2024/11/06
iDeCoの利点として運用利益が非課税、拠出した金額分、所得税・住民税が安くなるなどの利点があります。
実はこれ以外の年金として守られている利点があります。
実は底辺セミリタイアでもiDeCoをやる大きな利点がそこにあります。
今回はiDeCoで語られない大きな利点を紹介します。
それではどうぞ
年金としてのiDeCoの利点
iDeCoというと老後の資産形成の制度として語られることが多いので見落としがちですが、iDeCoは政府公認の公的年金です。
公的年金の利点
実は公的年金と言われてピンとこない人が多いかもしれませんが、非課税以上に大きな効果があります。
物凄く簡単に話すと
iDeCo内のお金はあなたの資産としてカウントされないことです。
え?
と今一ピンとこない人も多いかもしれません。
例えば
多重債務になって債務整理をしたり自己破産をすると当然持っている資産を全て売却しなくてはなりません。
積立NISAでコツコツ積立をしていても、自己破産をするとしたら当然売却をしなくてはなりません。
老後のためにと支払っていた民間の私的年金なども当然解約です。
これらを全て売却して、それでも残っと負債に対して破産をするのです。
このお金は老後のために貯めたお金だから・・という理由では通らないですよね。
しかしイデコの資産はその理由が通ってしまうのです。
自己破産してもなくなることがないのがiDeCoの強み。
また各種社会福祉を受ける時に資産のカウントにされないのもイデコです。
生活が困窮してお金がないなら生活保護を受けることができますが、その時銀行に300万円のお金があれば受けることができません。
しかしイデコの口座に300万円あっても生活保護を受けることができます。
ナマポを受けながらiDeCoで資産運用を続けることが可能なのです。
また借金の担保に取られることもありません。
怖い闇金に取られることもないのです。
ウシジマくんでもiDeCoのお金は取り立てることができません。
なぜそうなるかといえば
年金として60歳まで引き出すことのできないお金だからです。
また年金のお金を個人資産の中でもっとも保護しなくてならない資産として法律で保護されているからです。
iDeCoの知られざる利点はここにあります。
セミリタイアこそイデコ
私は積立NISAは全ても人に勧めますが、iDeCoは60歳まで引き出せないなどデメリットがあると思うので万人に勧めるつもりはあリマ戦。
しかしイデコは公的年金の側面もある利点もあるとやって損はないと思います。
不安定なフリーランスや自営業また派遣などの人も積立をして事業に失敗しても最低限の老後資産は残して再出発が可能です。
破産すると資産が全部なくなるわけではない・・それがiDeCoであると知っているだけでも良いと思います。
ギャンブラーこそiDeCo
日利0.5%や1%の闇金から借金をしていたことが明るみに出た世界のヨコサワ氏。
彼がどのように借金の肩を付けるのかは不明ですが、もしiDeCoをやっていればそのお金は残ることになります。
人生のリスクが大きい生き方をしている人こそiDeCo
ギャンブラーこそiDeCoなのです。
まとめ
iDeCoのあまり知られていない利点を今回記事にしましたが、知識として知っているだけでも人生の選択が増えると思います。
人生が絶好調の時こそ防御も忘れないで固めるのも生きる知恵の一つだと思います。
生活が行き詰まったら
生活保護を貰いながらiDeCoで資産運用もできるのですから素晴らしい制度です。
まさに底辺セミリタイアのためにあるような制度・・それがイデコなのです。
iDeCo口座で運用をするなら、一番のお勧めはマネックス証券です。
お勧めの理由はこちらもお勧めしている投資信託シリーズ「eMAXIS Slim」が購入できるからです。
コメント
いつも楽しみに拝見しております。素朴な疑問ですが、いわゆる通常の年金を支払わずに、iDeCoで積み立てすることは可能なのでしょうか?
by 北海道のプータロー 2021年1月15日 18:04
無理です。国民年金を支払っていないといけません。
by cub 2021年1月15日 18:15
イデコはお金を稼いでる人、持ってる人は良いのかもしれない。手数料と自由度が緩和されればなあ。
でも、資金確保としては効果ありそうですね。
参考になりました
by 如月 2021年1月16日 12:04