
セミリタイアの老後資金問題、今の時点で2000万円はあるのですが、iDeCoとツミニーの二つの非課税口座を利用すればほったらかしで2000万円が貯まってしまいます。
今回は20年後の非課税口座の話です。
イデコと積立NISAの二つで十分
私は低コストライフを実践して年間100万円から120万円ほどで海外でセミリタイアをしています。
年間100万円ほどの収入を当てにしていますが、いつまでも収入があるわけではありません。
老後にウーバーイーツは流石にキツイですからね。
しかし、ローコストライフを実践していれば問題ありません。
投資もローコストで問題なし。
今回はiDeCoと積立NISAの今後です。
イデコの20年後
現在のイデコ資産は次の通りです。
商品名 | 評価額 | 評価損駅 |
---|---|---|
eMAXIS Slim新興国株式 | 1850531円 | 96586円 |
eMAXIS Slim先進国株式 | 1823950円 | 261972円 |
OneDC国内株式インデックス | 1790069円 | 44474円 |
合計 | 5464550円 | 403032円 |
およそ500万円ほどあります。
これを株式で運用するとします。
元本 | 500万円 |
---|---|
想定利回り | 5% |
運用期間 | 20年間 |
運用結果 | 1326万円 |
運用利回りを5%とすると20年後にはおよそ1350万円となります。
同様に積立NISAも20年間運用する
つみたてNISAの20年後
現在の積立NISAは次の通りです。
商品名 | 評価額 | 評価損益 |
---|---|---|
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 885,022円 | +93,813円 |
eMAXIS Slim先進国株式 | 228,909円 | +28,009円 |
eMAXIS Slim新興国株式 | 200,091円 | -6,913円 |
合計 | 1,314,022円 | +114,909円 |
現在は130万円ほど
毎月の積立金額 | 33300円 |
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想定利回り | 5% |
運用期間 | 20年 |
積立結果 | 1351万円 |
毎月3.33万円(年額およそ40万円)を5%で毎年40万円積立を20年間運用すると
こちらもやはり1350万円ほどになります。
20年後の資産
口座 | 元本 | 20年後 |
---|---|---|
イデコ | 500万円 | 1326万円 |
積立NISA | 800万円 | 1351万円 |
合計 | 1300万円 | 2677万円 |
20年後には1300万円が2600万円ほどになります。非課税口座ですから利益に課税はありません。
もし課税口座なら利益1300万円に20%の260万円の課税となってしまいます。
非課税口座という金の卵でゆっくり育てていけば老後資金2000万円は十分貯まります。
私は現在2000万円強の資産あり残り800万円ほど余裕があるので、この資産は安全資産として債券に投資をしたり金や台湾株に投資をしたりしています。
老後も運用しながら取り崩せば良い
老後も一気に株式を売却してキャッシュにする必要はありません。
一部を運用しながら取り崩せば良いのです。
仮に次のように運用するとします。
元本 | 2600万円 |
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運用利回り | 2.5% |
引出期間 | 30年 |
毎月使える金額 | 10万円 |
私の場合、20年後は60歳なので、その時から毎月10万円(年間120万円)使ったとしても30年間、90歳まで持つことになります。
実際は年金も微々たるものですがありますし、60代はいくらか稼げる可能性もあるのでこれで十分です
正直90歳まで生きると思えないので80歳ぐらいでも良いくらいです。
このように運用をする視点を持つようになれば、実際に必要なお金より少ない資金で目標を達成できます。
運用は焦らずじっくり非課税口座でやっていくことが大切です。
これをほとんどの人は焦ってここで一発と大勝負に出て大損してしまうのです。
暴騰しようが暴落しようが焦らずじっくり煮込むように口座を育てていく。
これでセミリタイアの老後資金も十分貯まります。
私の場合、運用口座は
積立NISAは
イデコは
この二つで運用しています。参考になれば幸いです。
それでは