2024/11/06
ども、密かに怪しい投資情報を満載にしたブログにしたいと考えているcubです。
いや、自分から怪しい投資情報なんて言ってはいけませんね。
はい、ちゃりんちゃりん収入がほしいのです
アセットアロケーションが大切なのです! ⚪︎藤風に書いてみました。
実はその怪しい投資の中で、台湾株式に直接投資をしようと考えています。
将来、台湾株式ブームが起こったら、台湾株式投資の第一人者としてセミナーに呼ばれて小金を稼ごうと目論んでいるのですw
今回は台湾インデックス投資の現状と現地のETFの紹介をしたいと思います。
それではどうぞ
台湾株式の現状
台湾株式情報ですが、意外にも日本語情報が充実しています。
台湾証券市場は日本語で読めるので基本的なことを理解するには十分です。
サイト
メイン取引所は2つある
台湾の株式の取引上を大きく分けて二つあります。
一つは台湾証券取引上、日本で言う東証一部にあたる集中市場。
もう一つは日本の店頭市場にあたる櫃檯市場
上場銘柄数
集中市場 | 892社 |
櫃檯市場 | 732社 |
集中市場と櫃檯市場の1日の出来高はそれぞれ700億元〜800億元、300億元〜350億元、日本円で3000億円、1,500億円といったところです。
日本の一部と店頭市場というよりアメリカのニューヨーク市場とナスダック市場という感じで櫃檯市場の取引もとても活発です。
取引の大半は個人投資家
もう一つの特徴として個人投資家の取引が6割を占めていることです。
日本では個人投資家の比率が2割ほどですから、まだプロより個人売買が中心の市場のようです。
構成比率は製造上が過半数
他国に比べて製造業の比率が高いです。これは東アジア全体に言えることですが。
台湾株式の特徴
台湾株式投資の魅了は何かと言えば、それは・・・
利回りが高いことです。
集中市場の3月末の利回りが平均4.36%と。
台湾の10年国債の利回りが1.08%これと比較しても旨味があります。
国名 | 株式利回り | 10年国債利回り | リスクプレミアム |
台湾 | 4.36%(集中市場) | 1.08% | 3.28% |
日本 | 1.86%(東証一部) | 0.014% | 1.846% |
台湾は最近、日本と同様国債利回りも下がってきており、最新の利回りが1%ほどと完全にデフレ突入に入ってきています。やはり少子高齢化の影響下・・・
台湾もインフレがずっと続いてきたが、日本と同様デフレに入るのかもしれません。
それでも株高の現状でも利回り4%以上、国債利回りとの差も3%以上と日本と比べても旨味があります。
もちろん、リターンはキャピタルゲインを含めてのトータルリターンで見るべきでしょうが、この20年の台湾株式リターンも5%ほどとまずまずです。
台湾株式ETFの紹介
台湾のインデッックス投資の現状ですが、経済誌などでも時々紹介されているのですが、特徴としてETF投資を勧めている点。私は台湾でインデックス投資信託を紹介されているところをまだ見たことがありません。
台湾の投資信託業界はアクティブファンド中心でインデックス投信がほとんどの可能性があります。
- 台湾株ETFは18本(レバレッチ型含む)
- 外国株に投資するETFもあるが手数料がとても高い1%前後、日経225ですら0.5%ほどです。
台湾ではまだインデックス投資が個人投資家に認知されていないのかもしれません。
ただし、資産運用ではETFでコツコツ投資をすることがよく紹介されています。
代表的な台湾株ETFを紹介します。
証券番号 | 名称 | ベンチマーク | 信託報酬 | 利回り |
0050 | 元大台灣50 | 臺灣50指數 | 0.355% | 2.32% |
0051 | 元大中型100 | 臺灣中型100指數 | 0.435% | 2.78% |
0056 | 元大高股息 | 臺灣高股息指數 | 0.435% | 5.67% |
006201 | 元大富櫃50 | 富櫃五十指數 | 0.435% | 2.24% |
006203 | 元大MSCI台灣 | MSCI®臺灣指數 | 0.335% | 2.07% |
元大台灣50は時価総額の大きな上位50社、元大中型100は時価総額の大きな上位51番〜150番目の株に投資するETF.
元大高股息は時価総額1位〜150位までの会社の中で配当の高い上記30社に投資するETF。
元大MSCI台灣は時価総額1位〜150位に投資するETF、元大富櫃50は店頭市場の時価総額上位50社に投資するETFです。
現状、日本のTOPIXのような市場全体に投資をするようなETFはまだありません。
台湾の株式市場には上記銘柄に世界的な企業があり、時価総額ナンバーワンの企業、台積電ことTNSC(台湾・セミコンダクター・マニュファクチャリング)があり、これは中国企業を除けばアジアナンバーワンの時価総額、日本ナンバーワンのトヨタより大きな会社。
ナンバー2にシャープ買収で日本でも有名になった鴻海があります。そのため元大台灣50ではこの2社で全体のおよそ三分の一を占めてしまい分散投資が十分になされていません。
この辺が悩ましいですね。それなら個別株に直接投資をすればいいのでは?という話になってしまいます。
高配当を狙って元大高股息も魅力がありません。配当が6%近くある。
台湾ETFで投資をするなら
- 元大MSCI台灣 時価総額上位150社に投資
- 元大富櫃50 店頭市場時価総額上位50社に投資
- 元大高股息 時価総額上位150社から高配当銘柄30社に投資
この辺がいいと思います。
台湾REIT市場の現状は
同様に高配当が多い、アジアREITの世界の一つで台湾REITを紹介したいと思います。
- 台湾REITの上場は5社
- 配当は2%前半で株式配当とほぼ変わらず
(01001t )富邦一號 2.81%
(01002t) 國泰一號 2.77%
(01003t) 新光一號 2.66%
(01004t) 富邦二號 1.47%
(01007t) 國泰二號 1.39%
台湾REITは配当面から見ても全く魅力がありません、そのためかほとんど新規上場もなく徐々に減っていくありさまです。
やはり台湾の不動産は高すぎる気が・・・
アジアのREITでは香港・シンガポール・タイ・マレーシア辺りが高配当でおすすめだと思います。
アジア不動産投資は不動産を直接購入するよりREITを買っていく方が簡単で配当もいいと思います。
まとめ
台湾には高配当銘柄がゴロゴロしています。日本人が直接証券口座を開設するのは難しいですが、(居留ビザが必要)もし口座開設のチャンスがあれば、台湾株・ETFの購入にチャレンジしていてはいかがでしょうか。
私もチャンスがあれば台湾でいくつか投資をしてみたいと思います。
そして台湾株セミナーを開いて、がっぽりと・・・・と
これから海外投資情報を時々ブログで紹介したいと思います。やはり怪しい海外投資情報は自分が一番面白い分野です。
もちろん、私の実践や経験も書いていくのでお楽しいに!
それでは
おすすめ本