米国時間木曜日に米国株が急上昇しましたが翌日に大幅下落。
ダウ800ドル上昇で400ドル下落。
まだまだ下落が続きそうな相場です。
今後強烈な下げが起こる可能性も十分あると思っているので下落時の投資方針を今一度確認したいと思います。
米株暴落への条件が整う
米国のインフレ率が低下しません。
11月のFFレート引き上げ率は0.75%はほぼ確定、1%上げ予想も出てきました。
0.75%だと4%になります。
10年国債金利4%
米国の長期金利も4%に突入してきました。
30年金利のみ3.99%ですが、来週にも4%へいくことでしょう。
金利はどこまで上がるか?
過去ほとんどの場合、FFレートは最終的にインフレ率より高く上げてインフレは下がっていきます。
現在のインフレ率が8%、コアが6%でFFレート4%でインフレが止まるのでしょうか?
今のところ止まる前兆は見えません。
マーケットの格言に
「今回は違う」は禁句と言われています。
そうなると、やはり、今回は違う・・・はないということで最終的にはFFレートはインフレ率並に上げるのではないでしょうか?
そうなると
FFレートは6%から8%まで上昇する
このように考えるのが自然だと思います。
個人的には長期金利が4%台で短期は6%ぐらい?
米国株はまだまだ割高だと思います。
-50%ほどの調整は十分あると思って投資行動をした方がいいでしょう。
暴落時の投資方針
10/15の段階で大幅に調整している米国株ですが、1990年以降の最安値の超円安のために円建てだと謎の損失低減となっています。
ドル建て
SP500 -25%
ナスダック -35%
円が年初から+23%
単純にSP500は円建てだと-2%ほどしか下落をしていません。
円安が続く限り損失は限定という夢のような状態ですが、どうなることか。
メイン投資は二つ
・非課税口座で積立投資(パッシブ運用)
・台湾口座で台湾株への投資(高配当株運用)
この二つです。
暴落ルールは今年1月のブログに書いたとおりです。
積立NISAは何があろうとガチホで続けていく。
追加投資のお金は
前年がマイナスなら現金で追加投資。プラスなら特定口座の投信を売却して資金を当てる。
最高値から-20%下落したら特定口座で積立を再開。
-20%で月5万円
-25%で月7.5万円
-30%で月10万円
以降、-5%ずつ下がるごとに月2.5万円ずつ増額。資金がなくなるまで追加投資を続けていきます。
10/15現在は最高値から-6%ほど。
円安のため投資の含み損は予想以上に小さいものとなっています。
為替が少し戻るだけであっという間に-20%ぐらいいくと思うので準備していきます。
台湾株へは追加投資開始
親孝行株だった株が今年に入り急激に下がり親不孝銘柄になっています(涙)
台湾株式の時価総額の4割近くを占めるTSMCが年初から-50%の下落となっています。
米国株の下げがまだ足りないと思っている理由の一つがこれです。
TSMCといえばアップルが最大の顧客。
そのTSMCがここまで下がっているのはアップル向けの売り上げ悪化を織り込んでいるからだと思います。
今後波及していくと思います。
9月から台湾株への追加投資を開始しました。
まだ台湾の銀行に5万元ほどあるので追加投資を続けていきます。
配当も追加投資していきます。
最終的には台湾株へ300万円ほど投資していく予定です。
まとめ
暴落の時に狼狽えないように今一度確認のためブログに書いておきました。
個人的には暴落はこれからが本番だと思います。
暴落は大体数年続くことが多い(コロナショックの戻りが早すぎた)ので慌てずにじっくり投資を続けていく予定です。
暴落の時に撤退するようなポジションを取らない。
これが一番大切なことです。
ですから、私は一貫してレバナスのような借金をした投資や仮想通貨のような新しい金融商品には、どんなに美味しい話があっても投資をしてきませんでした。
暴落時に撤退してしまう可能性があるからですね。
まだまだ厳しい時代が続きそうですが、ピンチはチャンスと見てじっくり攻めていきます。
コメント
iDeCo積立NISA以外のインデックスを減らしてちょっとだけベアETFを買いたくなってきた
by 匿名 2022年10月15日 12:33
ベアが欲しい人が増えてきたら、そろそろ底かも・・・・
まだ下がるかなぁー
コメントありがとうございます。
by cub 2022年10月15日 15:14