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【海外医療費】海外旅行保険の事故率からお得なクレジットカードを紹介します。

[記事公開日]2017/01/09
[最終更新日]2018/04/07

【海外医療費】海外旅行保険の事故率からお得なクレジットカードを紹介します。

海外で長期滞在する不安の一つに病気や怪我があると思います。

最近はツイートでこんなものが話題になりました。

海外で大病や大けがして数千万円の治療費が請求されたら、そこで人生が摘んでしまいますね。

そんなリスクの高いこと・・・海外生活なんて止めておこう。

確かに海外での病気はリスクがあります。

しかし、そのリスク実際にはどのくらいあるか知っていますか?

今回は海外医療費とその対策としておすすめのクレジットカードを紹介します。

海外での事故発生率は全体の3.6%

データ元はジェイアイ損害火災保険会社から 2015年のデータです。

28人に一人が何らかも事故にあっていることになります。これだけ見ると何だか凄く多く感じて不安になりますね。

治療・救援費用と携行品損害で全体の8割以上

保険事故の割合は

  1. 治療・救援費用 49%
  2. 携行品損害 32.5%
  3. 旅行事故緊急費用 13.9%

保険請求の8割が治療・救援費用と携行品損害となっています。

病気やけが、旅行中に所有していた物の破損などが事故のほとんどとなります。

反対に言えば、海外保険で必要な補償は

治療・救援費用と携行品損害

この2つについて主に保険を掛ければいいと思います。

高額な治療費について

  • 2015年は1,000万円以上の高額な治療・救援費用保険金支払額件数は11件
  • 同様に300万円以上の支払い件数は77件
  • 支払い年齢者のほぼ半数は65歳以上

1000万円以上の高額支払いのトップ5が紹介されていますが、すべて米国となっています。

最高支払額は2,347万円

しかしトップ5すべてが65歳以上の高齢者となっています。

そして注意することは

300万円以上の高額支払いは必ずしも米国に限ったことではないこと、ほぼ世界中に偏りなく支払いがある。

米国だけが特別高いわけではありません。

しかし、300万円以上1,000万円未満の高額支払い件数は77件のみです。

全体の保険加入者数は載っていないので正確な事故件数の率はわからないのですが、意外に少ないと思いませんか?

多分、数十万件の加入者数はあると思います。

保険料と保険金の支払いを見ると

2014年度 が公表されています。

2014(平成26)年度 損害保険料率算出機構統計集

第5部傷害保険 第8表 海外旅行傷害保険 統計表より

保険収入が336億円

保険の支払いが177億円

海外保険もやはり、国内の医療保険などと同様に保険料の受け取り額が支払額のほぼ半分となっています。

ここでも保険会社がかなり儲かる仕組みになっています。

保険会社が儲かるから加入する必要はないと言えないのが悩ましいのですが、海外保険事故件数などを見ると私は民間の海外保険に入る必要は得にないと思います。

もちろん無保険でいいわけではありません。

クレジットカードの付帯保険が500万円ぐらいあれば十分だと考えています。

cub流おすすめのクレジットカードの付帯保険の使い方

保険は傷害治療費用・疾病治療費用・携行品損害の3つに注目すれば良い。

海外事故の8割はこの2つの保険事故で占められています。

カード会社はなぜかこの部分の多さは宣伝しないで必ずと言っていいほど死亡保険1億円などと宣伝する。

カード会社もこの部分はあまり儲からないのだろう。

複数枚のクレジットカードを所有していると付帯保険の保険支払いは死亡・傷害補償以外はすべて合算される。

死亡・傷害補償費は多い方の補償額が補償される。

例えば私が所有している楽天プレミアムカードとリクルートカードプラスを例にすると。

2つのクレカを所有していた場合

補償内容リクリートカード楽天プレミアムカード 合計
死亡・傷害補償2,000万最高5,000万
(自動付帯4,000万+ご利用条件1,000万)  
最高5,000万円
傷害・疾病補償100万300万400万
補償責任2,000万3,000万5,000万
携帯品損害補償20万最高50万
(自動付帯30万+ご利用条件20万)
最高70万
救援者費用100万200万300万
自動付帯or利用付帯利用付帯自動付帯
キャッシュレス可能か可能可能
引受保険会社日本興亜損害保険三井住友海上保険

一番重要な保険支払い項目である。

傷害・疾病補償

楽天プレミアムカードが300万円、リクルートカードプラスが100万円となっていますが、この2つは合計額まで利用することが可能です。つまり400万円まで。

注意点は自動付帯保険と利用付帯保険

カードの保険にはクレジットカードを所有しているだけで保険サービスを受けられる自動付帯保険と旅行費や交通費を支払った日から保険支払い義務になる利用付帯保険の二種があります。

どちらが良いかはケースバイケースですが利用付帯カードでLCCのチケット代を支払って保険料を合計させる。

または自動保険の保険期間が切れる90日以降にあえて利用付帯保険のカードを使ってそこからカードの保険を有効にするなどの方法があります。

帰国すればリセットされそこから90日保険になる

カードの保険は90日のことが多いのですが、帰国すればリセットされ、そこから出国すればまた90日になります。

帰国後72時間はカードの保険が利用可能

以外に知られていないのが帰国後72時間まではカードの保険が利用できることです。

帰国後体調がすぐれない時はカード保険を使って医療費を節約しましょう。

カード保険利用に健康保険はなくても利用可能です。長期出国で住民票を抜いて健康保険のない方も問題なく利用できます。

年会費無料で付帯保険が充実しているクレジットカード

年会無料でありながら付帯保険が充実しているカードは

エポスカードとレックスカードLiteの2枚です。

  エポスカード レックスカードLite 合計
傷害治療費用 200万円 200万円 400万円
疾病治療費用 270万円 200万円 470万円
携行品損害 20万円 20万円 40万円
  自動付帯  自動付帯  

 

無料でありながら十分な保険料です。

ゴールドカードでおすすめなのは楽天プレミアムカード

私も所有してます、なんといってもプライオリティーパスがついていることと保険料もゴールドだけあって、無料保険にはない傷害・疾病補償が300万円ついていることです。

無料カードで高還元率でおすすめはリクルートカード

還元率2%のリクルートカードプラスは発行中止になりましたが、還元率1.2%の無料カードは現在も発行されています。

傷害・疾病補償は100万円とやや少ないのですが、最近は少ない利用付帯カードとなっています。

おすすめの組み合わせはこの3枚

国内で利用してポイントを貯める用にリクルートカード

海外旅行用に利用するのが 楽天プレミアムカードとエポスカードです。

3枚の保険料額

  エポスカード 楽天プレミアム リクルート 合計
傷害治療費用 200万円 300万円 100万円 600万円
疾病治療費用 270万円 300万円 100万円 670万円
携行品損害 20万円 最大50万円 20万円 90万円
  自動付帯  自動付帯  利用付帯  

 

仕事を辞めてフリーになるとなかなかクレジットカードを作ることが難しくなると思うので辞める前に是非、上記の記事を参考にクレジットカードを作ってください。

私はエポスカードを持っていないので仕事を辞める前に作っておくべきだったと思っています。

旅行保険もクレジットカードの保険が足りないと思ったら追加で加入すれば十分だと思います。

最初に旅行保険ありきではないと思います。

参考記事

クレジットカードを賢く利用してローコストライフをドンドン実践しましょう。

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