前回の記事は3年間の生活費に関してでした。
今回は3年間の資産運用でどれだけ資産が増えたのか報告します。
それではどうぞ
3年間の運用成績
海外から撤退した2020年3月から2023年3月までの間の資産高です。
2020年3月の資産運用記事はこちらです。
2023年3月の資産運用記事はこちら
3年間の運用成績
期間 | 評価額 |
---|---|
2020年3月 | 1,842万円 |
2023年3月 | 2,717万円 |
損益 | +875万円 |
3年間で875万円増えました。
この3年間は全く新規の追加投資をしていません。
3年間生活費の一部として75万円ほど資産から取り崩していました。
それでも900万円近く増えました。
年間290万円増えたことになります。
3月の暴落中にも投資
当時のTwitterでも呟いていたように、暴落の中、タバコ株や高配当株、高配当ETFなどに投資をしていました。
怖くなったら積立を止めるのも一つなどと言う人は本当に個人投資家の味方なのかね。
今こそしっかり積立を続けるべきですよ。— cub/低予算で海外セミリタイア (@cub_nomad) March 19, 2020
今こそ、イデコや積立NISAをやるべきですよ。
だって一ヶ月前と同じ商品が四割安で購入出来るんですよ。
それも世界最高の企業郡が。— cub/低予算で海外セミリタイア (@cub_nomad) March 19, 2020
私の積立投資の成績を
「たまたまリーマンショックの底で開始したから成績が良かっただけですよ」
と言っていた人がいたけど、そういう人は当然今から積立投資を開始しているんだろうな。
暴落の中で投資をするのがどれだけ難しいか分かったかな?
by リーマンショックおじさんより— cub/低予算で海外セミリタイア (@cub_nomad) March 19, 2020
当時の様子は2020年3月のブログ記事に書かれています。
3月の下落スピードがあまりにも早く、そして戻るのもあまりにも早くて思っていたほど買うことができませんでした。
特にREITを購入しようと考えていたのですが、3月末から急激に戻り始めて、その後押し目なしでスルスルと戻していく。
当時はもっと長い間停滞すると思ったのですが、その通りにならなかったですね。
また台湾株は一部売却してしまい、リターンを大幅に下げてしまいました。
タイミング投資は難しいです。
しかし大幅に下がっている時に追加購入ができたので、その後の回復時にリターンを改善することができました。
どちらにしろ、下手に売り買いするよりそのままガチホして黙って持ち続けた方が良かったと思います。
ファット(贅沢)FIREが見えてきた?
私の完全に働かなくても生活できる資産額の上限ラインは3,000万円です。
世にいうファットFIREです。
私はこのくらいあれば、もうセミリタイアではなくアーリーリタイアできるラインだと思っています。
セミリタイアのシミュレーションについてはこちらの記事を参考に
リタイアの種類
名称 | 定義 |
アーリリタイア | 全く稼がないで資産や不労所得のみで生活が可能。世間が考えるリタイアスタイル。 |
セミリタイア | 生活費の一部を収入と資産運用の取り崩しで行っていくスタイル。今後メインとなると思われるスタイル |
収支均衡型リタイア | 生活費は全て稼いでいくタイプ。資産は取崩すことなく運用を続けていく。 |
アーリーリタイアライン
年齢 | アーリリタイア | セミリタイア (月5万円稼ぐ) | 収支均衡型リタイア (月10万円稼ぐ) |
30歳 | 3,300万円 | 1,900万円 | 970万円 |
35歳 | 3,130万円 | 1,870万円 | 1,000万円 |
40歳 | 2,930万円 | 1,830万円 | 1,070万円 |
45歳 | 2,700万円 | 1,780万円 | 1,110万円 |
50歳 | 2,450万円 | 1,730万円 | 1,180万円 |
月10万円生活なら資産2,500万円あれば可能。
それにプラスして500万円・・・3000万円で安全ラインかなと考えています。
このペースだと二年後にアーリリタイアに届く?
運用しながらセミリタイアをする
ほとんどの人は資産額が目標額に達成してからセミリタイアをする前提の人が多いですが、実際はセミリタイア中も運用をする人がほとんどです。
セミリタイアをしました!株式などのリスク資産は全部売却して貯金のみにします、と言う人は少ないと思います。
私は2,000万円でセミリタイアをしましたが、ずっと少しずつ取り崩してきましたがお金は徐々に増えていきました。
これは米国のトリニティスタディで発表されて有名になった資産の4%ずつ取り崩して生活をすれば95%の確率で破綻しないと言うリールですが、この設定も実際の場合、かなりの割合で資産が減るどころか増えています。
私の場合、生活費は月10万円・年間120万円で生活費の25倍・3000万円が必要。
米国のこれらの研究には1929年の大暴落(80%の暴落)も含まれて計算されていて、この時期を除けばほとんど100%破綻しない。
セミリタイア後のお金の話についてはちょっとシビアすぎるのかもしれませんね。
実際は時々バイトしたり副業したりしてお金を稼ぐ人も多いので意外となんとかなる気がします。
私の場合は3000万円が資産運用の上限目標となっているので、仮にこのラインを突破したらもう副業もしねぇ(笑)
まとめ
この3年間と短い間にもコロナショック・ウクライナ紛争・世界的なインフレと歴史の教科書に載るであろう出来事が起こり、今も続いています。
そんな中でも運用を続けていれば資産額は少しずつ増えていくと言うことを理論ではなく実践で証明できていると思う。
ちょっと不況になったり株が下がると、
すぐ
大不況の始まりだの資本主義の終焉だの声高に叫ぶ人が多いのですが、
実際はゆっくりと富の拡大をしているのが資本主義のマーケットなのです。
目先の出来事に振り回されて本質を見失わないように気をつけていきたいですね。
またインデックス投資の有効性ですが、こちらも
「みんながインデックス投資をすれば市場の効率性が失われてしまう・・うんたらなんたら」
と言う意見も、先ほどのやれ暴落だの売れだの、変わらず情報に振り回されて短期売買する人が多くいるのを見るにつけ、人間の本質はそんなに変わらないものだなと、だからインデックス投資の有効性は今後も変わらないと思います。
そんな感じで寝てるだけでお金が増える投資法は今後も顕在でしょうw
3年間の引きこもりでもお金が増えた話でした。
コメント
コロナショックも3年前ですか 時の流れは早いですね
私もあの時買い下がってました
現金を10等分して少しずつ投入していきましたが
すぐに反発してしまい思ったほど買えなかったです
それでもああいった場面で投げずに買い向かっていく判断ができたのが
個人投資家として成長した証かなと思っています
投資歴24年のおっさんでした
by 元夜勤者 2023年4月5日 16:52
反発もスピードも速かったので追加購入難しかったですね。
それでもあの時冷静に購入できたことは次の経験に活かせつと思います。
コメントありがとうございました。
by cub 2023年4月5日 17:34