去年の12月に中国の不動産市場がヤバくなっていると紹介しました。
あれからたった一ヶ月ほどですが更にヤバくなっているので紹介したいと思う。
中国バブル崩壊のターン突入
中国の不動産株ETFであるGlobal X MSCI China Real Estate ETFが反発することなく下がり続けています。
バブルの底値の格言と言われている半値八掛け二割引-68%下落を大幅に上まる下落となっています。
完全な中国バブル崩壊のターンです。
中国株の代表的ETFであるiShares MSCI China ETFも下落が続いています。
2016年のチャイナショックを下回る水準まで来ました。
10年間の水準です。失われた10年がすでに始まっています。
香港のETFであるiShares MSCI Hong Kong ETF
2016年のチャイナショックを下回ってきました。
香港ハンセン指数は最高値から半分以下の水準まで下落しています。
中国圏の株式市場は目も当てられない状態となっています。
東証プライム時価総額アジアナンバーワンへ
東証プライム市場の時価総額が上海株式市場の時価総額を超えるとニュースが出ました。
中国の株式の時価総額
市場 | 時価総額 (現地通貨建て) | 時価総額 (円建て) | ||
東証プライム | 886兆5,000億円 | 886兆5,000億円 | ||
上海 | 38兆5,548億人民元 | 798兆9,000億円 | ||
深圳 | 28兆6,407億人民元 | 593兆3,000億円 | ||
香港 | 28兆400億香港ドル | 529兆1,000億円 | ||
台湾 | 55兆5,371億台湾ドル | 260兆円 |
時価総額突破は上海市場のみで深圳市場と香港市場を含めると中国の時価総額は1,920兆円以上あるのでまだまだ中国の方が大きいですね。
それより台湾の株式市場が意外に大きいのが驚く。
中国経済バブル崩壊でどうなる?
中国の停滞が日本や西側へ影響して景気が後退するのが一般的な考えだと思いますが、必ずそうなるとは限りません。
その理由が日本のバブル崩壊です。
日本がバブル崩壊した時の日本のGDPが世界に占める割合は15%ほどで今の中国と大体同じでした、その日本が長期停滞した時に世界経済は停滞などしないで右肩上がりで上昇をしました。
今回もそのようになる可能性は十分あります。
景気後退or関係ない?
しかし多分これは起こるでしょうね・・・
それは
デフレ中国で激安生活
数年後に激安中国が誕生していると思います。
珠海や東莞がパタヤのように街に復活するかもw
中国・香港株は割安だが
中国株や香港株をちょっと調べると利回り5%以上の株がゴロゴロ出てきてそれこそ2010年代の日本株のような状態ですが・・・
政治リスクがあるので、気軽に投資できません。
新興国株インデックス株の中国株への投資だけとなっています。
もし政変やキンペーが交代などがあれば爆上げするのですが・・・無理かな
まとめ
中国株が本格的なバブル崩壊のターンに入ってきました。
良くも悪くも今年の大きな波乱の一つとなるので目が離せませんね。
できれば、これはチャンスと見て掴みたいのですが・・・
中国市場については今年は定期的にブログで記事にしていきます。
それでは。
コメント
どのぐらい落ちたら中国株の買いに入ります?
もう結構底な気がしますが
by 匿名 2024年1月18日 17:32
今のところ新興国インデックスのみです。
あと台湾口座で香港高配当株ETFに少し投資している感じです。
普通に考えたら安いですよね・・・・
ただ政治リスクがぁ・・・と思っています、ムズイ
コメントありがとうございます。
by cub 2024年1月18日 18:09