資産3,000万円からの海外FIRE情報

当ブログもテーマ 「FIREのための資産3,000万円運用術 」「趣味の労働化の構築 」「日本・台湾・東南アジアをメインとした海外生活術 」

長い停滞からやっと上昇を始めたエネルギー株ETF(IXC)について

[記事公開日]2020/11/18
[最終更新日]2021/03/06

長い停滞からやっと上昇を始めたエネルギー株ETF(IXC)について

このまま石油が無くなってしまうのではないか、そう思わせるほど下落の続いたエネルギー株でしたが、ここへ来て上昇を始めています。

ああああ、やっとリーマンショックを超える暴落も終わるのか?

それとも一時的なのか?

まだまだ含み損は大量にありますが、今回は私の所有しているエネルギー株ETFについてです。

上昇を始めたエネルギー株

上昇の原因の一つはファイザーやモデルナなどの製薬会社が高い有効性のあるコロナワクチンの開発に成功しているという情報からです。

これにより景気が底を打ち、エネルギー需要も伸びるだろうとの思惑があるようです。

リーマン以上の下落率のIXC

私が所有しているエネルギー株ETFであるIXCの下落率はあのリーマンショックを超えています。

年初の31ドルから12.7ドルまで60%以上の下落・・・

私なんて2019年に購入しているので33ドルとかその辺なので購入価格から70%近く下落しています。

ETFも商品上場以来の最安値まで落ち込みました。

20年来の安値水準です。

そこから少しずつ回復して現在19ドルほどです。

私は暴落をする度に追加投資をしていたので平均購入単価が26.7ドルまで下がってきました。

それでも現在地より35%も上の水準です・・泣けるw

含み損も我が投資商品の中で圧倒的の-61万円です

30年来の安値に落ち込む石油メジャー株

IXC・iシェアーズエネルギー株ETFは世界の石油株に投資をしています。

米国が全体の半分ほどですが、世界の国や地域に程よく分散されています。

  • シェブロン 12.1%
  • エクソン 11.6パーセント
  • トタル 7.4%
  • BP   4.8%
  • ロイヤルダッシュシェルA 4.78%

世界の名だたる石油メジャーに投資をしています。

しかし・・・とにかく株価はここ20年から30年の安値圏にあり株価はどこも低迷しています。

CXV シェブロン

株価87ドル 時価総額1,675億ドル 利回り5.93%

シェブロンは石油株の中では下落率がまだ良い方で検討しています。

株価もリーマン前の水準となっています。

XOM エクソン

株価37ドル 時価総額1635億ドル 利回り9%

シェブロンと並ぶ米国石油メジャーの雄エクソン。

こちらはダウ30銘柄から外されてしまいました。株価も20年前の水準となっています。

エクソンって聞くだけでなんとなく世界を牛耳る多国籍企業ってイメージがあったのですが、もう過去のものになったのでしょうか?

FP トタル

株価33ドル 時価総額905億ドル 利回り7.83%

フランスを代表する石油メジャーです。株価は1990年代後半まで下がっています。

20年以上ボックス圏ですが利回りは7 %あるので実質リターンは悪くないかもですね。

BP BP

株価20ドル 時価総額680億ドル 利回り6.2%

こちらはイギリスを代表する巨大石油企業!!!!・・・・だったのですが今は時価総額が680億ドルほど日本円で7兆円。

確かに大きな企業ではあるのですが、今ならちょっとしたハイテク企業ならありそうな価値です。

Googleファイナンスのデータが1994年までしか出てこなかったのですが、その時以来の安値圏です。

フランス・英国の凋落を象徴しています。

RDS.A  ロイヤル・ダッチ・シェルA

株価33ドル 時価総額1278億ドル 利回り4%

ロイヤルダッシュシェルはA株とB株があるのですがA株の方の株価です。時価総額はどちらも同じぐらいです。

実質世界一大きな石油会社になります。

こちらも25年来の最安値を更新しています。

中国石油天然気

株価4.2人民元 時価総額7200億人民元 利回り3.6%

こちらは中国最大の石油会社です。

10年ぐらい前に世界最大の時価総額となったと思うのですが、そこから10年右肩下りで十分の一ほどに価値が落ちています。それでも時価総額は1000億ドルほどあります。

当時は1兆ドルぐらいあったことになりますね。

このようにどの石油会社も20年・30年来の安値圏にあり誰も注目を浴びていません。

今更石油?これからクリーンエネルギーの時代なのに化石燃料なんてお前の頭も化石化してんな!!

なんて言われそうです。

インフレ銘柄として

将来必ずインフレになるとは思いませんが、インフレになった時に上がる可能性の高い株の一つとしてエネルギー株を持っていようと考えています。

リスク分散の一つとしてです。

確かに石油産業は衰退産業かもしれませんが、この10年20年で石油が全く使われなくなるとは思いません。

また業界が厳しくなれば零細企業が撤退、大手の寡占化が進んでいくと思います

オイルメージャーへの世間の目も昔ほど厳しくないと思いますので、大手の寡占は進みやすくなるのではないかと思います。

今はGAFAの規制の方が注目されていますよね。

配当利回りも悪くない・・・コロナショックでも5%ほどの配当はありそうです。

インフレ銘柄・・・そして高配当銘柄として資産全体の5%ぐらいは今後も持っていようと考えています。

誰も注目されない業界にコツコツ投資を続けて配当を受け取る、それが私のやり方の一つなのでこのまま所有してどうなるか見届けようと思います。

それでは!

down

コメントする




このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事&スポンサーリンク

ブログ内検索

2024年12月
« 11月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

月別日記記事



カテゴリーから探す

UA-45357723-3