今年5月に台湾・台中に戻り5ヶ月ほどが経ちました。
コロナ後の海外はインフレに円安と二重のパンチが効いて生活費は激増となっています。
実際、コロナ前に比べてどのくらい物価・生活費が上がっているのか、私の肌感覚で紹介したいと思います。
台湾セミリタイア月2万元生活
コロナ前は台湾の地方都市なら月2万元あれば生活できると実際に滞在して思っていました。
当時はやろうと思えばもっと安くできると思っていました。
台湾再訪問の前に虎の狸のなんとやらを試算してみました。
それが・・今はどうなったのかというと私の肌感覚で紹介します。
現地通貨建ての物価
台湾の現地通貨建て・・・つまり台湾ドル建てだとコロナ前より平均10%ぐらい上がっている感覚です。
コロナ前とほとんど変わらないものや上がっているものなど色々ありますがざっくり1割ぐらい上がっている感覚です。
台湾ドル建てで10%の値上がり
円建ての台湾の物価
コロナ前の2016年から2020年4月までの台湾ドルの為替は大体3.5円から3.8円ぐらいだったと思います。
3.7円を超えると円安だなと思い3.5円を割ると円高になったな1万円3000台湾ドルになるぞ!なんて感じでした。
それが今では
1台湾ドル4.6円です。
コロナ前の平均を3.7円ぐらいとするとおよそ35%円安になっています。
つまり円建てで見ると35%物価が上がっています。
台湾ドル建ての上昇10%✖️円安の上昇35%=およそ50%の値上がり。
コロナ前のお弁当が100元だったとすると
コロナ前 100元✖️3.7円=370円
これが今は
110元✖️4.6円=506円
となっています。
いや・・・高いって。
肌感覚で台湾の物価はこのくらいな感じです。
つまりコロナ前は
2万元で生活が可能でしたが。今は物価が1割上がって同じ生活をするなら22,000元かかります。
当時の為替は3.7円だったので2万元✖️3.7円=7.4万円
台中で月74,000円で生活が可能でした。
それが今は2.2万元✖️4.6円=101,200円
およそ10万円で生活になることになります。
これは割と正しい数字だと思います。
つまり、今なら
台中で月10万円ぐらいなら生活が可能ということになります。
シンさんの月5万円生活は500ドル生活?
世界中を旅をしながら生活をしているシンさんが提唱していたのですが、コロナ前に流行っていた海外月5万円生活は月500ドル生活だったと仮定すればいいとう動画があります。
タイ・パタヤやチェンマイの生活費を月500ドルと考えればコロナ前なら月5万円、今なら月75,000円が最低ライン。
これは同感です。
台湾・台中なら月700ドル生活が最低ラインでコロナ前は月7万円、今なら月10.5万円といった感じです。
今後は海外生活費は月10万円?
コロナ前の海外月5万円生活は今なら海外月10万円生活が最低ラインなのかなと思います。
台湾やタイに限らず東南アジアなども月10万円が最低ラインと思って予算を組むのがいいと思います。
まとめ
台湾生活はコロナ前の1.5倍の生活費がかかるという結果になってしまいました。
物価や生活コストだけを考えるなら今は日本で生活するのが一番割安だと思います。
ただし海外でしか経験できないこと海外で生活できる能力をつけるなど国内と違う考えで選択するのも十分あると思います。
コストは上がりますが同じ金額を稼ぐなら外貨は有利になる。
海外は稼ぐ、国内で生活するなど海外と関わりがあると選択の幅が増えるかと思います。
次回は、コロナ前と比べて日本より安いもの、高いもの、同じぐらいなものなどを紹介したいと思います。
それでは。