2024/09/14
進撃の巨人が面白すぎてネットフリックスを契約したcubです。
ネットフリックスいいですね。進撃の巨人だけでなくオリジナルドラマも面白いです。
そんな中、台湾株の進撃も止まりません。
過去の最高値も更新していき未踏の域に達しています。
今回は久しぶりに台湾 ETFについての記事です。
それではどうぞ
台湾 加権指数16000ポイントへ
台湾の代表的指数、加権指数が1月21日場中ですが16000ポイントを突破しています。
止まるところを知らない上昇です。
この上昇の原動力となっているのが半導体立国台湾としての地位です。
世界になくてはならない企業が台湾に沢山ありコロナ禍でも業績好調な企業が続出。
その中でも台湾株・・・いや世界の株式の中でもモンスター級の巨大企業へとなったのが
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング、TSMCこと台積電です。
台積電の拠点は台湾新竹市にあり、そのおかげでこの地域は台湾で最も所得の高い地区となっています。
時価総額が台湾のGDPと同じ
この台積電がいかに大きな企業かというと時価総額が米ドルでおよそ6000億ドル・日本円で61兆9,000億円。
世界ランキングでもトップ10に入る巨大企業となりました。
多分Facebookやテスラといい勝負ではないかと思います。ランキング7位以内に入ってますね。
台湾のGDPがドル建てでおよそ6,300億ドルなので、一企業の時価総額とその国のGDPが同じという存在感の大きさです。
ちなみに日本で一番大きな時価総額の企業はトヨタでおよそ2400億ドル・日本円で25兆2500億円ともう届かないところまで台湾株は行ってしまっていますw
TSMSの株価も10年で10倍とテンバーカーになっています。
台湾バフェット指数240%
台湾株の時価総額と台湾のGDPを割ると245%となっています。
台湾は元々時価総額がGDPに比べて大きな国でバフェット指数が180%を超えると割高と言われていました。
それを超える高値となっています。
ただし私はこれで台湾株は高いと思っていません。
第一に台湾の半導体企業は米中摩擦の恩恵で捌き切れないほどの受注を抱えていること。
割安な高配当株がまだ多いこと・・・これは日本株と同じです。
世界的な企業もありながら割安な高配当株もある。
西側の一員でありながら中華の顔もあり強かに中華圏でも儲ける貪欲さがある。
これが台湾株の魅力であり強さです。
0050 元大台灣50ETFの半分がTSMC
台湾で最も時価総額が大きいETFに0050 元大台灣50があります。
これは時価総額の大きい上位50社に時価総額ベースに投資をするETFなのですが、TSMCが巨大になり過ぎてETFのおよそ半分を占めています。
台湾では台積電+元大台灣49と言われています。
これは米国でGAFMA +S&P495と言われているのと同じですね。
ETFの構成比率
台積電の比率が49.2%となっています。このデータは12月31日のもので、一ヶ月ごとに更新されるので一月のデータでは50%超えている可能性があります。
新興国では銀行の比率が高いことが多いのですが、台湾はハイテクの比率が高いのが特徴です。
半導体で60%の比率となっています。台積電一社で50%近くあるので当たり前と言えばそうなるのですが・・
ETF元大台灣50は日本から購入することができません。
日本で購入可能な台湾ETFはEWT iシェアーズ MSCI 台湾ETFがあります。
こちらのETFでは台積電の割合が25%で80社ほどに投資をしていて元大台灣50より分散されています。
元大台灣50
iシェアーズ MSCI 台湾ETF
しかし過去のリターンはTSMCの組み入れ比率の高い元大台灣50の方が高いです。
台積電の比率が高いおけげでリターンが高かったのですが、この辺は難しいですね。
過去20年のリターンも悪くない台湾
長期のリターンも悪くないのが台湾市場の特徴です。
過去リターン
MSCI台湾指数の円建てリターン
S&P500の円建てリターン
TOIPXのリターン
過去20年のリターンは米国S&Pより2%も上回っています。
いかに高いリターンか理解できると思います。
20年の平均年間リターンが9%となっています。
まとめ ハイテク&中国株として魅力な台湾株
台湾か株の魅力は
- 高い配当利回り
- ハイテク企業群
- 中国株としての一面
この3つがあると思います。
中国株にはちょっという人にも中国市場の恩恵を受ける台湾株へ投資も悪くないと思います。
そして世界的なハイテク企業があり利回りの高い企業も盛り沢山なのが台湾株も魅力なのです。
今後も台湾株やETFへは投資を続けていくので投資結果もブログで紹介していきますのでお楽しみに。
それではまた!