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年収100万円で楽な生活が可能で年収200万円で生活が苦しくなる理由

[記事公開日]2020/07/19
[最終更新日]2020/09/27

年収100万円で楽な生活が可能で年収200万円で生活が苦しくなる理由

生活が苦しいなら仕事量を増やして収入を増やせば解決する。

ほとんどの人はそんな考えだと思います。

しかし中途半端に働くと生活が苦しくなる場合があります。

それが年収200万円なのです。

なぜ年収200万円の生活が苦しくなるのか今回は説明したいと思います。

年収200万円で生活が苦しくなる理由

私は現在、2ヶ月の契約で仕事をしています。

凄く楽な仕事なのですが、この仕事を一年続けたいかと言われれば当然やりたくありません。

もし一年仕事をしたとすると年収は

時給1200円✖️7時間✖️22日=184,800円

年収184,800円✖️12ヶ月=2,217,600円

年収は220万円となります。

これは当然手取りではありません。

皆さんはこの年収だと手取りはおよそいくらぐらいになるか知っていますか?

ここから国民年金・国民健康保険・所得税・住民税が引かれます。

名古屋市の場合

年収2,217,600円

39最以下40歳以上
国民年金198,480円198,480円
国民健康保険155,370円191,700円
所得税31,850円30,600円
住民税71,100円67,500円
合計456,800円488,280円

税・社会保障費が年収の20%ほど手取りはおよそ177万円(月15万円ほど)

当たり前のように取られていますが、物凄く高いです。

そして注目すべきは所得税や住民税などの税金より年金や健康保険料などの社会保険料の方が遥かに高いということです。

税金がおよそ10万円に大して社会保障費はおよそ35万円と3.5倍も高い。

これが年収100万円だとどうなるでしょう?

年収98万円以下(名古屋市の場合)

39最以下40歳以上
国民年金0円(免除)0円(免除)
国民健康保険16,120円20,490円
所得税0円0円
住民税0円0円
合計16,120円20,490円

*名古屋市の非課税ラインの年収は98万円のようです。前回の記事で100万円と書きましたが間違いです

98万円の収入の内、税・社会保障費は2万円ほどです。

これはどういうことかというと

100万円余分に稼ぐとおよそその半分は税金と社会保障費に取られる

こういうことになります。

日本は重税国家ではなく重社会保障費国家

これは大きな謎なのですが消費税がアップすると大反対の嵐になるのですが、社会保障費がアップしてもほとんど報じられることもないし反対運動も起こりません。

その結果、社会保障費がドンドンアップされていき年収200万円でも所得税などの税金に大して3.5倍も社会保障費を支払うということになっています。

これが中途半端に収入を上げても生活が楽にならない大きな原因なのです。

文句を言っても仕方がないので制度を上手く利用しましょう。

反対にこの仕組みを知っていれば日本でセミリタイアが可能となります。

収入を非課税ラインまで落としてのんびり生活をするというライフスタイルが可能となる。

まとめ 日本はFIREminiに最適

このように中途半端に正社員や派遣で不安定なブラック企業で働くぐらいならある程度資産を作ってセミリタイアをした方が楽な生活も十分可能なのです。

個人的には国民年金は収入に関わらず一定なのは低所得者に不利だと思うのですが、誰も疑問に思わないのは物凄く不思議ですね。

このように実は税金より社会保障費が低所得者に不利となっています。

この辺は知ってるか知らないかで大きな差となるので低所得者はもっとよく知るべきだと思います。

そして年収100万円で楽しく生活できるノウハウがあれば反対にセミリタイアも十分可能となるのです。

それでは!

参考サイト

コメント

  • いつも楽しみにしています(^^)本当に分かりやすい説明です。納得です。私も200万ラインの収入で時間が無くイライラしていましたが仕事辞めて時間に余裕が持てて良かったです。本当に皆気がついていないのですね。社会保険料の高さに!これからも楽しみにしています(^^)

    by もじゃもじゃ €2020年7月19日 16:33

    • ある程度生活に目星がついたら、底辺はさっさと低コストライフをした方が今の時代にあっていると思いますよ。
      コロナ時代は労働は悪なので、ニートを満喫しましょう!

      by cub €2020年7月20日 19:45

  • 国民年金は支払った金額に応じ年金が支払われる仕組みなので
    どちらかといえば積立貯蓄に近いものがあると思います
    年金免除は支払わないにもかかわらず半分支払ったとみなされるので
    もちろん有利ではありますが0対198,480はさすがにミスリードではないでしょうか?
    年金免除になれば198,480円の半額得するというのが正確なのでは

    by corecore €2020年7月19日 22:20

    • 国民年金は賦課方式なので積立貯金ではありません。
      払った年金はそのまま今の老人に渡ります。

      >>0対198,480はさすがにミスリードではないでしょうか?

      別にミスリードとは思わないですけよ。

      半額払って半額貰えるのではなく、全く払わないで半額もらえるのですから、無茶苦茶お得ですよ。

      by cub €2020年7月20日 19:49

  • 収入を得る方法を少し変えて、対策をすれば良いだけでは?

    上記の年収2,217,600円でも、
    ①週3(週20時間以上)派遣・社保完備
    ②週1~2 バイトor日雇い 社保なし
    ③赤字自営(あえて稼がない) 年30~50万生活費の経費化
    ④節税対策 イデコ・ふるさと納税・生命保険控除

    ①~④を実行できれば、手取りは約200万。
    失業保険が必要なら自営を廃業すれば良い。受給後、再開業も可能。
    結婚すれば収入は2倍、支出は1.7倍(3号や扶養も使える)。
    40年続けると年金は年100万以上。夫婦なら単純に倍。

    こんな適当な働き方でも平均並みの生活はできるし、節約・投資すれば30代でセミリタイアもできる。

    by 匿名 €2020年7月23日 09:41

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