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海外長期滞在者向けの生活費・お金の管理方法を紹介します。

[記事公開日]2019/04/25

海外長期滞在者向けの生活費・お金の管理方法を紹介します。

ツイッターの質問箱で次のような質問を受けました。

特に長期で海外に滞在をしていると現金の管理はどうしているか気になる人もいると思うので説明したいと思います。

長期海外生活費はどうするのか?

海外に数ヶ月単位で生活する場合、お金はある程度必要だと思われますが実は物凄く簡単な方法があります。

それは

街中にあるコンビニに併設されているATMでクレジットカードを使ってキャッシングをして三日後に早期返済をする。

多分、アジアで長期滞在の場合これが一番簡単だと思います。

海外の現金の持ち込み

一番簡単に思いつく方法は日本から現金を直接持っていく方法だと思います。

参考記事

日本は100万円までなら無申告で出国できます。

LCCの値段が安いので極端な話、100万円持って現地と日本を複数往復するだけでも結構な額を持っていくことができます。

これでもいいと思いますが、多額の現金を持っていくことに不安を覚える人もいると思います。

外貨交換手数料

交換方法手数料1万円辺りの手数料
日本の空港10%〜1000円〜
現地の空港5%〜10%500円〜1000円
デビットカード1.6%〜3%160円〜300円
クレジットカードのキャッシング0.1%〜1%10円〜100円
現地の両替商0%〜1%0円〜100円

かなり大雑把な換金手数料ですが確実に言えることは

日本の空港で交換する必要は全くない

日本の空港はぼったくり手数料です。初めての海外旅行だと不安に思う方もいると思いますがアジアなら今はどこでもATMがあるので心配はありません。

現地の空港も含めて空港で交現金を交換するのは損と覚えておきましょう。

ただし、全ての空港がそそうではなく、例えばタイ・バンコクのスワンナプーム国際空港の地下一階の両替商などは市内の両替商と比べても大きな差がなく良心的です。

デビットカードはオススメしない

デビットカードはクレカのキャッシングよりお得と紹介しているところもありますが、デビットカードの手数料はお得ではありません。

最もお得なデビットカードの一つがソニーウォレットですがそれでも1.6%ほどの手数料が取れれます

また海外のATMでキャッシングをするとATM手数料がかかるのですがクレジットカードでキャッシングだと手数料が無料になるところが多いのですがデビットカードだと取られることが多いです。

デビットカードは不正使用に弱い

またデビットカードはクレジットカードに比べてその性質上不正使用に弱いです。

デビットカードはカード利用後すぐに口座内のお金が引き落とされるので不正使用されるとその後の盗難申請などがクレジットカードに比べて面倒でオススメしません。

デビットカードはクレジットカードのない人向けだと思います。

現地の両替商とクレカのキャッシングはどっちが得か?

現地の両替商ですが、確実に言えるのですが東南アジアと香港の重慶大廈内は手数料が激安なところもあります。

時々、交換時の公式レートよりレートが良いという謎レートを表示している両替商もあります。

ただ、全ての両替商が手数料が安い訳でなないので安い両替商を探さなければならないなど面倒です。

よくオススメの両替商などを紹介しているサイトもあるのですが、間違いではないのですがレートは頻繁に変更されるので紹介されている両替商がいつも格安という訳でもありません。実際はいくつかの良心的な両替商を見比べないとここが一番安いという訳ではありません。

アジアの両替商は安いところがあるのですが、そこまで行くなどちょっと面倒なことをクリアーしなければなりません。

手間暇考えるとクレジットカードのキャッシングが一番得です

私も色々試してきたのですが、結局この方法に落ち着いています。

  • 現地の空港に着けば確実にATMがある。
  • 街中にあるコンビニやショッピングセンター内にATMがある。

台湾の場合

私のメイン拠点は台湾なので台湾を例に話しますが、台湾は他のアジアの国と違い街中にほぼ両替商がありません。

その為、現地の通貨を手に入れる方法は

  • 空港の両替商で両替する
  • 銀行で両替する
  • ATMでキャッシングをする

この3つの方法があります。

この3つの方法で一番お手軽で簡単なのが街中に沢山あるコンビニ内にあるATMでのキャッシングです。

台湾のATMは一日2万元までキャッシング可能です。

私は2月にVISA・マスターJCBカードでそれぞれ二万元ずつキャッシングしているのですが一番手数料の高いリクルートカードでも2万元辺り432円です。これは当日レートと比べると0.65%の手数料となっています。

(0.34%と書いてましたが0.65%の間違いです。)

一番手数料の安い楽天プレミアムカードだと0.1%となっています。2万元のキャッシングで手数料はたったの94円。

全てのカードはキャッシング三日後に国際電話をかけて早期返済をしています。

数百万円の送金以外はキャッシングで問題ない

クレジットカードを複数枚持って・・例えば10枚持って一回2万元キャッシングで20万元早期返済をして毎週これを繰り返せば80万元(288万円)の現金を1ヶ月後には実質海外に持ち出せたことになります。

このようにキャッシングを利用すれば低コストで海外で現地のお金を持つことができます。

現状、海外で不動産を購入するなど大きなお金が必要でない限りこの方法が一番低コストで安全だと思います。

私の場合、ブログのネタ、カード手数料比較の為多めに引き出していますが、普通に生活している分には1ヶ月に必要な額をキャッシングすればいいと思います。(予備費として一・二ヶ月の現金を持つのもありです。私はそうしてます。)

海外でのクレジットカード利用方法

実は私は海外ではキャッシング以外は現地でほとんどカードを利用していません。

その理由は不正利用などのリスクを下げる為です。

@FreeS_Traveler の小田さんが昔酒の席で不正利用された時、酔っ払った時の不正使用は保証の対象にならないと聞いてびっくりした記憶がありますが。このように海外で不正利用された時に確実に保証される訳ではありません。

また最近ATMでもショッピング時でも自国通貨にするのか現地通貨にするのか支払いを選択する方法が増えているのですが、これは自国通貨にするとぼったくり手数料を取るクレジットカードの新しい悪意のあるサービスです。

このように最近はクレカの不正使用や悪意のあるサービスが増えているので現地ではあまり利用しないようにしています。

クレジットカードはキャッシングとネットで航空チケットとホテルの予約などに利用しているだけです。

お金を持っていると落としたり盗難にあったりのリスクもあるのですが、必要な額だけキャッシングすれば最低限のリスクに抑えられると思っています。

まとめ 海外長期滞在のお金の管理はキャッシングが一番

あまり語られることもないのですが、キャッシングが簡単で便利になったのも海外長期滞在が増えている理由の一つなんじゃないかと思っています。

とにかく便利で簡単です。

現状は送金サービスなどを利用するより、クレジットカードでキャッシングが一番簡単で手数料も最も安いとはでは言いいませんが手間暇かけない割には最安値圏だと思っています。

海外生活に必要なお金はクレジットカードでキャッシングするのが一番と覚えておくといいと思います。

それでは

 

 

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