2024/09/14
2018年9月23日に香港〜深センまでの路線が開通して、香港からそのまま中国本土へ電車で行くことができるようになりました。
その名は「広深港高速鉄道(こうしんこうこうそくてつどう)」中国語名「廣深港高速鐵路」
なんと香港から深センまでたったの15分で着いてしまいました。
めちゃくちゃ早い高速鉄道です。
それではどうぞ
広深港高速鉄道レビュー
まずは香港からの乗り場「香港西九龍站」まで行かなくてはなりません。
香港西九龍站の場所
私は尖沙咀(チムサーチョイ)の重慶大廈から歩いて行きました。
当日は雨でした。
20分ぐらいで駅に着きました。雨でそれほど暑くなかったのでそれほど大変ではないのですが、晴れた暑いは歩くのは大変だと思います。実際はMTRに乗って「柯士甸駅」か「九龍駅」で降りれば地下を歩いて駅に行けます。
香港西九龍駅到着
大きなオーム状の建物が見えてきました。結構大きいです。
中はとにかく広いです。
飲食店などもあまりなく、それより平日の為か利用客がとても少なかったです。
少し拍子抜けしました。
時刻表
駅構内の地図
切符売り場は「深セン」「広州」行きの短距離列車とそれ以外の長距離列車向けに別れていました。
深セン・広州行きのチケット売り場
少し並んでいます。
隣は長距離列車向けの切符売り場。上海行きなどありましたから、香港から直通で上海まで行けることになります。
こっちはガラガラでした。
切符の購入方法
切符の購入方法は中国式です。必ず身分証の提示が必要です。(国境を超えるので当たり前ですが)
私の場合パスポートです。支払いは現金・クレジットカード・オクトパスカードでできます。
香港〜深セン・福田まで80香港ドル1100円ほどです。
切符は2等席です。名前とパスポート番号が記入されています。
このまま香港の出国手続きをして中国の入国手続きをします。
香港の出国手続きは自動改札式になっていてあっという間に終わりました。
中国側は出入国カードの記入と普通の入国手続きになります。
ただ人が少ないので深センの入国よりずっと早く終わりました。
中国式高速鉄道の乗り方
中国の高速鉄道はすぐにプラットホームに行くことができません。
時間までホームで待機しています。
この辺は空港の乗り場に似ています。
鉄道が来る10分ぐらい前にアナウンスがあり、それからホームへ行きます。
ホームに着くとすでに列車が到着しています。
中は新しいだけあってとても綺麗です。
足元に電源もあります。
ただ本当にガラガラで2割ぐらいしか乗っていませんでした、大丈夫なんですかね?
定刻に出発。揺れも少なく快適です。
最高時速は192㎞まで出ていました。
15分ほどで到着・・・本当にあっという間に着いてしまいます。
深セン側の駅「福田」に到着。私は深センと香港の国境の駅に着くと思っていたのですが、都心の中に駅が新しくできたのですね。知りませんでした。
この高速鉄道の福田駅もなのですが・・・無駄にでかいです(笑)
歩くのが疲れますw
まとめ 長距離路線はとても便利
香港側の香港西九龍駅がちょっと不便なところにあるからここからわざわざ乗って深センまで行こうと考える人が少ないのかもしれません。
ただ長距離路線もあるので香港からアモイや上海など中国の他の大都市へ行くには便利ではないかと思いました。
私も香港から別の都市へ行くときはまたここを利用したいと考えています。
深センまでは普通に地下鉄で行った方が時間もお財布も優しいと思います。
それでは