
12月24日は日経平均が-1010円の暴落と市場の下落は続いています。
この記事は12月26日に書いているのですが、300円以上の値上がりから始まっていますが、昼には+40円と上昇の勢いがありません。
そんな最悪の12月になりそうなのですが今年の市場も後3日で終了です。
そろそろ来年のつみたてNISAの設定をしなくてはなりません。
今回は2019年つみたてNISAについて記事を書きます。
最悪のパフォーマンスだった2018年のつみたてNISA
2018年から新たに始まったつみたてNISA制度ですが出始めから最悪のパフォーマンスとなっています。
ファンド名 | 評価額 | 評価損益 | 今年のパフォーマンス |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 先進国株インデックス | 168,092円 | -32,415円 | -16% |
eMAXIS Slim 新興国株インデックス | 159,868円 | -41,147円 | -20% |
先進国株が-16%、新興国株が-20%と結構な調整となっています。
今年からつみたてNISAで積立投資を始めた人は出鼻を折られた形になりました。
思い起こせば2009年2月に積立投資を開始も・・・・
私自身が本格的に積立投資を開始したのは2009年2月からになります。
この月に当時としては低コストな新興国株インデックス投資が発売されたからです。
- STAMグローバル株式インデックス・オープン信託報酬 0.7770% 信託財産留保 0.05%
- STAM新興国株式インデックス・オープン 信託報酬 0.8715% 信託財産留保 0.3%
今では考えられないと思いますが当時のインデックス投信の信託報酬は0.77%〜0.87%もありました。
これでも当時は最安値の手数料だったのです。
10年前の私のブログの記事より
そして積立を開始してからは超絶な円高が始まり結局プラス圏に入るのは2013年の安倍政権が誕生してからでした。
当時も積立投資を心機一転開始をしたのに毎月毎月積立ても積立てもお金が増えるどころか減っていく一方でした。
しかし当時を振り返ってみて最高のパフォーマンスを上げた投資は当時の下落の時の積立投資でした。
そのおかげで当時積立をしたSTAMはこの下落でも先進国株投資はリターン100%以上となっています。
当時の化石のような投資信託ですが暴落時に積立を諦めなかった好成績のリターンが今も残っています。
暴落すると必ず暴落が落ち着いてから投資を開始すればいいのではないか?
休むも相場なのではないか?
といつか聞いたような言葉がまたゾロゾロと出てくることでしょう。
しかし私から言わせれば
暴落して積立止めるような人はそもそも投資に向いてないから投資自体を辞めた方がいい
私は10年以上上昇が続いた今のマーケットはもっと調整するだろうと予測しています。
しかしこれは私の予想というより
きっとただの願望なのだと思います。
願望を都合のいい予測に切り替えているだけ。
意外に下落をしないのかもしれません。
もし予測が外れて上昇すれば、下落時に積立を中止する行為は結果的に高値で買って安値で買う、最悪の負け組投資家になってしまうかもしれません。
つみたてNISAは20年以上続ける投資なのですからこの間に何回か大きな暴落が起ることでしょう。
その都度投資をやめるのか?
その程度の考えで投資を始めたのか?
今回の調整は投資について考える良い機会なのではないのでしょうか?
どんな時には分相応なリスクを取った人は市場から消えていくだけです。
今回もそうなのでしょう。
2019年のつみたてNISAの指針
私はインデックス投資の最も合理的な方法で投資をしていきます。
つまり
非課税口座ではリターンの高い商品を購入していく
この場合は株式投信やREIT投信です。
市場は長期的には上がっていくのだから投資は少しでも早く始めた方がいい。
積立より一括の方がパフォーマンスが良いのだから年初に一括投資をしていく。
購入する投資信託は2019年1月4日にeMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)を一括投資
SBI証券では4日の日に100円投資をしてボーナス設定日を4日にして39900円投資をすることで一括投資が可能となります。
私は今でもつみたてNISAの積立設定をイマイチ理解をしていないのですが、今年は下落をして合計-75000円ほどとなっています。この分の枠はあると思うのですが積立が行われていません。
下落して空いた枠は積立できないのでしょうか?
それとも設定でギリギリ投資という年末に積立できなかった枠をまとめて投資をする設定をしているので最後に積立が行われるのか?
その辺がよくわかりないですね。
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型についてはこちらの記事を参考に
月5万円の投資でも長期的には大きなリターンを望める可能性が高いです。
大幅な調整があれば個別株を購入していく
また大幅な調整があれば個別株を購入していく可能性もあります。
ポートフォリオのバランスが崩れてしまいますが、そのくらい暴落をしたら現金で少しですが購入していきます。
ありえない価格になれば個別株も購入していく。
名前はありえない価格指指値法です。
日経・ダウ共にに15000円(ドル)になれば検討していきます。
ここが底ではなく、ここがスタートという意味です。
高値から-40%の水準ですね。
もしそこまで下がらなかったらどうするのか?
別に個別株は購入しないまでです。
チャイナショックの時は狙っていたのですが当時はありえない水準まで下落しないで上昇したので個別株は購入しませんでした。
3年ぶりの調整です今回は購入できるのでしょうか?
楽しみですね。
「iDeCo」と「つみたてNISA」の運用先にオススメの証券会社
つみたてNISAはこの2つ
私はSBI証券を利用していますが、今なら圧倒的に楽天証券の方が手数料・ポイント還元含めてお得ですね。
今なら楽天証券をオススメします。
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ブログ主の運用先金融機関
参考記事
- iDeCo(個人型確定拠出年金)でオススメの「証券会社」と「投資信託」を紹介します【2018年最新版】
- つみたてNISAでオススメの「証券会社」と「投資信託」を紹介します【2018年最新版】
- 【最新版】投資を始めるには正しい本をまずは読みましょう。お勧めの投資本を紹介します。