2024/11/06
2年ぶりに台湾恆春へ訪れたのですが、改めて思いましたね。
「台湾でセミリタイアをするなら恆春が一番」
いや・・・今すぐ住みたいと思える街です。
今回は恆春セミリタイアのメリット・デメリットをブログで紹介したいと思います。
台湾・恆春という街について
日本では恆春市と言う街の名前をほとんど聞かないと思いますが台湾の夏の海の観光地として大変に人気がありました。
ありました・・・と過去系で書いていますが、台北などの北部から遠いことと観光地人気に胡座を書いて物価などが高く人気が落ちていきました。
台北人からしたら空港から一時間で行ける沖縄の方が異国だし時間をかからないので
「墾丁に行くか、沖縄に行くか」の選択になっていると思います。
沖縄LCCだと5000円以下で行ける時もあるので、時間・価格競争共に墾丁が不利となっています。
その穴埋めをしていた最大の観光客は中国人でした。
しかしその中国人も台湾渡航規制により大幅に減っています。
つまり、今の時期は観光地としては大変厳しい時期と言うことになります。
逆にこの時期訪れる人にとっては人も少なくゆったり過ごせる大変いい時期とも言えます。
恆春への行き方
恆春の場所
恆春市の概要
台湾最南端の市で人口は3万人ほど。一年を通して温暖ですが冬は風がとても強いです。
街の中心部も半径1㎞ほどで生活圏が徒歩で完了するほどの小さな街です。
南側に国立公園「墾丁」があります。特に西側の半島部分はあまり観光開発が進んでおらず綺麗なビーチが点在していてオススメです。
恆春セミリタイアのメリット
その1 とにかくのんびりしている
正直これに尽きるのですが、街全体がのんびりしています。
バイクの数も都市部に比べて少なく信号機も少ないです。
木の下でのんびりしている老人
雑貨屋さんも昼休みには人がいなくなります。
台湾にはいたるところに金の宝飾品を売っているお店があるのですが、ここ恆春では鍵がかかったドアもなくオープンに商品を並べています。
私は全く気づかなかったのですが、台湾人の彼女が驚いていました。
「台中ではありえない」と!
私は台中も別に治安が悪いと思わないのですが、ここは更に良いのかもしれませんね。
雑貨屋に店主がいなくても誰も物を取ろうとしないのですから。
その2 宿が安い
10月はハイシーズンを過ぎていますが、ローシーズンにあたる冬なら格安な宿が選び放題だと思います。
10月でもドミトリー一泊300元(1050円)ほどです。連泊すると次の日半額と書いているのですが150元になるのかな?確認するのを忘れました。
ここは1ヶ月契約をすると5500元(19000円)になります。
1ヶ月契約だと四人部屋のドミトリーを一人で使えるとのことでした。また人が増えると+1000元で電気代は別料金とのことです。
10月でもガラガラで数人のファランがいるだけでした。
この宿は街の中心地にあるので本当に便利なところです。
私は冬はパタヤで過ごそうと思っていたのですが、正直ここで良いかなと思えました(笑)
その3 とにかく何を食べても美味しい
今回とても驚いたことは徒歩圏の町中に美味しいお店が沢山あることです。
ハズレが全くない何を食べても美味しいです。
これ美味しかったです。
車で売っているお店
台中では売っていない名物のようです。人気店ですぐ売り切れてしまう。
ここも人気店でとても美味しかったです。
鴨肉の人気店・・・ここは食べるチャンスがありませんでした。滞在期間が短くてお腹に入らなかったです。
刺身を安くて美味かったです。
朝ご飯屋さんの人気店。ここもすぐに売り切れてしまっていた。
一個20元。紅茶10元・・安いですw
その4 カフェも沢山ある
前回行った時と大きか変わった気がするのが町中に沢山のカフェがあったことです。
もう街角ごとにある感じです。
このカフェはパンがとても美味しかったです。
ブレックファーストセットで150元。
チェーン店・個人店入り乱れている感じです(笑)
消費者には嬉しい限りですね。
その5 物価が安い
物価に関しては墾丁は台北と同じぐらいで高く感じていたのですが(台中の二割ぐらい高いと思います)
今回恆春を訪れて思ったのですが、地元の人が生活しているこの街は台中よりやや安いと感じました。
ただ美味しいお店が沢山あるので名店周りでお金を沢山使ってしまうかも知れませんが。
その6 人の少ないビーチが点在する
墾丁側ではなく西の半島側には観光客があまり訪れない小さなビーチが沢山あります。
恆春に滞在したら、ビーチを訪れて海を独り占めしたいですね(笑)
そのくらい人がいません。
恆春セミリタイアのまとめ
- とにかくのんびりしている
- 宿が安い
- 何を食べても美味しい
- 物価が安い
- 人のいない綺麗なビーチが近くにある
と、まぁ良いことだらけで個人的にはデメリットがあまり感じられません。
ここで迷いが生じています。
ハイシーズンのパタヤにするか、ローシーズンの 恆春にするか?
冬のパタヤは人が多し値段も上がるので無理に訪れることもないかなと思っています、それなら人の少ない冬の恆春で良いかなと・・・
個人的にはこの街はたまに訪れるところではなく普通に生活をしたいです。
また言葉は南へ行くほど台湾語の使用頻度が高くて日常的にはほぼ台湾語で中国語は使われていないようでした。
(もちろん中国語はみなさん話せます)
・・・デメリットがないと書くと逆に胡散臭く感じるのでこの街のデメリットを二つ書きます。
恆春滞在のデメリット
その1 遠い
これが最大のデメリットですね。特に台北からだと移動に一日かかってしまいます。
移動方法も車かバスしかありません。
このため観光シーズン以外は本当に人が少ないですね。
その2 夜が早い
お店などが閉まる時間がとても早いです。
屋台なども夜8時ごろから閉まって9時を過ぎると店じまいです。
台中感覚だとびっくりしますね。
当然ですが夜遊びなどはほとんどありません。
バービアもありません(笑)
台湾人自身外であまりビールを飲まないので尚更何もないです。
夜は本当に暇です(笑)
夕方の18時からオープンする倉庫を改造した飲食街のようなところがありましたが、ここぐらいしかありません。
今回滞在期間が二日しかなくて夜訪れませんでした。
この辺はザ・田舎って感じですね。
(この辺はタイが特別なだけかも知れませんが)
いかがでしょうか?恆春という街は・・・
私は台湾で一番住みたい街となっています。
もし時間のある方はゆっくり滞在して見ることをオススメします。
本当にのんびりしていて良い街です。