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【積立NISAの概要】積立NISAで購入できる投資信託は50本?積立NISAの概要とメリット・デメリットについて。

[記事公開日]2017/04/08
[最終更新日]2018/04/09

【積立NISAの概要】積立NISAで購入できる投資信託は50本?積立NISAの概要とメリット・デメリットについて。

金融庁が一般投資家を招いて積立NISAの説明会を行ったとのことで、ハンチングたくまさん@takumahantinguが同行され最新の積立NISAの情報をアップされています。

是非、一読してください。

ブログ インデックス投資トラベラー より

次第に明らかになってきた積立NISAの動向について記事にします。

2018年から大きく変わるNISA制度

20014年1月から始まったNISA制度(少額投資非課税制度)、2016年1月よる投資金額の上限が100万円から120万円up、ジュニアNISAが同時期に始まりました。

そして2018年1月より年間40万円、20年に渡る(2018年〜2037年)積立が可能な新しいNISA制度が開始、より詳しい情報が金融庁から出てきました。

新しく出てきた積立NISAの特徴

この積立NISA制度、金融庁が個人の資産形成に利用できる制度に本気に考えているようで個人投資家のリテラシー向上も狙って細かく規定を決めるようです。(この辺は賛否両論ですが)

その1.現行制度は継続されるが、積立NISAを選んだ場合は現行NISA口座はロールオーバー不可。

積立NISA口座を選んだ場合、現在のNISA口座は5年で終了、一度出来るロールオーバー不可とのようです。

私はロール・オーバー認めても良いと思うのですが、どうやら現在はダメのようです。

その2,一括投資は不可、毎月積立方式しか認めない?

どうやら年度初めに一括40万円を投資するのは認められないようです。

これには少し不満ですね。iDecoは2018年より一括投資が認められるようですが、金融庁の見解は個人が貯金のように毎月コツコツ積立投資を行う「長期・分散・積立」を制度面から進めていくとのこと。

知ってのとおり40万円を12で割ると33,333円と割り切れないのですが、完全定額積立ではなくてもいいのかもいしれませんが、この辺はまだはっきりしていないようです。

厳しい積立NISAで購入可能な金融商品

特に驚くのが購入可能な金融商品です。

インデックス投信・アクティブ投信・ETFそれぞれ基準があるのですが、これがかなり厳しい基準。

特にアクティブ投資に限っては基準クリアーをしている商品は現在でも5本ほどしかないとのことです。

インデックス投信でさえ50本ほど。

(投資信託の総数は日本で5000本とのこと)

実質インデックス投信オンリーになるようです。

詳しい基準はハンチングさんのブログで確認してください。

手数料などの厳しい上限規制だけでなく基本的に株式投信orETFのみ可能、債券やコモディティーのみの投信は不可のようです。REITのみのインデックス投信がダメなのだろうか?新興国債券投信もダメ?

ただ株式が含まれている投資信託は大丈夫のようです。

実質、株式投信or一部ETFのみ購入可能になりそうです。

 現行NISA積立NISA
年間積立額120万円40万円
ロール・オーバー可能か?可能だが、積立NISAを選択した場合不可。不可。
投資商品個別株式、投資信託、ETF金融庁の基準をクリアーした株式を含む投資信託、ETF
資金の途中引き出しいつでも可能だが投資総額は年間の上限まで。

積立NISAのメリット・デメリットについて

あくまで株式投資ではなく資産形成をしたい人が利用する制度だと思います。

個別株を買いたい人、信用取引やレバレッジをした投資をしたい人は特定口座。

年間の積立額、購入したい商品が積立NISAで購入できない人は現行NISA。

最大のデメリットは制度が複雑になり、それなりの知識を前提としないとハードルが高いような気がします。

気軽さがないですね。

個人的には個人向け国債の購入やiDeco制度のように貯金も含めてもいいんじゃないかと思う。

最初は株式投資をするつもりがなく、貯金として積立NISaを利用していたが、後からインデックス投資などに興味が出てきて株式投信などに積立を開始する人もいると思う。

まだ、細かい制度は変更がありそうなので、決定ではないようですから変更もあると思います。

最終的に5年後か10年後に制度変更して期限なしの恒久化していると思いますが・・・・

個人的な意見。

ずばり、積立NISAは制度として広がるか?と言われれば、私は正直難しいと思います。

NISAやiDeco制度が普及するには世界中の株式に広く分散投資をするという考え方がないと難しいと考えています。

株式投資でリターンを上げるには日本の株式投資だけでは少なくとも過去四半世紀には難しく日本人の中で成功体験が少ない。

私は日本人がなぜ株式投資をアメリカ人よりしないのかについての理由はシンプルで、日本の株式市場では儲かる人が少なかったからだと思っています。

ですから、お金を世界に投資をするっていう考えはとても大切です。

簡単なことですが知識として知っている人は実際は凄く少ないと思っています。

iDeco制度を今年から誰でも入れるようになりましたが、急激に増えることはなくゆっくりと増えているようですから積立NISAも少しずつ普及していくのではないかと考えています。

ブログ主はどうするのか?

実は私自身、現行のNISA制度をフル活用していませんでした。積立資金が少なく(まぁ収入が少ないのですが)iDeCo口座、確定拠出年金口座に積立るだけで精一杯でした。

来年から始まる積立NISAはフル活用していくつもりです。

購入する投資信託もある程度決めています。

ifreeの8資産バランスファンドに投資をしていく予定です。

来年からコツコツ積立を行うと20年後がちょうど65歳になるころです、積立期間も丁度良いくらいです。

個人の資産形成には積立NISAとiDeCoの2つの制度をフル活用していこう。

積立NISAの年間積立額40万円は少ないと言う方がいますが、私はこれでも十分だと思います。

年間40万円・・・月にしておよそ33,000円

これに個人型確定拠出年金制度を利用すれば(厚生年金のみの会社員で月23,000円、国民年金のみの方で68,000円まで可能)

会社員でも56,000円〜とこれを20年に渡ってコツコツ続けられる方がどれだけいるでしょうか?

私は月収20万円で積立5万円を行うことが可能なら十分フリーな生き方やセミリタイアも可能だと考えています。

そういう意味で言えば積立NISAはセミリタイア志向&フリーランスにぴったりだと思います。

無理にリスクの高い商品など購入しなくても資産形成は十分可能だと私は考えています。

私は積立NISAも確定拠出年金もSBI証券で行う予定です。

個人型確定拠出年金(iDeCo)口座を開くなら次の2社がオススメです

オススメの確定拠出年金口座はこちらの記事を参考にしてください

ネット証券と同様にネット銀行を利用していな方はこの機会に口座を開いてはどうでしょうか?

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投資の基本を学ぶのにぴったりな本はこちらです。

私が利用している口座や金融サービスはこちらを参考に

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