eMAXISシリーズの合計純資産残高 1 兆円を突破 ！！

日本のインデックス投資文化を作った投資信託の一つ、「eMAXIS」シリーズの純資産残高が1兆円を超えたニュースがありました。

日本の低コストファンドの牽引役で今でも人気のインデックス投信。

そして私が一押ししているインデックス投資信託である「eMAXIS」シリーズが飛躍しています。

それではどうぞ

eMAXISシリーズの合計純資産残高 1 兆円を突破 ！！

この度、三菱ＵＦＪ国際投信株式会社（取締役社長 松田 まつだ 通 とおる ）は、『ｅＭＡＸＩＳ（イーマクシス）』 シリーズ（以下、 同シリーズ）合計の純資産残高が 1 月 7 日に 1 兆 100 億円と 1 兆円を突破したことをお知らせいたします。

• 引用　ノーロード・インデックスファンド『ｅＭＡＸＩＳ（イーマクシス）』シリーズ 合計純資産残高 1 兆円を突破

私がインデックス投資を本格的に始めたのが2009年の2月からです。そのころは三井住友トラストのSMTインデックスシリーズが最安値で投資を始めました。

その後すぐにUFJが似たようなインデックス投資であるeMAXISシリーズを出した時は

「また横並びの同じような商品かよ」

なんて思っていました。

事実しばらくは同じようなインデックス投資信託が各社から発売されて埋もれてく金融商品になるのではないかと思っていました。

この後、後発のニッセイインデックスシリーズが手数料が安く勢いがあり、このままニッセイ一強時代になると思われていました。

しかし突如、格安手数料のインデックス投信シリーズeMAXIS Slimシリーズを発売。

更に業界最安値手数料を目指す！と宣言して他社が手数料を安くしたら対抗して値下げすると発表。

ここから日本のインデックス投資信託の値下げ競争が始まり現在にとなります。

約束通り手数料の値下げを続けて現在では投資信託の手数料が0.1%以下と10年前には考えられない低コストファンドとなりました。

私が始めた2009年では0.6%が最安値でした、10年で６分の1になったことになります。

eMAXISシリーズとネット証券が弱小個人投資家に資産形成の扉を開いたと思っています。

素晴らしい企業努力に感謝をします。

純資産ランキング

最近投資信託のサイトなどは全くチェックしていなかったので資産ランキングを発表してみたいと思います。

順位	商品名	純資産額	信託報酬 （税抜き）
1	ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）	2,434億円	0.0880％
2	ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 先進国株式インデックス	1,559億円	0.093％
3	ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 全世界株式（オール・カントリー）	853億円	0.104％
4	ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ バランス（８資産均等型）	738億円	0.140％
5	ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 新興国株式インデックス	481億円	0.1700％
ランク外	ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 全世界株式（３地域均等型）	28億円	0.104％

米国株ブームとは言え、S&P500連動インデックス投信に2,400億円以上もお金が集まっていることに驚きですね。

いつの間にこんなに大きくなっていたの・・・てかいつの間にS&P500連動商品発売されてたの？って感じです。

ちなみに私一押しの全世界株式（３地域均等型）は28億円とSlimシリーズの中で一番資産額が小さい商品となっています。

償還されるようなことはないよねっっっっっw

迷ったらeMAXIS

積立NISAやiDeCoでインデックス投資信託を購入しようとして迷ったらこのeMAXISシリーズで間違いないと思います。

手数料が業界最安値。ライバル会社が値下げしたら対抗していく。

10年以上の運用の歴史があるなど安心して購入できると思います。

もし別の商品を勧めるとしたら

ニッセイ世界株式ファンド（GDP型バスケット）ぐらいかな。

私は今後ともSlimシリーズで最も人気のない全世界株式（３地域均等型）を購入していきます。

まとめ

純資産額が1兆円を超えましたが、10年後の2030年ごろには10兆円を超えているのではないかと思っています。

この頃には誰もが当たり前にインデックス投資信託を利用して資産形成をしているのではないかと思っています。

積立NISAは4年目が終了・・あと16年も続く旅なのです。

まだまだeMAXISシリーズにはお世話になりそうです。

それでは！