一年で18%近く増えていることになります。
それだけでなく今年は大幅な円安です。
9/6現在、1台湾ドルおよそ4.5円。去年は3.7円でした。
日本円にすると去年は13万円。
今年は188,000円ほどとなっています。
一年で58,000円も円建てだと月収が増えていることになります。
台湾の最低賃金は168元
毎年、最低賃金が上がっている台湾ですが、今年は去年より8元の上昇で160元から168元になりました。
日本円で760円ほどです。
日本の最低賃金で一番安い都道府県は沖縄や高知の820円なのでほとんど変わらなくなっています。
台湾の最低賃金は日本と違い全国一律です。
台北でもどこかの田舎でも168元となっています。
賃金の高い台湾の街5
2022年の給料
1台湾ドル4.5円で計算しています。
都市名 | 賃金(元) | 賃金(円) |
新竹 | 50,526 | 227,000 |
苗栗 | 44,120 | 198,000 |
台北 | 42,551 | 191,000 |
連江 | 42,437 | 190,000 |
新北 | 41,645 | 18,700 |
一番給料の高い街は台湾の首都、台北と思いますが、実は新竹が圧倒的一位。
これはハイテク企業がたくさんあるので平均給料が高い。
街中でもタワマンがどんどん建っていたのが記憶に残っています。
二位が台中の上にある街、苗栗この地域は所得が高いのですが何ででしょうね。
台湾人に聞いたところ新竹などのベットタウンじゃないかとのことですが、結構距離まりますぞw
三位は離島でよく知らないところ、四位に台北となります。
次は新北と台湾は北部の所得が高くなっています。
2021年のデータはこちら。
市 | 給料(元) | 給料(円) |
新竹 | 47,530 | 175,800 |
苗栗 | 41,298 | 152,800 |
台北 | 39,121 | 144,700 |
新北 | 39,076 | 144,500 |
桃園 | 38,383 | 142,000 |
台湾の給料が安い街5
次は反対に給料の安い街です。
2022年度版はこちら。
都市名 | 給料(元) | 給料(円) |
屏東 | 34,641 | 155,000 |
嘉義 | 35,098 | 157,000 |
彰化 | 35,620 | 160,000 |
宜蘭 | 35,812 | 161,000 |
高雄 | 36,617 | 165,000 |
一番安い街は屏東の34,000元それでも去年の3万元より大幅に上がっています。
二位嘉義、三位は台中の隣町である彰化、ワースト5位高雄と所得の低い県や街は南部が多くあります。
台湾は北部が高くて南部が安い北高南低です。
それでも去年に比べて大幅に増えています。
市 | 給料(元) | 給料(円) |
澎湖 | 29,677 | 109,800 |
花蓮 | 29,774 | 110,100 |
嘉義 | 29,792 | 110,230 |
台東 | 29,919 | 110,700 |
屏東 | 30,298 | 112,100 |
台湾7 都市の平均給料
新竹一人勝ち状態となっています。
毎年賃金が上がっているが・・・
日本人から見ると毎年賃金が上がって羨ましく思いますが、台湾人から見るとそうでもないようです。
それは
結局物価も毎年上がっていくのでちっとも生活が楽にならない・・・
確かに台湾は街の飲食店や弁当も毎年のように上がっています。
円安で今はもう・・・・日本と物価が変わりません。
特に住宅費が高いので生活が大変です。
今年は日本超えか
日本の平均所得が460万円。
所得格差は日本以上に大きい台湾ですが、今年はもしかしたらドル建てで日本を越えるかもしれません。
35,000ドル前後で日本を越える可能性もあります。
まとめ
円安で沈んでいく日本と強い元高で所得を増やす台湾。
もうすぐ日本人が台湾へ出稼ぎへ行く時代になりそうな勢いです。