2024/11/06
特別な技術や能力もなく普通に暮らしている台湾人はどのくらいの給料をもらってどのように生活をしているか、気になりませんか。
・・・ということで普通の台湾人の給料の紹介です。
これはパン屋さんで働いている私の彼女の給料の話ですw
2018年度版はこちら
それではどうぞ
台湾人の平均月収は32000元(112000円)
毎月の給料はこちらです。
月 | 給料(台湾ドル) | 給料(日本円) |
1月 | 34270元 | 119945円 |
2月 | 27961元 | 97863円 |
3月 | 34481元 | 120683円 |
4月 | 34401元 | 120403円 |
5月 | 27561元 | 96463円 |
6月 | 35000元 | 122500円 |
7月 | 34651元 | 121278円 |
8月 | 27641元 | 96743元 |
9月 | 35841元 | 125443円 |
10月 | 35071元 | 122748円 |
合計 | 326878元 | 1144073円 |
1ヶ月の平均は32687元、日本円でおよそ114404円です。
大体11万円ぐらいで生活をしていることになります。
1台湾ドル3.5円で計算しています。
台湾の場合、実際は共働きで働いて収入二倍6万元〜7万元ぐらいで生活をしているのだと思います。
彼女の場合、これで貯金もちゃんとしているので生活できないことは全然ないと思います。
ただし台湾でもこの収入で家と車を購入するのは厳しいと思います。
台湾の家もバブルの頂点臭いので無理に購入することもないと思うけど・・・少子化は日本以上に進んでいる。
台湾の最低賃金は150元(525円)
台湾の最低賃金は毎年5%ぐらいのペースで上がっていて、現在150元、日本円で525円ほどとなっています。
また国会ではすでに158元まで最低賃金をアップすることが決まっています。日本円で550円ほどになります。
これで月160時間労働で25280円、88500円ほど年収100万円ほどです。
台湾の最低賃金は全国一律です。実際は屋台などは最低賃金はほとんど守られておらず外国人労働者(主にベトナム・インドネシア)などの人は最低賃金以下で働いていることが多いです。
また全国一律にしても台北へも一極集中は止まりません。この辺は日本ではほとんど知られていないですね。
多分、日本のように地域ごとに最低賃金を決めたら台北は時給200元ぐらいになるんじゃないかと思います。
他のアジアの最低賃金
日本は平均で901円・韓国は780円・台湾は550円・香港・520円
韓国の最低賃金は日本で最も低い沖縄や高知790円とほぼ同じ。
また香港の最低賃金が大変低いことがわかりますね。
香港では特に能力のない人は生活をしていくのは大変だと思います。
香港の新聞では最低賃金が台湾より安いとネタにすることがよくあります。
香港は深夜の賃金の割増もほとんどないので実質最低賃金制度のない国だと思います。
ちなみに中国も地域ごとに最低賃金が違い、深センは20.3人民元・300円ほどです。
最低賃金の特徴として台湾は最低賃金はアルバイトの賃金とほぼ同じとなっていて、どこへ行ってもアルバイトの賃金は150元になっていますw
日本は最低賃金以上のアルバイトが沢山ありますけど台湾はとても少ないと思います。
中国・深センも最低賃金はあくまで最低でこれより高い賃金のところが多いですね。
実際は3000人民元〜4000人民元ぐらいで募集をしているところが多いと思います。
香港は意外とこの最低賃金で募集をしているスーパーやコンビニが結構あります。
これで募集をするってことは人がこの賃金で集まるってことなんだろうけど・・・
アジア各国の最低賃金
国名 | 最低賃金 | 最低賃金 (日本円) |
東京 | 1013円 | 1013円 |
名古屋 | 926円 | 926円 |
韓国 | 8590ウォン | 780円 |
台湾 | 158台湾ドル | 550円 |
香港 | 37.5香港ドル | 520円 |
深セン | 20.3人民元 | 300円 |
近隣のアジアの最低賃金を比べるとまだまだ日本も悪くないと思います。
まとめ
私の身内の例を出しましたが、街中のサービス業で働いている台湾人の給料は大体日本円で10万円・年間120万円ぐらいで生活をしていると考えればいいと思います。
それでも貯金したり海外旅行もできるので、意外と生活できるものです。
台湾は日本と同様、医療などは格安で提供されているのその辺はいいですね。
タイ人の給料の話はこちら