2024/09/14
2月4日に花蓮地震が起こり人的被害だけでなく観光被害も起きたと言われる台湾東部の中心都市「花蓮」。
花蓮を応援に行こうとか花蓮の為にという訳ではないのですが、気候も丁度いい4月の下旬頃に久しぶりに花蓮に行こうと考えています。
個人的には台中に住む予定がなければ花蓮に住もうと考えていました。
花蓮駅を降りると目の前に3,000m級の山脈が連なり、近くに海あり、そして太魯閣国立公園は一度は見るべき台湾の観光資源だと思っています。
それでいて街はコンパクトで物価も安くい、先住民族の沢山いて女の子が可愛いwと個人的にはかなりオススメの街です。
二週間ほど滞在してとても気に入った街でした。
参考記事
今回は台北・台中から花蓮へどのような行きかたがあるか紹介したいと思います。
台中から花蓮は意外と遠い
台湾西武の中心にある台中から東部中心にある花蓮の距離ですが地図をパッと見るととても近くに感じると思います。
移動も西から東へまっすぐ進めばすぐ着くように思いますが、実はそうではありません。
台湾の中心部には3,000m級の富士山並の山脈が連なり移動が容易ではありません。昔は台中から山を超えるバスが走っていたとの話もありますが現在はバスは走っていないようです。(これも地震で道が塞がれそのまま開発をしないで自然のままにすると話を聞きました)
その為、移動は台湾を北上してぐるっと回る方法で移動します。台中は丁度反対なのでかなり大回りです。
ちょっと大変ですよね。
移動方法は大きく分けて二つ
- 台湾鉄道
- 飛行機
の二つの方法があります。
西側の都市から花蓮まで直接行くバスは現在出ていません。途中までバスで行き、その後台湾鉄道に乗り換える方法もありますが、面倒な移動方法なので今回は簡単な鉄道と飛行機のでの行きかたを紹介します。
時間短縮をしたい方は飛行機がオススメ
台北からは
台北松山空港から花蓮空港 時間は50分ほど
ユニー・エア(エバー航空の子会社)が毎日運行。
台中からは
台中空港から花蓮空港 時間は1時間ほど
マンダリン・エアー(チャイナ・エア・ラインの子会社)が週三便(水曜・金曜・日曜)運行しています。。
値段は時期によって違いますが、大体片道5,000円〜1万円。
特に台中からのチケットは便数が少ない上に意外に高いです。片道8,000円以上することがザラです。
台湾国内線で一番高い路線が花蓮線じゃないかなぁ・・・と花蓮行くぐらいならポンフーや金門行った方がよくない?と突っ込みたくなります。
そんな感じのイマイチな空港を利用して花蓮に行く方法の紹介でした。早いんですけどね。
もう一つが台湾鉄道で行く方法。値段は半分以下しかし時間は三倍以上かかりますが、こっちの方が楽しいです。
鉄道を利用して花蓮へ行く方法
台湾鉄道の種類
- 普悠馬(特急)
- 太魯閣(特急)
- 自強號(急行)
- 莒光號(準急)
- 區間車(普通)
台湾の鉄道の種類は大きく分けて次の5つになります。【】内は日本に当てはめるとこんな感じかなと。
オススメは
- 普悠馬(特急)
- 太魯閣(特急)
太魯閣(特急)
普悠馬(特急)
違いは列車の顔が赤い色が普悠馬號、また台北発を太魯閣號それ以外は普悠馬號と呼ぶらしいです。(でも実際は台北以外から出ているいても太魯閣と呼んでいるので本当の違いは見た目だけかも)
発音は普悠馬は(Puyoma)太魯閣(Taruko)と言います。
台中から乗る特急車は普悠馬號になります。
台中から花蓮への移動時間と料金
公式サイト
日本語にも表示ができるのでとても見やすいサイトです。
料金
料金 | 時間 | |
普悠瑪 | 815元 (3,000円) | 4時間 |
自強 | 815元 (3,000円) | 5時間 |
莒光 (南回り) | 905元 (3,250円) | 8時間30分 |
準急の莒光號のみ南回り路線を走っています。時間にして8時間半ほど。
普悠馬號は(Puyoma)は4時間・急行になる自強號は5時間ほどです。
実は台湾は特急と急行の値段が一緒です。台中からは815元、日本円で3,000円ほどの値段になります。
1台湾ドル3.6円で計算。
また台中から花蓮へ行く列車は上記しかなく普悠馬號の当日はほぼ購入できません(人気があるため)予約が必要となります。
台北から花蓮への移動時間と料金
台北初の太魯閣(Taruko)は台中とは比べ物にならないぐらい沢山出ています。
同じ平日ですがこんなにも本数が違います、ですからどうしても台湾の特急に乗りたい方は台北まで行って乗り換えをするのが確実に当日席が取れると思います。
(正直言いますが、乗り心地は自強も普悠馬も太魯閣も変わらないです、同じです。違うのは時間ぐらいです)
料金
料金 | 時間 | |
太魯閣 | 440元 (1600円) | 2時間 |
普悠瑪 | 440元 (1600円) | 2時間 |
自強 | 440元 (1600円) | 3時間 |
莒光 | 340元 (1,200円) | 3時間〜4時間 |
莒光 (南回り) | 1193元 (4,300円) | 10時間 |
區間快 | 283元 (1,000円) | 3時間15分 |
値段が1,000円〜1,600円ほどの料金です。
區間快とありますが、區間は日本でいう鈍行、各駅停車の列車になります。ただし快と書いているのでこの列車は違うのでしょうが・・・値段は一番安いですね。日本円で1,000円で花蓮へ行けるのは安いと思います。
切符の購入方法と注意点
最大の注意点は料金が同じ特急である普悠馬(Puyoma)太魯閣(Taruko)と急行の自強ですが自強は座席指定券がなくても乗れますが(悠遊カードでそのまま乗ることが可能、座ることはできないが)普悠馬(Puyoma)太魯閣(Taruko)は必ず座席指定券がないと乗れません。勝手に乗ると注意されるので(実際は罰金が取られる)普悠馬(Puyoma)太魯閣(Taruko)は必ず切符を購入して乗ると覚えておきましょう。
当日切符を購入
当日切符を購入する場合で一番簡単な方法は窓口で行きたい駅名と時間や列車の機種名など書いて渡すのが一番簡単だと多います。
例えば
「3月30日・花蓮・太魯閣」とか「30日・花蓮」「30日・花蓮・10點以後」など(點は中国語で時です)
予約の場合は大きく分けて3つ
- 駅の窓口予約
- コンビニの台湾のロッピーのような機会で予約
- ネット予約
私は今まで鉄道の切符の予約をしたことがないので、今回やってみることにします。
(駅の窓口予約だと思いますがまた追加記事を書きます)
まとめ
いかがでしょうが、台北・台中から花蓮への行きかた。
個人的には台湾の鉄道は乗り換えも少なく一本で花蓮まで行けるので鉄道の旅をオススメします。
台湾の街の風景や東部の自然をボーと眺めながらの鉄道の旅が台湾は一番楽しいと思います。
在来線の居心地の良さは正直、日本以上だと思いますよ。
何より楽でいいですね。台湾の鉄道は
それでは!
中国本土のホテル予約は中国の予約サイトが数も豊富で確実です。
よりお得な価格を探すならホテル予約サイトを横断して検索するトリバゴが便利です。
ポンタポイントの消化と頻繁に割引クーポンキャンペーンを行うじゃらんも利用しています。
航空チケットは結局いつもここです。