1月4日の証券会社営業初日につみたてNISAの一括投資をしましたので報告します。
去年12月は市場が急落しましたが、今年になって打って変わってマーケットは上昇しています。
そんな中、しっかり市場に止まっている投資家はリターンを上げていますよね。
それではどうぞ
2019年つみたてNISA投資報告
毎月100円積立、ボーナス日投資399900円投資で実質一括投資をしています。
なぜか392100円しか投資をしていません・・・設定間違えたのかな。
商品名 | 評価額 | 損益 |
---|---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) | 408,745円 | +16,645円 |
eMAXIS Slim 先進国株インデックス | 184,612円 | -16,288円 |
eMAXIS Slim 新興国株インデックス | 174,988円 | -32,016円 |
合計 | 768345円 | -31,659円 |
前々からブログで話していた通りにeMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)に一括40万円(実際にはそうなっていないけど)しました。
今後数年はこの商品に投資をしていく予定です。
2019年1月市場の様子が一変している
2018年12月は市場が急落してこのまま不安定なまま新年を迎えるのかと思いきや、1月に入り、マーケットは急激に戻ってきています。
私も日経平均15000円を予想して下値で個別株を狙っていたのですが、これで今年も個別株購入はなさそうです。
マーケット予測タイミング予測の難しさを証明していますね。
暴落の後に突然訪れる急上昇・・・稲妻の輝く瞬間
暴落相場の中、突如、マーケットが急上昇するときがあります。
これを「敗者のゲーム」の著書、チャールズ・エリス氏は稲妻の輝く瞬間と表現をして、マーケットタイミングの難しさを説いています。
上昇率上位日を逃した時のダウのリターン
1980年〜2008年の28年間のデータで最も上昇したベスト30日を逃すとリターンはずっと持ち続けたリターンのおよそ半分にしかならない(対象日のたったの0.5%)
本来11.1%得られたリターンがたったの5.5%になっています。
単利は半分だか複利で見るとこの差は絶望的に大きい。
1万ドルを28年間、年11.1%で運用した場合と5.5%の場合
1万ドルを年利11.1%で28年間運用した時
1万ドル→19万1000ドル
1万ドルを年利5.5%で28年間運用した時
1万ドル→5.5万ドル
最終的な資産は四倍近い差になって現れる。
タイミング投資とは素人の無駄撃ちである。
JPモルガンのレポートでもタイミング投資の難しさが紹介されています。
1998年から2018年の30年間で最も上昇した40日を逃すと1万ドルが28203ドルにしかなりませんがずっと売れずに持ち続けていると20万ドルになっている。
そして図を見ればわかる通り、暴落しているときに急反発していることが多い。
しっかりと積み立ててどんなことがあろうが市場から撤退しないことが大切。
今回の一月の上昇も大したことのないように感じるが長い目で見るとリターンを大幅に上げている(反対に逃すと大きくリターンを下げている)のである。
ここでマーケットの歴史を見てきた偉人達の言葉を紹介します。
年老いたパイロットや向こう見ずなパイロットはいるが、向こう見ずで長生きしたパイロットはいないという。同じように、市場タイミングで繰り返し成功を味わった投資家もいない。欲望や恐怖心に駆られた選択は、大抵遅すぎるか、間違っているものだ。
チャールズ・エリス氏「敗者のゲーム」より
幅広く分散された株式ポートフォリオを買ってじっと持っているだけで、長期平均的にはかなり高いリターンを享受することができる。ただ気をつけなければいけないのは、一夜にして大金持ちになれるかもしれないという投機の馬鹿騒ぎの中で、大切な財産を賭けたくなる誘惑に負けないことだ。
バートンマルキール著「ウォール街のランダムウォーカー」より
「好景気、楽観時代は思い切った勤倹貯蓄」(すなわち金を重しとする)
「不景気、悲観時代には思い切って投資」(すなわち物を重しとする)本多静六著「私の財産告白」より
まとめ 投資は継続的に続け撤退しない人が勝つ
安易なタイミングや下げそうだからと売るのでなくどんな時でもマーケットに残り続ける人が結局リターンを得るものだと思っています。
インデックス投資を10年続けてきて物凄く実感しています。
これからも手数料が安い商品、税金のかからない口座でリターンを下げるコストをできる限り小さくしてマーケットリターンを得るようにしていきたいですね。
私は市場平均が取れるだけで十分満足です。
これからも急激な下落や市場が荒れることは必ずありますが、常にマーケットに居続けて、稲妻の輝く瞬間を捉えるようにしていきたいと思います。
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参考記事