2024/09/14
長かったコロナ鎖国も10月でほぼ終了となりそうです。
危機的状態と思われた海外セミリタイアですが、どうやら復活できそうです。
今回はこの二年半のコロナ禍で資産運用はどうなったのか紹介したいと思う。
コロナ禍の資産運用
私がコロナで日本へ帰国をしたのは2020年の4月4日。
この記事を書いているのが9月25日。
データとして残っている2022年8月と2020年3月の運用成績を比べてみたいと思う。
2020年3月の運用成績の記事
2022年4月の運用成績
ちょっとデータの取り方が違っているので、ざっくり株式とそれ以外の資産に分けて運用成績を比べてみます。
2020年3月 | 2022年8月 | 増減 | |
株式 | 11,768,000円 | 16,667,000円 | +4,899,000円 |
債券・金・現金等 | 6,652,000円 | 9,834,000円 | +3,182,000円 |
合計 | 18,420,000円 | 26,501,000円 | +8,081,000円 |
この2年半で800万円ほど資産が増えました。
コロナ禍の生活費
収入 | 支出 | 収支 | ||
2020年4月〜12月 | 1,023,000 | 1,075,000 | -52,000 | |
2021年1月〜12月 | 447,000 | 866,000 | -419,000 | |
2022年1月〜8月 | 474,000 | 677,000 | -203,000 | |
合計 | 1,944,000 | 2,618,000 | -674,000 |
コロナ禍の収支はおよそ-70万円。
コロナ禍の間は追加投資なし、-70万円ほど取り崩して800万円ほど増えたので運用成績としては文句なしだと思います。
ただし・・・
一つだけ注意点があります。
それは・・・大幅に円安になったことです。
2020年4月4日のドル円の為替は
108.1円
2022年8月31日は
138.6円
最新の9/25はなんと144.5円と強烈な円安となっています。
ドル建てで比べると・・・・
円建ての資産額 | ドル円為替 | ドル建ての資産額 | |
2020年3月 | 18,420,000円 | 108.1円 | 170,400ドル |
2022年4月 | 26,501,000円 | 138.6円 | 191,200ドル |
増減 | +8,081,000円 | +30.5円 | +20,800ドル |
円建てだと800万円ほどプラスで大変好調に見えますがドル建てだと2万ドル程度しか増えていません。
もし為替が2022年4/4の108円のままだと220万円ほどしか増えていないことになり、資産額も2000万円ほどとほとんど増えていません。
将来大幅な円高になると円建て資産が大幅に減る可能性もあると頭に入れておくべきででしょう。
コロナ禍は乗り越えたが・・・
コロナ禍を乗り越えた資産運用ですが今起こっているインフレは乗り越えることができるか不明です。
私はまだ大幅に調整すると思っているので、ここから-30%ぐらいは普通にあると思っています。
そう考えると・・・
やっぱり資産額は2000万円割り込むんじゃないかなとも思っています。
「そんな予想しているなら売ればいいじゃん」
と思われる方もいると思いますが・・・
私の予測は当たらないのも過去の予測記事から明らかですw
自分の能力を過信すれば痛い目に遭うのは過去の言動・行動から明らかですから、外れたことも考えてこのまま分散投資を続けていきます。
最悪、株などが半分ぐらいになって資産が1500万円ほどになっても困らないように、今後は副業セミリタイアをメインに活動していきます。
これからインフレが続くと投資リターンより労働リターンの方が高くなる可能性もあります。
格差問題も大きいので賃金上昇圧力が世界的に強くなる可能性もあり、インフレもなかなか収まらないかもしれません。
丁度1970年代の米国のような世界になるんじゃないかと思います。
株式は-50%下がってそのまま10年ヨコヨコ。ただし物価が10年で二倍になり実質価値は更に半分になり10年で4分の1になる。
そんな世界になるんじゃないかと思っています。
ただし、日本・ヨーロッパ・新興国の株はすでに割安だと思うので米国以外はそこそこ好調。
そんな世界になるかも・・・
まぁわからないのでこのまま分散投資を続けていきます。
結局ガチホが勝つと思っているので
まとめ
コロナ禍でも資産運用は割と好調でした。
というより資産運用をしないと大損している世界になっていましたね。
ただし、世界的なインフレを乗り越えるのかは不明です。
また数年後にどうなっているかブログで紹介します。
ひとまずはコロナ禍が終わり海外セミリタイア復活を喜ぶことにします。
それでは。