2024/09/14
今年の米国市場は新年早々波乱の幕開けとなっています。
そんな中、ハイテク株ばかり注目されている中、長らく退屈なバリュー株が見捨てられていました。
しばらく定点確認していなかったダウの投資法がなかなか良さげになっていることに気づきました。
今回は今年のダウの犬投資銘柄についてです。
それではどうぞ
ダウの投資法
ダウの犬投資法は1990年マイケルオヒキンズ氏が発表したお手軽投資でダウのリターンを大幅に上回った投資法です。
投資法は極めて簡単です。
その1
- ダウ30銘柄の中で配当の高い10銘柄を選びそれに均等投資をする。
これだけです。
これで2000年代までダウ30のリターンを上回ってきました。ただし直近の10年はグロース株が好調だったため長らく忘れられた投資法となっていました。
しかし改めて調べてみると割と良い投資法になっているのではないかと思います。
ダウの犬投資法には更にリターンが上がった投資法があります。
それは
その1
- ダウ30銘柄の中で配当の高い10銘柄を選びそれに均等投資をする。
その2
- 選んだ銘柄から株価の安い5銘柄を選び均等投資をする。
5銘柄に均等投資をするだけでリターンが上がる超お手軽投資です。
今なら誰でもできそうな投資法ですよね。
今回は10銘柄ではなく、低資金でリターンが高いと言われている5銘柄のダウの犬投資法にしてみました。
2022年度の5銘柄
- ダウ30銘柄の中で配当の高い10銘柄を選びそれに均等投資をする。
- 選んだ銘柄から株価の安い5銘柄を選び均等投資をする。
この条件の5銘柄
ティッカー | 銘柄 | 業種 | 株価(ドル) | PER(倍) | 利回り(%) |
DOW | ダウ | 化学 | 56.62 | 7.35 | 4.95 |
VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ | 通信 | 52.96 | 9.96 | 4.83 |
WBA | ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス | 小売 | 52.28 | 7.06 | 3.65 |
MRK | メルク・アンド・カンパニー | 製薬 | 78.83 | 27.83 | 3.50 |
KO | コカ・コーラ・カンパニー | 一般消費財 | 59.96 | 29.5 | 2.80 |
たったの5銘柄ですが産業の分散されていい感じになっています。
台湾株で台湾版ダウの犬投資法を実践してみよいうと思ったのですが銀行株ばかりになって諦めたことがあります。
その点、そこはアメリカで業種も分散されています。
5銘柄の平均利回り3.94%。
米国株は1株から購入できるので均等投資をしようと思えば1銘柄1000ドル合計5000ドルもあれば可能です。
適当に選んでいるように見えて意外に良い銘柄ばかりと思いませんか?
まとめ
グロース株銘柄が注目されて忘れられた投資法「ダウの犬投資法」ですが、忘れられたからこそ、今になってみると意外にいける投資なのではないかと思えてきます。
今後、ダウの犬投資法のリターンがどうなっていったのか、ブログ上で公開していきたいと思いまうs。
もし・・大きな調整などがあって株価がもっと割安になれば、私自身がリアルに購入するかもしれません。
今回は忘れられた投資法「ダウの犬投資」についてでした。
それでは。