
最近は債券のことについてばかりですが・・・
今回も債券投資です。
金利が上昇して債券利回りが3%を超えてきました。
下落が続いた債券ですが、そろそろ利回り面でも投資をしても良いラインに入ってきたと思います。
今回は債券投資先の変更についてです。
株式急落・・・債券価格上昇
今までは米株式市場と米債券価格が同時に下落をしてきました。
債券価格下落最大の要因はインフレ懸念からです。
高インフレが続く→金利上昇→債券価格下落・株式下落。
しかし、ここのところ株式市場は下落していますが、債券価格の下落は止まっています。
これは景気後退懸念が出てきているからだと思います。
景気後退懸念→企業業績悪化懸念→株式下落→景気後退→インフレ後退→債券価格上昇→金利低下→
景気後退局面では株式市場が業績より先に悪化することが多いのでPERなどが下がり割安に見えることがあるので注意が必要です。
好景気最終局面→先に株価が下がるので株価収益率が割安に見える→その後業績悪化
不景気最終局面→株が先に上がるので株価収益率が割高に見える→その後業績回復
今後米国株式に割安感が出てきますが、慌てて投資をするのは危険です。その後業績悪化していく可能性もあります。
・・もちろん本当に割安だった可能性もありますが・・
一部債券投資変更
今年も前半終了に入ってきたので、リバランスも兼ねて債券投資を変更しようと思う。
(EDV)Vanguard Extended Duration ETF 64株85万円(含み損-26万円)
このETFを全て、国内のETF(2621)iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)に一本化しようと考えています。
2621の配当が3%を超えてきたのでこちらに一本化します。
投資変更後の債券投資
債券価格が下落しているので足りない部分は現金で追加投資をする予定です。
アセット | 商品 | 投資金額 |
米長期債券 | (2621)iシェアーズ 米国債20年超 ETF | 200万円 |
米インフレ連動債券 | (TIP)iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF | 200万円 |
世界債券 | 楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド | 200万円 |
金 | SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)+金貨 | 200万円 |
合計 | 800万円 |
しばらくはこれでいきますが株式市場が大幅に下落をした場合は債券を売って株式を容赦なく購入していきます。
まとめ
米長期債券の金利が3%を超えてきました。
債券価格の下落で大幅な損失を食らっていますが、利回り的には徐々に投資してもいいかなという水準になってきたかなと考えています。
もちろん、もっと債券価格が下落して利回り4%・5%になる可能性も十分あります。
個人的には4%前後は十分あり得ると思っています。
それとTIPの利回りが6%を超えているのですが、なぜこんなに利回りがいいのかよくわかりませんw
利回りがいいのは嬉しいのですが・・・・
理由が分からないので、何かの理由で価格が急落する可能性もあるのかなと疑ってしまいます。
素直に債券も世界分散でいいかなぁ。
しばらく厳しい局面が続きそうですが耐え抜いて生きたものです。
それでは。