米国FRBが日本時間の今日に公定歩合は0.75%の利上げをしました。
米株は上がるのか下がるのか、どっちに動いたのかと言うと・・・・
上がりました。
完全に逆イールド化した米債券金利市場。
今後株は上がるのか下がるのか
それではどうぞ
米国公定歩合0.75%の利上げ
事前の予想通り0.75%の利上げとなりました。
◆YouTube解説
「FOMC→ナスダック急騰」解説をYouTubeでも流しました。note有料化で初のFOMC。Twitterと連携した速報・解説も無事進められ、ホッとしています。次回、もっと改善できるよう工夫します。以下、最新の利上げマップ。9月は0.5%利上げ予想が優勢です👇リンクhttps://t.co/Xbo4Nhzble pic.twitter.com/aOOL2oZ98I
— 後藤達也 (@goto_finance) July 27, 2022
パウエル議長が今後インフレはマイルドになるとの発言で株式市場は急上昇。
次回の利上げ予想は0.5%で3%予想が多数。
米債券金利は完全な逆イールドとなる
債券・株式市場とこ落ち着いているのであまり話題にならないのですが米国の長短金利が完全に逆転して逆イールドとなっています。
米国の長短金利
6ヶ月 | 2.97 |
1年 | 2.99 |
2年 | 2.98 |
5年 | 2.92 |
10年 | 2.76 |
20年 | 3.27 |
30年 | 3.04 |
通常は短期金利が低くて長期になれば高くなるのが債券の金利です。
理由は簡単で遠い未来ほどリスクが高いからです。
100万円貸して半年後と10年後に戻ってくるリスクを考えたら長い期間の方がリスクが高いですよね。
それが長期ほど金利が低くなるのは
短期的にはインフレが高いが、長期的にはインフレが低くなる・・景気が後退するのではないかと市場は考えているからです。
しかし逆イールドが起こったら必ず景気後退になるのではなく半年以上続くと景気後退すると言われています。
10年国債と1年国債利回りは完全に逆転しました。
2年との国債利回りも逆転、これが半年以上続くと景気後退サインと言われています。
BEIも債券金利を下回っています。
BEI 5年 2.61%
BEI10年 2.42%
債券投資の実質利回りがプラスとなっています。
インフレは低下するのか
市場は完全に今後インフレは低下すると予想しています。
市場の予測通りにインフレが低下すれば問題ないのですが・・・もし市場の予測が外れれば・・
当然、株式市場は大きく調整に入ると思います。
景気後退はするのか
通常景気後退前になると株式市場が先に調整に入るので一件株価指数的には割安に感じます。
株式が下がる→PERなどで割安感が出てくる→その後業績が悪化する→PERなどの指数で割高→相場の底
このようになるので指数的に割安だからと景気後退局面で飛びつくと大火傷をする可能性があります。
では今は景気後退局面かと言われると
私はなんとなくそんな感じがするけど・・・
この程度の予測です。
これ以上下がるかと言われれば
まだ下がる可能性は十分あえる・・・と思う。
このぐらいしか言えません。
インフレが止まる→市場にプラス
しかしインフレが止まる→景気後退リスク大
インフレの次は景気後退に入って金利が下がる局面になると思います。
市場は常に先回りするのでその頃には相場は底を打っているかもしれません。
つまり
ガチホ投資が一番いい!!
これに尽きると思います。
個人はガチホ投資を基本にプラスαぐらいが良いですね。
それでは。