2024/11/06
軟調な相場が続いています。
相場の調子の良い時はほとんど注目をされませんが下落が続くと重りを身体に巻きつけたように徐々にリターンに響いてくるのが実感をするのがコストの問題です。
イデコには通常の証券口座にはかからない口座維持手数料がかかります。
このコストは金融機関の手数料がゼロで年間2004円でした。
しかしこのコストをもっと下げる方法があるので今回はブログで紹介したいと思います。
それではどうぞ
イデコの口座維持手数料を年間871円まで下げる方法
現在最も口座維持手数料の安い金融機関は金融機関が受け取る運用管理手数料がゼロの金融機関となっています。
代表的なネット証券会社
手数料内訳 | 【楽天証券】個人型確定拠出年金 | SBI証券 |
|
国民年金基金連合 (初回のみ) | 2,777円 | 2,777円 | 2,777円 |
国民年金基金連合 | 1,236円 | 1,236円 | 1,236円 |
運用管理機関 | 0円 | 0円 | 0円 |
事務委託先金融機関 | 768円 | 768円 | 768円 |
合計 | 2,004円 (月167円) | 2,004円 (月167円) | 2,004円 (月167円) |
通常かかる口座維持手数料は次の3つ
- 国民年金基金連合
- 運用管理機関
- 事務委託先金融機関
マネックス証券などは運用管理手数料が無料なので国民年金基金連合会と事務委託先金融機関の二つの手数料となる。
ここで注意すべきは
国民年金基金連合会の1236円は毎月積立を行うことに手数料が引かれる。
つまり
毎月103円×12ヶ月=1236円
ですから私のように積立を停止した運用指図者はこの国民年金基金連合会の手数料はなくなり事務委託先金融機関の手数料768円のみとなります。
参考記事
積立回数を年一回に変更する
今年からイデコは積立を毎月か年複数回に変更が可能となりました。
これで積立回数を年一回にすることにより国民年金基金連合会の手数料が103円のみとなり
103円+768円 合計871円となります。
年一回積立の変更の注意点
年一回などの複数回の積立はあくまで毎月積立予定額を後からまとめて払う方式になります。
最低積立額は毎月5000円は変更なし、年一回の場合は6万円が最低積立額になる。
つまり毎月1万円の積立をする予定で毎年一月にその年の12万円をまとめて積み立てることは不可能です。
あくまでその年の積立を後から積み立てることになるのでその年の12月に一年分をまとめて積み立てることになります。
その年の三月にまとめるなら15000円となります。
年四回なら3ヶ月ごとに15000円となります。
毎月積立がお得か年一回がお得か
これは株式の長期的なリターンによって大きく変わるのですが、私が想定している株式の長期的なリターンは年5%ほどと想定しています。この場合月1万円積立を行った時のリターンはおよそ123,000円。
毎月積立は年一回より手数料は1000円ほど多く払うのですがそれでも2000円ほど特になります。
年一回積立はリターン的にはあまりお得ではない。
ただし退職金控除年数のためや積立を行う資金のない人が年一回6万円積立を行うなどする時は悪くないやり方だと思います。
結論
月1万円以上積立を行う人は手数料を支払ってもリターンが大きい可能性が高い。
愚直にコツコツ続けるのが一番ということですね。
それでは
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