
その国の首都の国際空港はある意味その国の顔でもあります。
大きくて便利で空港になんでもある、最近はどの国の国際空港も綺麗で便利なところが多いです。
しかしその反面、いつも混んでいてLCCなどは深夜便も多く、入国審査は長蛇の列・・・
せっかくの楽しい旅も空港でいきなりお疲れ、そんなこと多くないですが?
しかし地方の空港に行くと確かに小さくて何もないですが、人も少なく、イミグレーションもすんなり終了。
ほとんど並ぶこともなく入国も可能です。
ここ台湾も桃園国際空港は人で混み合っていることが多いですが、地方空港である台中国際空港は人も少なくすんなり入国もできます。
しかも最近は香港・マカオ・ホーチミンなど主要な観光地へのLCC便も増えています。
今後はそこから台中国際空港へ来る人も多くなると思います。
そこで台中国際空港へ来たらやるべき3つのことと主要バス便の紹介をしたいと思います。
台中国際空港とは
台中市内からバスで一時間ほどの距離にある地方空港です。
中国語で臺中國際機場(Táizhōng guójì jīchǎng)または臺中航空站(Táizhōng hángkōng zhàn)
英語でTaichung Airport
公式サイト 臺中國際機場 (日本語で書かれています)
LCC便が徐々に充実
区間 | 航空会社 |
---|---|
台中〜香港 | 香港エクスプレス |
台中〜マカオ | タイガーエア(スクート) |
台中〜ホーチミン | ベトジェットエアー |
特に香港エクスプレスによる香港便は大人気で香港人で一杯です。
最近、物価や生活費の安い台湾に移住してくる香港人が多いようで、ここ台中の街中でも香港人観光客が沢山います。
その反面、人気路線のため昔ほど安くはありません。セールなどがあると台中〜香港間より日本〜香港間の方が安いぐらいです。
安くて往復15,000円ぐらいです。半年先ぐらいのチケットを購入すると12,000円以下などたまにありますが、往復で一万円以下はほぼないですね。
反対にマカオ便は少し安くて往復12,000円ぐらいも沢山あります。
マカオも台中と同じく空港が小さく町から近いので楽でいいですね。
おまけにマカオからタイ便など東南アジア便が充実。
大きくて町から離れている香港国際空港よりオススメです。
台中国際空港に到着して必ずやること3つ
- 台湾ドルに交換しよう
- 台湾の通信を購入
- 一卡通(悠遊カード)を手に入れよう
台湾ドルを手に入れよう
空港内にはいくつかの両替場所があります
空港は小さいので迷うことはないと思いますが、左側の矢印を歩いて行くと両替をする場所があります。
しかし知っての通り、どの国でも空港の両替はレートがあまりよくありません。
台湾市内も両替場所はほとんどありません。ただし銀行で両替をすることが可能です。
初めての場所で少しでも得なレートの銀行を探すのも面倒なので日本円をここで交換をするのもいいと思いますが、現在、一番お得な方法は
クレジットカードでキャッシングをすることです。
一番お得なカードは「セディナカード」です。
海外旅行好きな方は絶対に一枚持っておくべきカードです。
キャッシングしたお金をネット上で返済できるので手数料を最も安く抑えることができます。
このカードがない方はマスターカードでキャッシング、次に得なのがJCBです。VISAはこの2つのブランドカードより手数料が高いのでオススメはしません。
参考記事
台湾の通信業者と契約してネット環境を手に入れよう
ここで台湾ドルを手に入れたら次は台湾の通信業者とネット契約をしましょう。
台湾のネット環境はとても最適です。日本と変わらないネット環境が体験できるのでサクッと契約しましょう。
台中国際空港で契約できる会社は「中華電信」と「遠傳」です。
残念ながら私の一押し会社「台湾大哥大」はありません。
どちらでもネット環境は問題ないと思うのですが、台湾最大手は中華電信です。日本でいうドコモのような会社です。
写真右の矢印の空港入り口にカウンターがあります。
同じ値段で値段が違うのは電話料金が付いているか付いていないかの違いです。
SIM契約をすると台湾の電話番号がもらえるのですが、実際はほとんど使わないと思います。
台湾人が一番使っているのはLineです。
注意事項
現金支払いのみでクレジットカードでの購入はできません。
パスポートの提示が必要で一人SIMは1枚まで
上記の契約は計日型の契約で、日数の間はネット使い放題です。日数が過ぎると計日型の延長契約はできません。
しかしデーター購入型の契約(計量型)は可能です。ネット上で、または街中のお店、コンビニで可能です。
新しい計日型の契約をしたい時は街中のお店で新規の契約が必要です。ここが中華電信の少し不便なところです。
契約方法等の詳しい説明は上記の記事を参考に(台湾大哥大で説明していますが方法はほぼ同じです)
上記写真の右側の矢印は奥に進むと遠傳の契約カウンターがあります。
「fly cool」と書かれていてどこの会社かわからなかったのですが聞いたら遠傳とのことでした、料金は中華電信と全く同じです。
一卡通(悠遊カード)を手に入れよう
悠遊カードは台湾版「スイカ」のようなものです、ほとんどの市内バス・鉄道、地下鉄に対応していてとても便利です。
台湾の全てのコンビニ・スタバなどにも対応しているので細かいお金のやりとりをする必要がないので便利。
更に、ここ台中は市内バスは10㎞まで無料、そこから1㎞進むごとに2.5台湾ドル(9円)加算されていくので実質無料で市内バスを利用できます。
降りて別のバスに乗ればリセット、そこから10㎞まで無料となります。
太っ腹です。台中さんは!
購入場所は遠傳のカウンターで可能。
ただし悠遊カードは売っていなくて一卡通のみです。理由はわかりません。
一卡通は高雄市内で発行しているカードで日本でいうと大阪のイコカのようなカードです。
現在は悠遊カード・一卡通どちらも台湾で同じように利用できるので問題ないです。
悠遊カードがどうしても欲しい方は台中市内にあるコンビニで簡単に手に入れることができます。
カードは買取で100元で100元単位でチャージ可能です。
公式サイト 悠遊カード
その他
空港内で免税店で商品を購入する消費税が還付される機械「電子化自動税還付機(KIOSK)」もあります、台湾市内で商品を購入して還付される方はここで手続きをしましょう。
公式サイト 電子化自動税還付機(KIOSK)
空港内は食べるところが少ない。
国際線エリアには飲食店が一つしかありません。昼時など混み合います。
出国手続きをして中に入ってもレストランは一つです。ただしプライオリティ・パスで利用できるラウンジはあります。
参考記事
台中市内へ行く主要な路線バス
台中駅へ行く路線バスは「9」「302」
台中市内へ行くのに便利な路線は9番と302番です。
バスターミナルは上記写真の右の矢印の方を歩き、エスカレーターで下りまっすぐ歩いて行くとあります。
バスの路線表
302番がメインになります。終点が台中駅。
9番バスは台中駅から更に進み中友百貨店で有名な一商街夜市まで行きます。
ただし、バス自体の本数が少なくて時間により30分〜1時間に一本ぐらいです。台中駅までも一時間ほどかかります。
地図で見るより時間がかかるところがちょっと不便です。
距離は10キロ以上あるので料金がかかります。大体市内まで25元〜35元(100円ぐらい)です。
バス路線検索で便利なアプリです。
台中新幹線駅までは悠遊カードを使えば無料で行くことができます。
日月潭へ行くには
台湾・南投にある有名な避暑地「日月潭」へ行くバス路線がありました。今まで気づきませんでした。
15時10分に一日一便のみ料金は240元(900円ほど)です。
南投客運というバスが日月潭まで走っているのですが、台中駅だとちょっと歩いて台中公園近くまで行かないとバス路線がないので時間が合えばここから直接行けるので便利です。
ただし一日一回のみのようです。台中新幹線駅から沢山バスが出ているので156で台中新幹線駅まで行って乗り換えて行くのも簡単です。
台中新幹線駅のバスターミナルに切符売り場があります。
日月潭まで2時間〜2時間半ほど、ただしバスの中にはトイレがないので注意してください。
渋滞に捕まると予想以上に時間がかかることがあります(3時間以上)
急行バスがあるが・・・
台中市内行きにA1〜A3版のバスがあります。急行バスを歌っていて料金が100元かかるのですが、実際は市内バスと時間がほとんど変わらないので誰も乗らないですね。
日本のウィナーエクスプレスと同じバスでびっくりしたのです国光バスと共同運営でもしているのですかね。
台中駅までノンストップで行くなどしたら需要あると思うのですが、市内バスと同じで市内でいくつか止まるんで結構時間がかかるのが残念。
まとめ
以上、台中国際空港に着いてやるべきこと3つと市内バスについて記事にしました。
台中市内にも沢山ホテルがあるので便利な街です。ぜひ観光にお待ちしています。
台湾のホテルなどの記事はこちらを参考に
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