下落を続ける中国株の定点観測に便利なETFを紹介したいと思います。
中国不動産バブル崩壊チェックに便利なETFの紹介記事はこちら
それではどうぞ
暴落を続ける中国株
年初に入っても暴落を続ける中国香港株。
香港株は19年ぶり安値になろうとしています。
Chinese stocks in Hong Kong are inches away from falling to their lowest level in 19 years pic.twitter.com/UvNKhix0Og
— Rebecca Choong Wilkins 钟碧琪 (@RChoongWilkins) January 22, 2024
香港の時価総額がインドに抜かれる。
#India’s stock market has overtaken Hong Kong’s for the 1st time in another feat for the South Asian nation whose growth prospects & policy reforms have made it an investor darling. (BBG) pic.twitter.com/RwIKajg62W
— Holger Zschaepitz (@Schuldensuehner) January 23, 2024
中国版失われた20年が始まろうとしています、
流石に中国政府も危機感を覚えたのか、株価対策を始める模様。
中国が株式市場の下支え策を検討、2780億ドル規模-関係者 https://t.co/OmMCXzu8M4
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) January 23, 2024
2780億ドル日本円で41兆円の株価対策を検討と発表。
これで底を打つのか私にはわかりませんが、今後定期的に中国香港市場はチェックしていきたいところ。
香港中国株の代表的なETF
香港中国株を代表するETFをチェックすることで、その国株価水準などを割と簡単にチェックできるようになりました。
今回は中国と香港のETFを紹介したいと思います。
中国・香港の株式市場がどうなっているか参考にしてください。
証券番号 | ETF名 | 概要 | 株価(香港ドル) | 配当利回り(%) |
02800 | 盈富基金 | 香港市場の時価総額上位100銘柄の指数 | 15.7 | 4.2 |
02822 | 南方A50 | 上海と深圳の時価総額上位50社のインデックス指数 | 10.7 | 3.5 |
03188 | 華夏滬深三百 | 上海と深圳の時価総額上位300社のインデックス指数 | 36 | 1.35 |
03110 | GX恆生高股息率 | ハンセン指数銘柄の高配当株30社 | 18.4 | 7.3 |
03143 | 華夏香港銀行 | 銀行株のインデックス指数 | 6.1 | 6.23 |
香港版日経225であるハンセン株式ETFの利回りが4%、高配当株ETFが7%台と利回りが高くなっています。
通常の国ならかなり割安感がありますが、政治リスクがある中国ではもう一度の割安感がないと誰も買わないのかもしれません。
定期的に香港中国株のETFをチェックして株価判断をしてみるのもいいと思います。
私はインデックス投資の国別割合と台湾の証券口座で中国株と香港株を全資産の7%ほど保有しています。
新興国株へ投資をしているので中国株を排除できないのでこのまま投資を続けていきます。
まとめ
普通に考えればかなり割安感の出てきた中国香港株ですが政治リスクを入れると、リスクプレミアムがもっとないと投資できないのかもしれません。
時々、中国株をチェックするのにETFは本当に便利なので活用して行くつもりです。
中国株にについては台湾株と同様、時々ブログで記事にしていきますのでよろしくお願いします。
コメント
こんにちわ。
インド株の時価総額が大きくなってきた割には
3地域均等オルカンの中のインドの割合が増えないですね。
時間差があるのかもしれません。
by かず 2024年1月24日 15:42
影響ないように徐々に組み換えると思うので来年以降でしょうね。
インドは新興国株式の中で20%ぐらいなりそうな気がする。
コメントありがとうございます。
by cub 2024年1月24日 16:00
2780億ドル日本円で41兆円の株価対策ってアレですね・・。
cubさんは覚えていらっしゃるかも知れませんが、日本の90年代にPKO (プライス・キーピング・オペレーション)って言うのをやったんですよ。PKOというと同名の平和維持活動と誤解されることが多いので、「株価PKO」と呼んで呼び方を別けたりします。
「株価PKO」は具体的には「株価維持政策」と呼ばれる政策で、政府が公的資金を利用して行われる株価を下支えする政策のことです。こんなの本質解ではないから市場に見透かされてまた売り込まれるだけでしょうね。昔の日本と同じならそうなるはずです。
結構、今の中国って不動産バブル崩壊、若者の就職氷河期、金融不安、巨額の不良債権、そして今回の株価PKO、更に「専業子供」というフレーズ・・。この専業子供というフレーズで思い出したのは、日本の「パラサイトシングル(90年代に山田助教授により提唱された造語)」という言葉です。これも氷河期にはやりませんでしたっけ。
後、人口減少と団塊の世代の大量退職、年金支給年齢の引き上げ議論・・全部、日本の90年代の世相と議論そのままですね。これってその後どうなるか予想しやすいです。日本の30年前そのままですから。この道はいつか来た道ですね。
ちなみに、私の中国株はアリババという会社の株を14万(13株)ほど持っていて、大体、11万ほど損を出しています。比率でいうと単体ー44%です。中国株は投信を含めてこれしか持っていません。私が持っている株で最大の含み損株がこれです。かなり有名な会社ですし、私的には大体、この会社の株価が元に戻らない限り、中国株の浮上自体がないと個人的には思っています。
by 訪問者 2024年1月24日 18:25
やってることが過去の日本とそっくりなのでしばらく停滞するでしょうね。
個人的な唯一の希望は習近平の年齢が70歳ってことで政権交代の可能性ぐらいかなと思います。
個別株みると安いと思うんですけどねー。
自分はインデックス投資の範囲内のみ投資をして行く予定です。
コメントありがとうございます。
by cub 2024年1月25日 11:51
目録が本日、更新されてました。
(インド投信は手数料高いため乗り換え中。購入の際に読みました。)
新興国の中で、中国に続き、2位になってました。
by かず 2024年1月25日 10:31
昔に比べて新興国株インデックスが中国一辺倒でなくなってきているので、そろそろ上昇するかな?
インド・台湾・韓国・ブラジル・メキシコ辺りは上昇しているので・・・
コメントありがとうございます。
by cub 2024年1月25日 11:53
りょーかいです。
by cub 2024年1月25日 11:53
本日、目録が変わっていました。
新興国の中で、中国に続き、2位になってました。
(コメント、重複してましたら、すみません。無視してください)
by かず 2024年1月25日 10:34