2024/11/06
ども、アジア株のことなら右に出る者がいない、アジア太郎のアジア株情報です。
コロナショック後に急成長しているベトナム経済についてです。
それではどうぞ
ベトナム経済は2026年アセアン第三位へ
経済成長を続けるベトナムが2026年にタイに並ぶアセアン第三位の経済規模になるようです。
参考記事
ベトナムの経済規模がタイと並ぶ
ベトナムの経済規模がタイと並ぶ規模になるようです。
2021年第5位へ
国 | 2021年 | 割合 |
インドネシア | 1兆1500億USD (約155兆円) | 32.1% |
タイ | 5460億USD (約74兆円) | 15.3% |
フィリピン | 3860億USD (約52兆円) | 10.8% |
シンガポール | 3790億USD (約51兆円) | 10.6% |
ベトナム | 3680億USD (約49兆7000億円) | 10.3% |
マレーシア | 3600億US D (48兆円) | 10% |
1993年ASEANの中でGDP2.6%から2021年10.3%、28年でで28倍。
2022年・23年経済成長続く
2022年5.8%、23年6.5%の経済成長の予想と高い予想が続く。
2026年ASEAN三位の経済規模へ
4年後にはタイと並ぶ経済規模になります。
一人当たりのGDP四位へ
一人あたりのGDPは6000ドルを超えてフィリピン、インドネシアを超えます。
ちょっと前までフィリピンよりずっと下でしたが一気に抜き去りましたね。
シンガポール9万ドル・マレーソア1.7万ドルは高すぎる気がするけど、どうでしょう。
金利も安定
ベトナムと言えば高インフレで銀行金利が高いイメージがありましたが、今ではすっかり収まり安定しています。
ASEANの10年国債利回り
国 | 利回り(% ) |
インドネシア | 7.41 |
フィリピン | 7.13 |
マレーシア | 4.21 |
ベトナム | 3.42 |
シンガポール | 2.99 |
タイ | 2.89 |
金利10%ぐらいあるイメージでしたが今では米国の国債利回り並みとなっています。
・・・・そう考えると米国債券お得かな。
ベトナムへの投資
ベトナム株へ投資するETFは意外と少なくてなんちゃってインデックスETFが日本から購入できていましたがSBI証券を確認すると無くなっていますね。
公式のETFはベトナムに口座を開設しないと購入できません。台湾にもベトナム株ETFがあるのですが手数料が高くてなかなか購入が進みません。
SBI証券では香港株ETF 「エックス・トラッカーズ-FTSEベトナム・スワップUCITS ETF」しかないですね。
またSBI証券で個別株を購入できますが円→ドンへの交換レートのスプレットが高く手数料が難点。
唯一おすすめは
iシェアーズ MSCIフロンティア セレクトETF
これくらいかな。
フロンティア国に分散投資するETFで全体の30%がベトナム市場となっています。
日本から購入できるベトナムETFがないのが残念。
まとめ
中国の1990年から2020年ごろのように急成長する可能性もベトナム経済。
一人当たりGDP1.5万ドルぐらいまで一気に駆け上がる可能性もありそうです。
リスクとしてはロシア問題で独裁国と先進国がデカップリングしてベトナムも独裁国認定して西側の資金が入って来なくなるリスクがある。
やっぱり社会主義問題などがあると思います。
個人的には東南アジア株全体に投資して、その一つとしてベトナム株への投資はしても良いかなと思っています。
それならiシェアーズ MSCIフロンティア セレクトETFで十分な気もするので、暴落などがあれば狙っていきたいと思います。
ベトナムの発展で小銭を稼ぐ方法を今後は考えなくては!
出稼ぎジャパン時代の始まり!!