
皆さん、お盆は実家に帰られましたか、台湾にも日本と同じようにお盆があります。
中元普渡(ちょんゆぇんぷぅとぅ)とは台湾のお盆に当たり、旧暦の7月15日が中元節と言われ一番大切な日になります。
今年は8月17日
台湾でも台北以外の街で行われている日本で絶対見られない、路上のセクシーダンス
中元普渡鋼管秀を紹介したいと思います。
台湾の地方でしか見られない貴重なお盆の風景です。
中元普渡(ちょんゆぇんぷぅとぅ)とは
台湾では旧暦の7月1日(今年は7月29日)の夜0時にあの世の門が開き、魂達がこの世にやってくると言われています。
門が閉まるのは旧暦の29日(8月31日)の一ヶ月間。
身寄りのある魂と身寄りのない魂
身寄りのある魂・・つまり家族のいる魂は日本と同じように家の中で食べ物などのお供え物をして供養されあの世に帰っていくとされています。。
台湾ではお盆など季節ごとに家族が死んだ身内、父・母などを拜拜(ばいばい)お参りをする習慣があります。
拜拜を行う日は旧暦の7月1日、15日、30日に行います。
室内でこのような食べ物をお供えして先祖を供養します
魂の分だけお茶碗・箸・おちょこなどを用意する家庭もあります。
祭拜祖先(ちーぱいちゅーしぇん)と言います。
そして身寄りのない魂のことを孤魂野鬼(くぅふぇんいぇーくぇー)といいます。
誰にも供養されないままだと門が閉まるまでにあの世に戻らないで、魂がこの世に止まり人々に不幸を起こしてしまうと言われています。
そのため、人々は商店の前などで食べ物のお供えをしたり、あの世のお金(黄色い紙)を燃やしたり供養をします。
あの世のお金(ゴースト・マネー)
魂の皆さん、悟飯を一杯食べて、お風呂を浴びて、お金を一杯持ってあの世に戻ってくださいと。
日中は街の至るところでこのようにお供え物とゴーストマネーを燃やしているところを見ることできます。
大きなビルの前で行われています。
商店街で一斉に火を炊くので煙がモクモクと町を覆います。
あの世のお金を燃やしているところ。
神社には何十のテーブルにお供え物が置かれています。今日はあいにくの雨でしっかり写真に取れませんでした。
中元普渡鋼管秀とは
そして、魂の皆さん、セクシーダンスを見て楽しんであの世に帰ってくださいとショウをやるのです。
ですから、セクシーダンス・ショウの主催者は
お寺ですw
決して、いや、間違っても下心があってこのショウを見ているわけではありません。
一年に一回、あの世の魂に楽しんでもらうための伝統的な台湾のお盆の行いなのです。
台北では厳しく制限されて今はほとんど開催されないそうですが、地方では今も行われているそうです。
決してその辺のエロダンスではありません。
念のためもう一度言っておきます。
それでは台湾のお盆に見られる中元普渡鋼管秀という名のセクシーダンスを!!
中元普渡(ちょんゆぇんぷぅとぅ)
鋼管秀(かんくぁんしょおう) と言います。
行ってみましょう!!
場所は中華路夜市、いつもは夜市をやっているのですが今日は休みのようです。
いつもの中華路夜市。
いつものように夜市へ行くと爆音が流れていて歌声が聞こえる・・・
なんと、道端でダンスショウをやっている。
夜の8時ぐらいです。
この子が一番可愛かったですねw
終了後、子供達が壇上に上がる・・・
何かをプレゼントしていました。
その後、歌謡ショウーのように女性が歌を歌うのですが、なぜか水着姿。
その後、司会の女性が進行したり歌を歌ったりしています。・・・年齢はいくつぐらいかなぁ、40いってるかも
完全におっさんほいほいです。
また、ストリップが始まりました。
凄い!!
ステージを降りて・・・
男性をステージに上げます。基準はよくわかりませんw
ん?
上半身を裸にさせます・・
ズボンも脱がそうとしたのですが、男性が拒否しています。・・そこは脱げよ。
はい、女王様プレイっす。
観客席に女性が降りていきます。
チップを払うとダンスをしてくれます!ストリップじゃないかと憤慨しないでください!
これは台湾のお盆の風景です。
舞台は大型トラックが開いて即席ステージになっています。板一枚隔てて女性が休憩・・
シュールですね。
また、女性が歌い始めます。
背が高くて綺麗な方です。・・・これで終了と思いきや・・
なぜか水着姿になって歌い始めます(笑)
終了。
午後10時ごろにすべてが終わりました、時間にしたら3時間ぐらいですね。
これらのショウはあくまでも身寄りのない魂、孤魂野鬼が楽しくあの世に帰って頂くための台湾のお盆の行事なのです。
決して◯っトリップなどのような現世の男達のためにやっているものではありません。
このようなセクシーダンスはお寺にお願い事をして叶った時などに寄付をしてその金などで不定期に行われることもあるそうです。
台北では厳しく規制されているようですが、地方ではまだ行われています。
中元普渡鋼管秀という台湾独自のお盆の風習は台北では見ることができません。
ここ、台中など地方都市でしか今は見ることができません。
台湾地方都市には知らない魅力がたくさんありますね。
是非、台湾台中に訪れてリアル中元普渡鋼管秀にあってください。
それでは
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