先々週、米国のインフレ率が下がるのではとの予測から急激に金利低下円高が来ましたが、週末の米国雇用統計が大幅に良かったことからインフレ率が下がらないのではと観測が出てきて、また円安金利高が起こってきました。
やっぱり下がらないインフレについてです。
それではどうぞ
やっぱり下がらないインフレ率
好調な雇用統計から9月の利上げも0.75%の観測が出てきました。
公定歩合2.5%→3.25%へ利上げです。
個人的にはインフレ率を抑えるには最低限インフレ率まで金利を引き上げないとダメなんじゃないかと思っていました。
現在の米国インフレ率が8〜9%と想定すると公定歩合も8〜9%ぐらいまで上げなくてはならない?
石油価格を低下へ
石油価格は最高値120ドル以上から90ドル割れまで下がってきました。
コモディティー全般も低下傾向です。ただし週末のインフレ率再燃からやや上昇。
今後インフレ率は低下へ?
逆イールドは継続
10年国債利回りー2年国債利回りは-0.4%
10年と2年の利回り差が半年以上マイナスが続くと景気後退に入ると言われています。
現在は1ヶ月程度マイナスが継続。
10年国債利回りー1年国債利回りは-0.44%
一年国債利回りの差の方が大きくなっています-0.44%
半年の短期金利まで逆イールドとなっています。
逆イールド-3%
個人的な予測なのですが、結局インフレ率がどうなるかわかりませんが、金利はインフレ率と同じかそれ以上上げないと止まらないのではないかと思ってます。
1980年代前半と同等、それ以上の歴史的な逆イールドへ
1980年台前半に1年金利と10年金利の金利差が-3%、2年金利は-2%まで開きましたが、それと同等かそれ以上の金利差が起こるのではないかと思ってます。
10年金利3.5%
2年金利5.5%
1年金利6.5%
このくらいになってインフレ率が低下・・・ただし景気も後退へ
あくまで私の勝手な予測ですけどね。
まとめ
今後は景気後退による業績悪化を折り込むのではないかと思ってます。
マーケットはまだ完全に織り込んでいないと思います。
もちろん予想外に企業業績が悪化しないでインフレ率も低下と理想的な展開もあり得ると思います。
石油価格などコモディティー価格が下がってきています。
じゃぁ、どうすればいいかと言われれば・・・
結局ガチホが一番(笑)!!
これになってしまいますね。
日本株も長期でも見たら大幅なリターンを得ている
日本株は144年で584万倍。
結局ガチホが一番なんですよ。
余分なことしてリターンを下げるのが個人投資家。https://t.co/BS8AQNwFjH— cub/副業おじさん (@cub_nomad) August 5, 2022
余分なことをしてリターンを下げるのが個人投資家。
しっかり市場に居座り続けることが最善策なんだと思います。
それでは。