2024/09/14
ニーハオ!明日から春節となり台湾は一週間のお休み
中華圏は株式市場はお休みになりますね
週末の株安から月曜日も憂鬱な一週間になりそうですが
株式投資に魅了的な数字も出てきています
株配当利回りと長期金利の差、最大に マイナス金利や株安で
日経ニュースより
週末の時点での東証一部の配当利回り平均がおよそ2.05%
10年国債の利回りが0.03%
金利差が約2%と過去最高の差となっているとのことです
米国でも同じ現象が起きているとのことですが、世界的な現象ではないでしょうか?
主要市場と利回りを調べてみました
各国の株式利回りと10年国債の金利差(先進主要国)
配当利回り | 10年国債金利 | 金利差 | |
日本 | 2.05% | 0.03% | 2.02% |
NYダウ | 2.72% | 1.84% | 0.88% |
イギリス | 4.49% | 1.56% | 2.93% |
ドイツ | 3.20% | 0.29% | 2.93% |
フランス | 3.66% | 0.62% | 3.04% |
スイス | 3.61% | -0.26% | 3.87% |
豪州 | 5.06% | 2.57% | 2.49% |
先進国はどの国も国債の利回りとの金利差がプラスとなっています
よく言われていることですが
株式には債券よりリスクがあるため、長期的なリターンが債券より上回っていなければ誰も投資をしません
そのリスクを取って得られるリターンは国により多少は違うのですが
大体、債券の利回り+5%と言われています
配当だけで2%〜3%あるというのは、もしかしたら割安の水準かもしれません
リーマンショク後も配当利回りが2.5%ほどになり、当時、個別株では4〜5%の利回りのあるものがゴロゴロありました
ブログで株割安ではないかなぁーと一年ぐらいブツブツ言っていた記憶があります(笑)
その時が振り返って見ると相場の大底付近でした
あの時、勇気を持って購入していたら・・・止めておきましょうw
ただ、あのキツイリーマンショクの時より更に金利差が拡大している
今なら配当利回り分が丸々金利差になる・・・
少額ですがNISAなら120万円まで配当が非課税
あの時より制度も有利になり実質利回りは向上しています
NISA分だけですが、配当は非課税です
BRICsやアジアの国を比較してみましょう
BRICsの金利差
株式配当利回り | 10年国債金利 | 金利差 | |
中国 | 2.21% | 2.87% | −0.66% |
インド | 1.52% | 7.73% | -6.21% |
ロシア | 4.57% | 10.32% | -5.75% |
ブラジル | 4.73% | 16.1% | -11.37% |
南アフリカ | 3.40% | 9.17% | -5.77% |
アジアの市場と国債利回の金利差
株式配当利回り | 10年国債金利 | 金利差 | |
香港 | 4.51% | 1.63% | 2.88% |
シンガポール | 4.68% | 2.15% | 2.53% |
韓国 | 1.44% | 1.88% | -0.44% |
台湾 | 4.18% | 0.89% | 3.29% |
タイ | 3.54% | 2.28% | 1.26% |
マレーシア | 3.17% | 3.97% | -0.86% |
フィリピン | 2.07% | 4.08% | -2.01% |
新興国市場を見ると一目瞭然なのですが、中国やアジアと他国の違いです
特にBRICsで明白
中国以外のBRICsは金利差が大きくまともな数字になっていません
中国ダメ、これからインドという方も多いのですが、私は懐疑的です
長期金利が7%以上もあるとインフレキツくて大変だと思う、10%以上は実質破綻です。サラ金金利と同じです
アジアは金利差がプラスの国やマイナスの国がありますが、極端に離れていない落ち着いた金利となっています
こうやって見るとアジア(中華圏と東南アジア)は投資としても魅力があるのかもしれませんね
無論、それが必ず儲かるというわけではありません
株式などリスク資産に投資をすることはそれなりにリスクがあることをしっかり確認してくだいね
私は投資信託で世界の株式市場に広く分散するインデックス投資をしています
配当狙いで投資をするのも一つの手だと思います
ネット証券でNISA口座内で投資をするやり方もありますね
私は次の二つの証券会社をオススメします
NISA口座を開くなら次の2社がオススメです
どちらも低コストなインデックス投資信託を購入することができます
オススメの確定拠出年金口座はこちらの記事を参考にしてください