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【海外のお金の話】台湾人の給料とアジア各国の単純労働の時給の比較

[記事公開日]2018/08/11

【海外のお金の話】台湾人の給料とアジア各国の単純労働の時給の比較

結構昔に書いた記事なのですがなぜか安定的にアクセスのある記事。

二年ぐらい前の記事なので最新版の情報をお届けします。

そうは言っても全く変わっていないのですが(笑)

それではどうぞ

台湾人の給料とアジア各国の時給

私は台湾でニートのような生活をしていますが相方は普通に働いています。

特別特殊な技術があるわけでもなく台湾のパン屋さんの店員として働いています。

早番 8時半〜6時
遅番 12時半〜9時半

一日8時間労働で旧正月や母の日などの記念日は忙しくなり残業がありますが基本定時に帰ってきます。

休日月8日 ボーナス等はなし

1ヶ月の給料 1台湾ドル3.6円で計算

7月 27679元(99,644円)
6月 31,790元(114,444円)
5月 29,995元(107,982円)

1ヶ月3万元(11万円)ほどが給料です。

これに基本生活費月12,500元(45,000円)

二人で折半にして月25,000元(9万円)ほどで生活しています。

残りの17,500元(63,000円)ほどが自由に使えるお金になります。

大きな出費がない限りは貯金をしているようです。

彼女は三姉妹の長女で次女は医者と結婚して自営業をしています。

結婚前は看護師をしていて給料は月5万元(18万円)ほどと言っていました。

台湾の医者の給料は日本と同様ピンキリですが月20万元(74万円)ほどの給料を貰っているとのこと。

三女は日系企業に勤めていて月5万元(18万円)ほど。

結構格差がありますw 長女が一番給料が安い。

ただ台湾で特殊な技術や資格がないと3万元ぐらいのようです。

給料が上がることはほとんどありません。

それでも無駄遣いしないと月5万円ぐらいで生活できるので残りの6万円は貯金するなり出来ますので厳しい生活というわけではありません。

アジア各国の時給の比較

アジア各国の旅をするとその国のアルバイトや時給などを調べるのが好きで結構見て回るのですが、アジア各国の時給はこんな感じだと思います。

給料

日本 20万円(手取り17万円)   時給1,000円
香港 1.2万香港ドル(16.8万円)  時給50香港ドル(700円)
台湾 3万元(11万円)         時給140元(500円)
中国 3500人民元(5.6万円)     時給17.5元(280円)
タイ 1万B(3.4万円)               時給50B(180円)
マレーシア1400RM(38,000円)  時給7RM (190円)

ちょっと前にツイッターで呟いたときに数人の方から意見をいただいたので少し訂正。

日本の月収20万円を税込なので手取りだと17万円ぐらいになります。

都市部だと時給1,000円以上のところも増えていますね。

香港はこのくらいの給料だと政府から様々な手当があるとのこと。またこの辺の最低賃金では香港人はほとんど働かなくて外国人が多い。

香港の求人

マックだと月給12000香港ドル 時給50香港ドル

こっちは街のレストランの求人、正社員が15,500元(217000円)時給55香港ドル770円なのでいいですね。

中国は都市部、深センの給料です。深センの最低賃金は月2800元(45,000円)で月5000元は工場労働者でもそれなりの技術や経験がないともらえないとのこと。
小売やレストランの店員だと3,000元スタートのところが多いですね。
ただ、中国の求人は吃住吃飽と書かれているところが多くて、最初は意味がわからなかったのですがこれ住居食費無料のことだと思うので実際の収入はもう少しいいですね。

多分、そんなに良い住環境ではないでしょうが、光熱費と食費が無料なら実質倍と考えてもいいかも。

中国の求人

街中にある小売店やレストランは3000元スタートが多いようです。

こっちは工場労働者の求人

工場だと4000元64,000円スタートが多いのかな。どこも住居食事提供ですね。中国のスタンダートな働き方なのでしょうか。

台湾の求人

台湾のマックの求人140元500円。深夜は195元700円となっています。台湾のバイトは日本の半分ぐらいをイメージすればいいと思います。

台湾は今年から正確な給与データを発表とのこと。今までなかったのが不思議です。

彼女曰く平均が5万元なんて絶対に嘘だ!と言っています。

タイの求人

チェンマイのケンタッキーの求人。タイ語で内容はわからないのですが時給40〜49B、日給は320〜390Bと書いてますね(いや多分ですが)

マレーシアの求人

マレーシア・コタキナバルのお土産屋の求人です。12時間労働で月1400リンギット38000円ほど

マレーシアで泊まったゲストハウスで働いていた20代の男性は住み込みで月1000リンギット27000円と言っていましたから東南アジアの単純労働の給料で生活するのは厳しいと思います。

台湾人は中国で自由に働ける?

実は台湾人は中国へ行くにはビザの申請が必要ですが、そのビザは5年間中国に滞在できるビザでびっくりしたことがあります。

それだけでなく最近は働くにも許可が必要なく自由に働いていいと中国政府から通達が出たようです。

中国はこうやって人材の囲い込みをしていくのね・・

深センの物価と給料は台湾と大体同じくらいだと思います。ただし単純労働は台湾の方が高くて能力のある人の給料は深センが高い。つまり優秀な台湾人がドンドン中国へ行ってしまう現象になってしまいます。

ちなみに五年有効ビザのある彼女は絶対に中国で働きたくないそうです。

個人的には深センで働いてくれて深センノマドも面白いと思うのですが本人は嫌がっています。

あー残念。

まとめ

このように見ると日本ってまだ恵まれていると思いませんか?

確かにアジアだと店員がなんとなくやる気なさそうにダラダラしているところが多いですが、そりゃこの給料ではダラダラしますよね。

日本だとがっつり働けば単純労働でも月30万円以上稼げると思うので底辺労働者が這い上がる環境はまだあると思います。

タイやマレーシア辺りは本当に厳しいですね。また日本より高給取りの多い香港は物価、特に賃貸が高いので底辺労働者の生活はかなり厳しいと思います。

東京でも郊外行けば3万円代ぐらいありますが香港だとドミの独房部屋ぐらいしかありません。

台湾は最低時給が年々上がりまた全国統一とちょっと変わった制度なんですが、地方の中核
都市(台中・台南・高雄)辺りなら生活も安く便利なので月3万元ぐらいでも十分生活できますね。ただし台湾人はこのくらいの給料だと一人暮らしはあまりしないで親と暮らす人が多いようです。

今の日本って介護でも60過ぎのおばさんでも夜勤で2万円以上稼げる国だからね

能力のない私のような人間でもセミリタイアが目指せる国なのだからまだまだ恵まれていると思います。

生かすも殺しも自分次第ですね。

それでは

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