米国株より・・いや仮想通貨より値下がりしている我が日本株。
昨日841円安と世界の不幸を一国で受け止めていますが、以前から割安と思っている日本株が更に割安水準になっています。
それではどうぞ
益利回り8%へ接近
昨日の段階で日経平均の益利回りが7.7%と個人的に超割安水準と考えている8%に接近しています。
益利回りとは
益利回りとは一株利益を株価で割ったものです。
日経平均では
2014円÷26,179円=7.7%
となります。
益利回りが高いほど株価が割安と判断されて、益利回りー10年国債の利回りは株式のリスクプレミアムとなります。
日本株のリスクプレミアムは
7.7-0.155=7.68%
日本株は長期的に7.68%近い年間リターンを出すだろうと予想されています。
つまり・・・・かなり割安。
日米の株価指数
ここで日米の株価指数を比べてみます。
指数 | 株価 | 一株利益 | PER | PBR | 配当利回り | 益利回り | 10年国債利回り |
S&P500 | 4,326 | 176 | 24.56 | 4.38 | 1.27 | 4.07 | 1.80 |
日経225 | 26,170. | 2,014. | 12.99 | 1,19 | 2.23 | 7.70 | 0.155 |
全ての指数が米国のほぼ半分となっています。
日本株のリスクプレミアムが7.68%に対して米国株は4.07-1.8=2.27%しかありません。
日本株が指数的にいかに割安かを表しています。
これが直ちに日本株が上昇して米国株が上がらないと言っているわけではありません。
日本株がこれからもっと停滞する可能性もマーケットが見ている可能性があります。
未来が明るいから割高の米国株、未来が暗いから割安になっている日本株。
岸田政権後の日本停滞をマーケットが見ている可能性もあります。
ただし、やはり指数的には割安だと思います。
市場には「平均の回帰」がある
マーケットには平均の回帰・・・つまり上がったものは下がり、下がったものは上がり、長い目を見れば程々の長期リターンに収斂していく。
一方的に上がり続ける市場もないし下がり続ける市場もない。
そう考えると日本株はかなり魅力的な水準だと思います。
配当利回りも日経225の平均で2.2%もあります。
日本株へも投資
日本が衰退しても世界で稼げば日本企業も問題ありません。
超絶割安な日本株をコツコツ拾っておくと意外と良い結果になるのではと考えています。
誰もが見捨てらた市場こそリターンが高いものです。
それが今の日本市場ではないかなと私は思っています。
それでは。
コメント
初めまして。
コロナ暴落のときは「二番底期待」していましたが、来ませんでしたね。
だから確かに「買い時」かもしれません。
私は何となくですが、「3年待ってから買おう」と思っています。
by 初老のサバイバル 2022年1月29日 11:51
じっくり待つのはいいかもしれませんね。
私も慌てずに投資をしていきます。
コメントありがとうございます。
by cub 2022年1月29日 11:54