2024/11/06
今年に入り一貫して円高が進みその都度ブログで円安行き過ぎだろ?と綴ってきました。
4/20・・ドル円129円突破記事
3/28・・・ドル円122円突破機
1/11・・・ドル円115年突破、台湾ドル4円突入記事
115円でも円安円安と騒いでいた私が恥ずかしいですw
ついに139円・・140円目前となりました。台湾ドルは4,65円、タイバーツは3.8円突入です。
もう日本のあらゆるものが圧倒的に安い時代になりました。
1ドル=1ユーロ・140円時代へ
米国の6月のインフレ率が9.1%となり7月の公定歩合引き上げが1%になるのではと予想が高まりドル高へ。
円安だけに注目されがちですがもう一つの主要通貨であるユーロもドルに対して大幅に下落しています。
7/15深夜に1ドル=1ユーロを割れました。
これは2000年代前半以来、およそ20年ぶりのユーロ安です。
円安というよりドル独歩高です。
しかし、それにしても・・・不思議なことが
どうしてインフレ率の高い通貨がこれほど上がるのでしょうか?
米国のインフレ率9%に対して10年国債利回り3%。
9%-3%=-6%
債券を持っているだけで6%通貨の価値が下落します。
それに対して日本は
インフレ率2.5%、10年国債利回り0.25%
2.5%-0.25%=-2.25%
日本の方が通貨の価値の減りが少ないはずです。
なんで?
これは将来・・
日本のインフレ率が米国並みに上昇するか円高になるかが起こらないとおかしなことです。
現在、FXでドル買いをしている人はドル高に加えてスワップポイントが受け取れる二重に美味しい状態となっているはずです。
10年以上前に活躍したミセスワタナベの復活です。
素人考えなのですが・・・
そもそもインフレ率が9%もあるのに公定歩合を1%上げたところで2.5%。これでインフレが止まるのでしょうか?
過去インフレが高かった時はインフレ率以上に公定歩合を上げていました。
今回は特別で上げる必要がない・・・と言えるのはなぜでしょうか?非常に不思議です。
専門家の予測・・そもそも FRB自体もインフレ予測は外し続けています。
つまり・・・
結局、今回もインフレを止めるには公定歩合はインフレ並・・
つまり9%ぐらいまで引き上げないと止まらないのではないでしょうか?
これはマーケットにとって非常に恐怖です。
もし短期金利が9%に上がったらあらゆるマーケットが大幅に調整することは免れないでしょう。
なんとなく世の中みんなが、
「そろそろインフレ止まるんちゃうの?いや止まってくれないと困る(涙」
と希望的観測で予測をしている感じがするのですが・・・
いや違いますね、世界中の頭のいい人があらゆるデータで予測をしているのでそんなはずがありません。
金利は3%台あたりまで上がればインフレは止まってくれるはずです。
最近、石油もはじめとしたコモディティー価格が下落しているので今後インフレ率が下がっていく可能性も十分あります。
しかし、もし下がらなかったら・・・・
結局インフレ高いから公定歩合もインフレ並みに上げないと止まらないでないの?
そう考えると米株とか高過ぎますね。
金利が5-8%になると米株とか半分以下まで調整するでしょうね。
世界の株は半分ぐらいまで調整するのは覚悟しましょう。— cub/ギグワークおじさん (@cub_nomad) July 14, 2022
大幅調整も受け入れないといけなさそうですね(涙
まとめ
米国のインフレ率が高止まりでドル高が進んでいますが、明らかにドルバブルな気がします。
反対にドル以外の国の株や債券の利回りが上昇しています。
個人的にはさよならドル資産、こんにちは非ドル資産って感じでドル以外の世界中の株や債券を買っていきたいと思います。
ユーロも円も新興国も割安株が溢れてきている気がするのですがいかがでしょうか。
それでは。