
2015年10月に仕事を辞めて海外セミリタイア三年目に入りました。
最近は、セミリタイア生活がますます板につき、飽きるどころか本職だと思っているこの頃です。
ツイッターでセミリタイアの資金について呟やきがあったのですが
”セミ”リタイアなら独身3000万で十分な気がします。5000万はひとつの目安だと私も思います。その前に辞めちゃったけど。 https://t.co/W3RGes3QZa
— クロスパール@週間ダイエッター (@crosspearl01) 2017年10月14日
セミリタイアをするにはどのくらい資金があればいいのか2018年最新版として記事にしたいと思います。
セミリタイアに必要な資金は
ここで毎度のことですが、セミリタイアの定義について簡単に説明したいと思う。
セミリタイアの定期
全く働かないで生活ができないがフルタイムで働くほどの収入がなくても生活できる。
最近はセミリタイアの定義も細分化していて、ミニリタイヤという考えもあるようです。
私はセミリタイアを選びましたがミニリタイアという生き方もいいですね。ただ日本では結構難しいかなと思う。日本は継続性を重んじるとこが強いしね。欲を言えば、年間契約で何月は働きますが何月は働きませんという契約ができればいいな。 https://t.co/Oz1O4dLqkf
— クロスパール@週間ダイエッター (@crosspearl01) 2017年10月16日
こちらのサイトの説明では
セミリタイア
具体例としては通常週40時間の労働を15~25時間に抑えて、残りの時間を娯楽の時間に充てるスタイルになります。
ストレスにならない程度の労働をずっと続けることで、時間を手に入れつつ無理の無い範囲でお金も得ることができます。
ミニリタイヤ
セミリタイアはマラソンに例えられますが、このミニリタイアはインターバル走(ダッシュ、休憩、ダッシュ、休憩…)に例えられます。
具体例としては、6ヶ月間仕事をして、残り6ヶ月は自由に過ごす、といった感じになります。
仕事をプロジェクト単位で引き受けるフリーランサーやギグエコノミー等があてはまります。
米国おける4つのリタイアタイプ「通常リタイア・早期リタイア・セミリタイア・ミニリタイア」より引用
個人的には一部収入を得ながらフルタイム労働をやめることをひとまとめにしてセミリタイアでいいと思うし私はその考えで書きます。
昔のブログでは55歳、5,000万円で完全リタイアが目標でした。
今考えると恐ろしいですね(笑)
遅すぎます!
しかし、なぜこんな考えだったかいうと、やはり40歳以上で仕事を辞めたらもう仕事などないと考えていたから。
仕事を当たり前のようにしていると仕事を失うことへの恐怖は誰でもありますよね。
気持ちは物凄くわかります。私だってそうだったのですから。
それが、私がフルタイムで辞める前の目標は
完全リタイヤなら45歳までに5,000万円、セミリタイアなら2,500万円
少しハードルが下がってきました。
45歳の根拠は大体長生きしても90歳ぐらいで死ぬかなと考えていたからです。
その半分がリタイア決断のリミット。正直、50歳以上では遅すぎます。歳を取り始めて体力的な限界が見えてきたからです。歳を取ってからのリタイアなどあまり意味がないように思えたからです。
それが実際はもっと早くて2000万円で仕事を辞めました。
感想は
もっと早く辞めるべきでした。
セミリタイヤ志向の人にはっきり言いますが、仕事を辞めたいと考えて資金を貯めているならできるだけ早くすべきですね。
私は10年遅かった。遅くとも35歳までにセミリタイアしたかったですね。
30代前半が最適ですね。
それでは、その時の最適な資金は?
私はセミリタイアで必要な資金は
年間の生活費の10年分、最低額は5年分もあれば十分。
10年分として年間120万円が生活費なら1,200万円
このくらいあれば十分じゃないかなと思います。
まぁ、30代前半でこれだけ貯めるのも大変なので半分の600万円。これが第一の目標でいいと思います。
セミリタイアの資金が少なくても大丈夫な理由
私も仕事を辞めたらもう仕事もなかなか見つからないと考えていたのですが、実際は仕事は多いです。
国内でも当然多いのですが、海外で過ごしていると意外かもしれませんが、こんなおっさんでも仕事でもしないかと誘われることがあります。
実際は労働ビザなどの問題でお断りすることが多いのですが、最近もちょっと魅力的な提案をされて来年働いて見るかもしれません。
セミリタイアの強みとは
セミリタイヤの強みは焦って無理に仕事を探す必要がない。
お金がなくて失業したり、不本意な失業をするとすぐにでも仕事をしなくてはと仕事探しに奔走するでしょうが、セミリタイアは焦って仕事を探すこともありません。
条件の良い仕事があればやってみるそんなスタンスだと思います。
時々、思いがけない良い条件の仕事が這い込んでくるものです。
- セミリタイア後はリゾートバイトや高額短期バイトが最適な時代。オススメの短期バイトやリゾートバイトを紹介しつつ適切な働き方を紹介します
- 【海外セミリタイア】タイのコールセンターでの仕事はバイトでもビザが降りる?
このような好条件のバイトも年末などに募集されます。このような好条件バイトを選ぶことができるのがセミリタイアの強みです。
海外でも語学や学歴がなくても仕事を紹介されることがあります。(もちろん、語学も学歴も技術もあった方がいいのは当然です)
それほど高額な収入ではないのですが、元々セミリタイアなどでフルタイム並の給与でなくても十分やっていけます。
ブログなどのネット収入もじっくりできる
ブログやアフェリエイトなどのサイト作りもじっくりできるのがセミリタイヤの強みです。
ブロガーブームで数ヶ月でアクセス数100万、収入も100万単位であげることができるなど歌っているところが多いですが、実際のところどうですか?
このようなことは不可能ではないですが、本当に一部の人です。
(大体、それが簡単に可能ならみんな仕事など辞めてサイト作りをしています)
ほとんどの人は収益化が難しくて数ヶ月、一年ぐらいで諦めていくはずです。
それはなぜでしょうか?
当然ですが、一年無収入でサイト作りができる人はそう多くはありません。
しかし、セミリタイアをしている人なら可能です。
一年ぐらい収益がなくても、何十万の収入がサイトからなくても数万円のブログ収入があればセミリタイアをしている人なら十分大きな収入源です。
セミリタイアの強みとはローコストライフ&ちまちま労働や収入源を得ること
セミリタイアのお金の話
ここに1,000万円あるとします
生活費が500万円の人は何年働かなくていいでしょうか?
簡単ですね。2年です
それでは250万円の人は・・・4年です。
しかし年間100万円で生活が可能な人は10年無職でいることができます。
ここで時々バイトやブログ収入があるとして。その収入が年間50万円(月にしたら4万円ちょっと)あるとします。
生活費500万円の人なら資金と合わせて2.2年生活できます。
あまり変わりませんよね。生活コストが高いということは仕事を辞めることができないということですね。
一生ラットレースをしていなければいけません。
250万円の人は5年
これが100万円で生活ができる人なら・・・なんと20年間もセミリタイヤを続けることができます。
更に、適切な資産運用をして年間3%ほどで1000万円を運用したとしたらどうでしょう?
資産1000万円を年3%ほどで運用
生活費100万円 収入50万円だと
なんと30年生活できることになります。
これが生活費500万の人だと3%ほどの運用ではセミリタイア期間は2.2年からほとんど増えません。
慌ててブログの収益化などしなくてもいいし、資産運用も何倍・何十倍を目指すリスクの高いビットコインなどに手を出す必要もありません。
好きな時に起きて、好きな時に寝て、ブログも運用もじっくり育てていけばいいのです。
ブログも私生活を切り売りする必要もありません。コツコツ育てていけばいいのです、そうすればライバル達は勝手に脱落していくのですから。
おまけに日本は低所得者に優しい社会です。
これからは中途半端に稼いでも社会保障費にドンドン取られるだけですから、そこそこ働いてゆったり生きていくのが時代にあってます。
セミリタイア向けの収入源が増えている今は収入源の心配はそれほど必要ない。
特に海外にいると予想外の話やチャンスに出会うこともあるので、日本で引きこもっているなんて勿体無い話です。
今は海外セミリタイアに最適な時代です。
セミリタイア思考の考えを持っている人はドンドン実行していきましょう!
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個人が小さく稼ぐ上でのオススメ本
仕事を辞めても不安に思わないように少しずつでも自分で稼ぐ力をつけていきましょう。