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ダウ27000ドル突破の今だからこそ過去100年の株式市場から分散投資の重要性を理解しよう。

[記事公開日]2019/07/14

ダウ27000ドル突破の今だからこそ過去100年の株式市場から分散投資の重要性を理解しよう。

ダウが27000ドル突破と最高値更新となっています。

凄いですね。流石米国!!

しかし私は米国一点投資ではなく広い地域に分散した投資をしています。

その理由の一つとなっているのがクレディスイス証券が発行している株式市場の100年リターンの資料です。

「Credit Suisse Global Investment Returns Yearbook 2018」

グーグルで調べたら2019年版も出ていますね。

この資料は誰でも見ることができるのでグーグルで検索してください。PDFとなっています。

1900年〜2017年までの株式のリターン

117年の長期リターンを見ると

  • 先進国は年平均8.4%
  • 新興国は年平均7.4%

1900年に先進国株式に1ドルを投資すると2017年には12877ドルになっている計算になります。

1900年に100ドル投資をして気絶してそのまま忘れで死んだとすること曽孫の世代辺りに128万ドルの資産が残っていることになります。

凄まじいリターンですね。

一年単位で8%のリターンも複利で増えていくと凄まじいリターンになります。

しかし資料を見ると値下がりのところがとても小さく見えますが、この値下がり時に投資を止めない条件がつきます。

これが結構難しいのです。

なぜなら暴落が凄まじいから!!

過去117年で起きた歴史的な6回の暴落

過去117年で起きた世界的な大暴落は6回

  • 第一次世界大戦(1914年〜18年 5年間)
  • ウォール街の大暴落(1929年〜31年 3年間)
  • 第二次世界大戦(1939年〜48年 10年間)
  • オイルショック(1973年〜1974年 2年間)
  • ITバブル  (2000年〜2002年 3年間)
  • リーマンショック(2008年 1年間)

この資料では米国・英国・フランス・ドイツ・日本の五カ国の株式のデータが載っているのですが、最も暴落した時期は各国それぞれ違うことがデータからわかります。

最も暴落した時期は?

国名暴落時期暴落率
米国ウォール街の大暴落-61%
英国オイルショック-71%
フランス第一次世界大戦-50%
ドイツ第二次世界大戦-88%
日本第二次世界大戦-96%

株式市場の大暴落時はどれも歴史的な出来事なのですが、必ずしも各国が同じように暴落している訳ではありません。

特に第一次世界大戦では日本と米国はプラスのリターンとなっています。

日本は第一次世界大戦時は+66%ですから逆に大幅上昇の時期です。ウォール街の大暴落時も日本は意外にもプラスになっています。

またこのデータは年単位となっているのですが、瞬間的な最大下落率はもっと下がっています。

ウォール街の大暴落の年下落率は-61%となっていますが、最大下落率は-89%と十分の一になっています。

第二次世界大戦の敗戦国のその後のリターンが凄まじい!

また第二次世界大戦の敗戦国、日本とドイツの市場の暴落とその後の急騰も凄まじいです。

日本は戦争中の10年で96%とほぼ破壊的な暴落をしましたが、次の10年で1565%の急騰、つまり10年で15.65倍になっています。

仮に1939年に100万円を投資したとすると

戦争終了の1945年には4万円になっていますが次の10年で4万円が15.65倍になり62.6万円となっていることになります。

もっと凄いのはドイツでドイツは戦後の10年で43.75倍になっています。

同様に100万円を投資をすると終戦で12万円になりその後43.75倍525万円と十分なリターンを上げていることになります。

これは意外かもしれませんが戦勝国の米国株式市場のリターンより高いのです。

米国は第二次世界大戦中の10年のリターンが22%とプラス。その後の10年は430%の上昇と悪くないのですが、同様に100万円を投資をしていたとしたら402.6万円にしかなりません。

つまり20年間のリターンはドイツの方が高かったことになります。

普通に考えると戦勝国の株式の長期リターンの方がずっといいと考えると思うのですが実際はそれほど変わりません。(英国・フランスのリターンはそれぞれ284万円・158万円)

こんな予想を誰がしたでしょうか?

1939年に100万円を投資をしたら1959年いくらになったのか?

  • 米国 402.6万円
  • 英国 284万円
  • フランス 158.7万円
  • ドイツ525万円
  • 日本 62.6万円

日本のリターンが一番悪いのですがその後の30年で驚異的なリターンを上げていくことになります。

世界に分散していると大体50%の下落

世界に分散をしているとどの時期でも大体50%ほどの下落になります。

暴落・急騰の歴史から読み取れる大切なこと

その1 歴史的な暴落・世界が終わるような大きな戦争があっても株式市場は存在していた。

驚かれる方も多いでしょうが戦争中でも株式市場の売買は行われていたのです。

米国は理解できますが、日本やドイツもマーケットは開いていた。

その2 国によって下落率はかなりばらつきがあること。

歴史的な出来事でも国によっては大暴落をしたり上昇したりしていること

その3 下落が大きいほどその後の上昇が大きい。

これは上昇率が高いと暴落率も高く。暴落が大きいとその後の上昇率も高いことが多い。

俗に言う「山高ければ谷深し」なのです。

そして、個人的な注意事項は

その4 50%以上の暴落は20年に一回ぐらいの割合で起こっていることです。

リーマンショックは100年に一回と言われましたが、実はリーマンショッククラスの大暴落は結構頻繁に起こっていのです。

リーマンショックが100年に一回だからもう当分来ないだろう・・・なんてことはないのです。

人生100年時代と考えると投資をしていると一回どころか二回・三回と遭遇する可能性がとても高い。

ですからリーマンクラスの暴落でも十分耐えられるようなポートフォリオを作っておく必要があります。

今後の株式市場が同様に7%〜8%の高いリターンを上げていくとしたら、同様に大暴落も定期的に起こると考えるのが自然です。

暴落が起こらないでリターンだけが今後も起こると言うのは都合の良い解釈です。

暴落が起きるから長期的に高いリターンが上がる、それが株式市場というものと理解すべきでしょう。

破壊的な暴落を避けるためには

このように例え米国と言えども暴落するときは破壊的な暴落は起きます。

きっと未来も起こるでしょう。そのための回避方法としては

地域の分散投資をする。

株式以外の資産に分散をする

この二つを徹底することだと思います。

世界に分散することで80%〜90%の破壊的な暴落から50%ほどの暴落に抑えられる可能性がある。

これでも十分大暴落ですが・・・・

そして株式以外の資産・・・実は暴落時は長期債券と金が相性がとてもいい。

株式の分散先として超・長期債券と金に投資をすることで暴落率を大幅に下げることが可能です。

こちらの本をお勧めします。

私の米国長期債券に最近投資を開始したのですが株式と反対に動くことが多くて面白いですね。このような動きをしてくれるとリスク分散に役立ちそうです。

セミリタイアや老後など労働収入がない時に破壊的な暴落は避けなくてはなりません。

ダウが27000ドルを突破でやっぱり米国最強・長期的に米国株式だけに投資をしていけばいいというのは、過去100年の株式市場の長期的なリターンから間違ってはいないのですが、調子が良い今だからこそ、20年に一回ほどと予想以上に頻回に起こる大暴落時に市場から撤退しないで投資を続けることができる環境を日頃から作っておくことが大切だと思います。

分散投資大切ってことです。

それではまた。

 



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