日本の二大セミリタイア拠点となりつつある大阪と大分杵築市。
国内拠点にするならどっちがいいのか比べてみました。
- それではどうぞ。
二大拠点・大阪と杵築市
大分・杵築市の家賃の安さは4・5年前から言われていました。
しかし、ここに来て実際に移住する人が増えて俄然注目を浴びています。
杵築市でセミリタイアをしている人々
杵築市開拓セミリタイア民と言えばよよよさん。
杵築市で月5万円前後の生活をしていてほぼアーリーリタイアをしています。
28歳900万円でセミリタイアしたひこすけさん。
20代でセミリタイヤという生き方を知って選択をしたなんて羨ましいですわ。
私なんて貯金始めたの30歳に入ってからですもん。
素晴らしい。
そして身近な知人のハンチングさん
月5万円以下で生活できるのはよよよさんの特殊事例かと思われていましたが、ハンチングさんも基礎生活費だけなら
5万円台で可能とブログで書いています。
本人が言うには
杵築市はタイ・チェンマイを超える世界一コスパの良い街だそうです。
決して過疎地というわけでもなく電動チャリの範囲内でそれなりの商業施設があるようです。
予想以上に良さそうな杵築市。
なんだかこの街は自然発生的なセミリタイア民が集まる街として注目されそう。
生活費シミュレーション
大阪と杵築市の最低限の基礎生活費を比べてみました。
項目 | 杵築市 | 大阪市 |
家賃 | 10,000 | 30,000 |
水道光熱費 | 10,000 | 10,000 |
交通費 | 0 | 0 |
通信費 | 3,278 | 3,278 |
食費 | 25,000 | 25,000 |
日用品 | 5,000 | 5,000 |
その他 | 5,000 | 5,000 |
合計 | 58,278 | 78,278 |
家賃は杵築市は1万円・大阪は3万円としました。
大阪は北部や西成周辺を探せばもっと安いところがあると思います。
水道光熱費はどちらも同じ一万円としました。ここは減らせる人はもっと減らせると思います。
交通費は0円で計算。どちらも電動チャリの利用を想定しています。電動チャリ費10万円は別途必要。
通信費はどちらも楽天モバイルを利用。
なんと!杵築市は楽天モバイルが通じるそうです。これはポイント高いですね。
食費はどちらも25,000円。これも完全自炊などすればもっと下げることができる人もいると思います。
雑費・その他に1万円としました。
結局、家賃代の違いのみとなりました。
もっとがっちり節約できる人は杵築市なら5万円以下の生活が十分可能な気がします。
杵築市およそ6万円、大阪8万円。
大阪でも年間100万円ほどで生活できてしまいます。
どちらが拠点としていいのか?
大阪のメリット
大阪の場合は大都市になるので副業として稼ぎやすいことが挙げられます。
セミリタイア生活・・・特に収支均衡型セミリタイアをしている人にはうってつけです。
少ない資産でセミリタイアをしたい人にはお勧めできます。
杵築市のメリット
反対に杵築市は大阪に比べたら副業できる場所が少ないと思うのでネットの収入のある人、資産がある程度あるアーリーリタイア向けかと思います。
都会が苦手で田舎でのんびりしたい人もいいと思います。
また海外をメインでセミリタイアをする人の国内の住所の置き場所として家賃の安い杵築市は最高ですね。
海外に限らず国内旅行や移動が多い人は住所場所として杵築市に置いておくメリットはとても大きいと思います。
大阪・杵築市のデメリット
それぞれのメリットをより感じる方に住めばいいと思うのでデメリットはあまりないかと思います。
特に杵築市は事前に感じていたネット環境の不安や日常生活の不便さが予想以上にあまりないので、思っていたよりいいかもしれませんね。
国内拠点どちらばいい?
私はメインを海外にしているので、それを前提にして話すと。
国内にずっと住所を置いておきたいのなら杵築市。
一時的に住所を置くのでも構わないのなら、安宿や月極ホテルの多い大阪。
また収入がある程度欲しいと思っている人は大阪。
こんな感じになると思います。
海外をメインにして時々日本に戻る生活をしていきたいので私は大阪の方がいいかな。
ただし・・・
俄然注目を浴びているのは杵築市です。
地方活性化はセミリタイア人を誘致とか面白そう。
大分・杵築市は現にそうなりつつある。 https://t.co/9YJTWO3gTT— 低予算で海外セミリタイアを楽しむ会 (@cub_nomad) September 8, 2021
今後地方は衰退を免れないのだから、セミリタイア民を誘致するなど尖った政策してみたらどうですか?
まとめ
今回改めて思ったのは、大阪と杵築市が間違いなく日本の二大セミリタイアの拠点地として注目を浴びていくだろということです。
杵築市は結構の人がこっそりと移住をしているのかもしれません。
生活コストを劇的に下げればセミリタイアに近くなります。
また少ない資金で生活できることはそれだけ少ない稼ぎで生きていけることになります。
コロナ禍に限らず生きていく間に色々なリスクが生じる可能性も十分あります。
その最大のリスクヘッジとして低コストな生活環境が整えることができる街を知っていることは必要なことだと思っています。
今回は日本の二大セミリタイヤ拠点となる大阪と杵築市を比べてみました。
コメント
大阪の試算ありがとうございます
僕は持ち家でローンが月36000円をきっています
もちろん修繕費などはかかりますが、生活費を落とせれば充分にセミリタイアが可能で嬉しいです
by れくいの 2021年9月11日 13:50
大阪はやっぱりいいですね。
コメントありがとうございます。
by cub 2021年9月13日 16:41
突然の御連絡失礼いたします。ダイヤモンド社の総合マネー誌『ダイヤモンド・ザイ』の河野と申します。
ただいま弊誌にてFIREをテーマとした特集記事を制作しておりまして、ぜひcub様に取材させて頂けないかと思い、御連絡差し上げる次第です。
詳細をメール等でお伝えしたうえで、可否を御検討頂ければと存じますが、
一度ご連絡を頂戴できれば幸甚です。
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社ダイヤモンド社 ダイヤモンド・ザイ編集部 担当・河野拓郎
by 河野拓郎 2021年9月13日 11:24
杵築市はプロパンガス
大阪は都市ガス
ここ大事よ
by 匿名 2021年9月16日 14:02
ガスなし契約がプロセミリタイア民の常識のようです。
コメントありがとうございます。
by cub 2021年9月16日 14:14