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個人投資家の資産運用が「つみたてNISA」と「iDeCo」だけで十分な理由を紹介。

[記事公開日]2018/08/27

個人投資家の資産運用が「つみたてNISA」と「iDeCo」だけで十分な理由を紹介。

何気に呟いたツイートに沢山のいいね!が付きました。

個人で資産運用するなら二つの非課税口座である「つみたてNISA」と「iDeCo」で十分資産形成できるという考えです。

それ以外はこの二つを活用してなおお金に余裕があればいいいと思います。

今回は個人投資家のシンプルな資産形成はこの二つの口座で十分な理由を紹介します。

個人投資家は非課税口座での運用で十分な理由

つみたてNISAは毎年40万円ずつ20年間非課税で積立ができる制度

個人型確定拠出年金は公務員の毎月13,000円〜自営業者の68,000円を60歳まで積立ができる制度。

iDeCoで利用する人で圧倒的に多いであろうサラリーマンの積立上限である毎月23,000円と積立NISAの毎月33,000円の合計56,000円を非課税で毎月積立を行うことができます。

毎月5.6万円をの積立投資の凄まじい威力!

はっきり言いますがネットの世界では数十万、100万円を毎月積立ている人が結構沢山いて月5万円ぐらいの積立投資など大したことがないように思えます。

しかしそれは大きな間違いだと声を大にして言いたい!

あなたが毎月5万円の積立を20年行えるのなら資産形成はほぼ成功したと言えます。

そのくらい数万円の積立の威力は大きい。

世の中の大半の連中はこの積立の威力を過少評価をして手取り早く儲ける方法に血なまこになって人生を無駄にしている。

正に

投資でまだ人生を浪費しているの?

投資はこのコツコツ投資ほど凄いものはないということは理解しましょう。

毎月5.6万円を株式などのリスク資産で20年運用した時のリターン

ここで積立NISAとiDeCoの枠を一杯に利用したとします。

株式の長期的リターンは5%と想定。

20年後の資産はおよそ2,270万円にもなります。

しかしそれだけではありません。

20年後に積立を止めて資産だけで運用していきましょう。

これ以降は新規の積立をなしですよ!

2270万円を株式で10年間運用

10年後には3,700万円になります。

また10年ではなく20年間運用したとします。

最初の20年は毎月5.6万円、その後は元本を20年運用。

なんと6,000万円ほどになります。

積立を止めた後は株式だけでなく債券などに分散してリスク下げて運用した場合

債券などに分散したためリターンは3%とします。(これは私が想定している運用リターンです。)

2700万円を10年運用した場合

10年後におよそ3000万円

同様に20年運用した場合は

20年後には4000万円になります。

普通に生活している大半の人はこれで十分じゃないですか?

二つの非課税口座を利用して毎月5.6万円を積み立てた結果がこれです。

20年後 2270万円(リターン5%)

30年後 3700万円(リターン5%) 3000万円(リターン3%)

40年後 6000万円(リターン5%)   4000万円(リターン3%)

リターンを引き下げないようにするには

私は株式の長期的なリターンは5%と考えていますが、当然必ず毎年5%ずつ増えていくわけではありません。

特にこの10年は米国株式市場の調子が良すぎて今後このようなリターンを続けていけるか不透明です。

バンガードの創業者であるジョン・ボーグル氏を最新の本の中で語っています。

ブログではまだ紹介していないのですが良書なのでオススメです。

また数々の無駄な手数料をリターンを下げる愚かな行為

リターン5%は純粋に株式市場の長期的なリターンの理論値です。ここから様々な税金や手数料が差っ引かれて実際の個人投資家のリターンは惨めなものになっています。

まずは税金!

配当やキャピタルゲインにかかる20%の税金は必ずリターンを下げるものです。ですから株式投資は非課税口座である「つみたてNISA」と「iDeCo」で必ず始めましょう!!!

これは絶対です。

無駄なサービスや投資に手を出さない

短期売買にかかる手数料や余分なサービスにかかる手数料は確実にリターンを引き下げます。もし行なっているなら必ず止めましょう。

特に最近増えているのが強欲なブロガーがアフィリエイト目的で勧めているロボアドバイザーなどの資産運用サービスです

これは毎年1%の手数料がかかりますが、これだけで年5%のリターンが4%のリターンになります。

たった1%のリターンをバカにする人はきっと投資に向いていない人ですから投資をするのを止めましょう。多分、様々な業者の養分になるだけです。

それ以外のトライオート何ちゃらなんていうサービスは論外です!全く不必要です。

非課税口座て低コストなインデックス投資信託を積み立てるだけで十分!

現在は信託報酬が年間0.1%や0.2%の低コストインデックスファンドがあります。これらに投資をしているだけで十分だと思います。

オススメの投資信託

eMaxis slimシリーズとニッセイインデックスシリーズの二つ。どちらも積極的に手数料を値下げしているので今後もライバルが最安値商品を出した時に積立を行う投資信託を変更する必要がありません。

二つのシリーズの株式投資信託(日本株・先進国株・新興国株)の実質コストはポートフォリオによりますが平均0.3%ぐらいと想定しています。

ですから非課税口座で株式の実質リターンは5%ではなく4.7%ほどと想定してください。

低コストインデックス投資信託でも手数料は当然かかります。

非課税口座はリスク資産で運用

忘れてはいけないですが、非課税口座は利益に課税がない有利な制度なのですから必ず株式やREITなどのリスク資産で運用して下さい。日本債券や現金のリターンは現在はほぼゼロなのですから課税口座で運用すれば十分です。

最悪なのは反対で運用することです。

iDeCoで貯金、特定口座で株式運用などです・・・絶対に止めましょう(世の中意外にいそうですが・・)

まとめ 月5万円積立をすることは凄いことですよ!

何度も言いますが、ネットには凄い人が沢山いて毎月数万円の投資など大したことないと思ってしまうかもしれませんがこれを十年単位の長期で続けていけば十分な資産になると思います。

しかし大半の人はこれができません。ちょっとお金が溜まると短期間で資産を増やそうと怪しげな金融商品や取る必要のない不必要なリスクを取ってお金を増やすことができません。

なまじネットで簡単に情報を仕入れることが出来るだけある意味厄介な問題だと思います。

ロボアドバイザーなどの不必要なサービスや取る必要のないリスク、今なら仮想通貨やソーシャルレンティング などが代表的なものです。また安易なレバレッジで取引をするFXなどもそうです。

投資は最終的にコツコツどんな時でも続けていける人が最終的に良いリターンをあげることができると思いますよ

個別株などに投資をしたい人もいるでしょうが、非課税口座で積立を行なってまだ金銭的に余裕があるならやればいいと思います。

人というのは簡単なことをコツコツ続けて行くのが苦手な生き物だと思いますよ。

だからそれができる人は強いのです!

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私が運用を運用を行なっている金融機関は

「つみたてNISA」→SBI証券 

「iDeCo」→マネックス証券

参考までにどうぞ。

何度も言いますが私は他人にオススメできる金融商品は制度としての「つみたてNISA」と「iDeCo」だけです。

そういう考えなのでブログ上でそれ以外の投資を紹介したとしても(台湾株など)オススメはしないので注意してください。

まずは非課税口座を利用為尽くすことを第一に考えましょう。

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