
今年も半分が終わり、海外セミリタイアへの道筋も見えてきました。
私の資産運用もコロナ後へ向けて、ポートフォリオを変更中です。
今回はコロナ後へ向けての資産運用についてです。
それではどうぞ
大幅下落後に上昇したマーケット
週末に下落した米国に連れて日本市場も大幅調整、一時-1,000円以上の下落をしましたが、火曜日に下落分を打ち消すように上昇。
気づいてみれば下落がなかったような水準に戻っています。
ただし、個人的には米国株、特にナスダックスには割高感を感じます。
4月の記事から基本的な考えは変わっていません。
いついかなる時でも10%〜20%の下落はあってもおかしくないと思っています。
間違っても株式などリスク資産への過剰な投資は自分自身の戒めとして行わないようにしたい。
特にマーケットの上昇最終局面に良く起こる
借金への認識の甘さ
これが目につくようになっています。
ハイレバ投資やレバレッジ型ETFや投信への投資など、マーケットが下落しない前提での投資法も増えています。
個人的には20%ぐらいの調整は数年に一回というぐらい頻繁に起こると思っているので、それに耐えられないポートフォリオは作らないようにしたい、
ダウなら3500ドルから7000ドルぐらいの下落は普通にあり得ると思っています。
米国金利の低下
現在の市場の特徴として米国の長期金利の低下が起こっています。
30年米国金利が2%水準まで落ちています(債券が上昇している)
私が所有している債券型ETF、EDVも価格が上昇して今現在はプラスになっています。
金利低下はFRB議長のインフレは一時的という発言で金利は落ち着いているのですが、それにしても低すぎる気がします。
万年デフレの日本では知られてないと思いますが、コロナ禍の去年の米国のインフレ率は、およそ1.3%、今年は5月までで年利3.3%とやや高い水準です。
今年はインフレ率は3%ぐらいになりそうですが、それでも10年国債の金利が1.5%、30年で2.1%と低い水準となっています。
ちょっと低すぎる気がするけど何故だろうか?
債券市場はもしかしたら米国の経済成長が事前の予想より低くなるかもと思っているのかもしれません。
個人的には米国債券金利は今後は上昇していき10年国債で3%、30年で3.5%、その過程でFRBが金利を上げていくと思っている。
債券価格が予想以上に低いのはちょっと謎で注意点ですね。
個人的には金利上昇=悪だとは必ずしも思っていません。業績相場では金利上昇と株価上昇が同時に起こっていることはよくあります。
インフレが上昇していくのか予想以上にしないのか、私にはわからないので両方にベットする投資としてインフレ連動債券と長長期債券の両方に投資をします。
個別株売却
いくつか個別株を売却しました。
銘柄 | 枚数 | 売却額 |
ソフトバンク | 100 | 140,450 |
藤商事 | 100 | 87,800 |
電源開発 | 100 | 157,000 |
合計 | 385,250 |
前回の個別株の売却と合わせて合計1,138,994円となりました。
暴落の最中に購入できた個別株とは言えリターンは激しく低い結果となりました。
投資信託を購入した方がよっぽど良いリターンになりました。
やっぱり、私は投資が下手です。
売却資金は金と世界債券へ投資をしていきます。
コロナ後のポートフォリオ
コロナ後へ向けて経済活動が活発になれば本格的なバブルが起こると思っています。
しかしマーケットの調整はある日突然起こるものです。
コロナ禍の中、私のリスク許容度を超えて株式をどんどん購入してきましたが、徐々にニューノーマルに向けて資産配分を戻していく過程です。
最終的には過去記事に紹介したようなポートフォリオにしていきます。
基本の核となるPFは2000万円で株式(インデックス等身で運用)1200万円、残りを債券と金で運用。
今後しばらくは株式を新規に購入する予定はありません。
反対に債券をどんどん購入していきます。
まだ運用予定の米国インフレ連動債券ETFと長期債ETFが足りていませんので今後購入をしていく予定です。
まとめ
自分の中ではセミリタイア資産2500万円は予想以上に出来過ぎの水準です。
これだけあればゆったり生活できるので投資はリスクを取りすぎない範囲までに落としていく予定です。
もし株式市場が上昇しても、それはそれで良しとします。
暴落に耐えられる運用が一番大切なのですから。
それでは!