2024/11/06
事実は小説よりも奇なり
使い古された言葉だが、時々、驚くような人と出会うことがある
今回は花蓮のとある日本食レストランで日当1,000元(およそ3,800円)の給料を貰いながら月5万円貯金しているという凄い日本人男性の話です
ワーキングホリデーで働いている20代の男性なら台湾に結構いますが、この人
50代です・・・しかも60歳に近いほう(笑)
今回、ゲストハウスをオープンする方の所に居候という形で半月ほど住まわせてもらっているのですが、花蓮に住み日本人に挨拶をしたいという事でとある日本食レストランへ行った
そこの厨房で働いていた50代のおじさんの生き方が個性的過ぎて素敵なので紹介しておきます
今から5年ほど前に日本で離婚して台湾へ来た
5年ほど前に離婚をして台湾へ来たそうですが、初対面で離婚の理由やなぜ台湾へ来たのかまでは詳しく聞けませんでした。
ここのオーナーの話では勘違いして来たんや(笑)とは言ってましたがw
台湾の語学学校に9ヶ月ほど通い今の日本食レストランで働くようになった
9ヶ月ほど台湾で語学学校に通ったそうです 中国語は結構話せる方でした
それ以前は全く喋れなかったそうですから50歳になってから台湾に来て語学学校に通うって
なんて素敵なおじさんなんだろう♡
ここの日本食レストランで働くようになったそうですが、どうやら未経験っぽい方でした
給与は日当1,000元(およそ3,800円)休みは月2回だそうです(笑)
なにこの素敵なブラック企業(笑)
でも、このおじさん全然悲壮感がありません
オーナーにもタメ口でなんか偉そうにしてます(笑)
日当月給らしくて単純な計算だと
1,000元×28日=28,000元(およそ106,400円 1元=3.8円で計算)
時給計算にしたら
1,000元÷8時間=125元(437円)
もしかしたら本当のことを言っていない可能性もありますが、ほぼワーホリ時給・・つまり台湾人のバイトの時給と同じですね
でも、このおじさん凄いのは
月5万円貯金しているそうです(笑)
月5万円以下の台湾ストイックバージョン生活とは?
最近は私も含めてヌルい外こもり生活者が増えて
あれ、台湾は日本と物価が変わらないだの
台湾の食べ物は合わないだの
腑抜けな奴らが多い台湾外こもりですが、この人は台湾での月の生活費は5万円以下
つまり月14,000元以下の生活をしているそうです
給料の半分を貯金している
家賃は日本料理店の近くでシングル・ワンルーム月5,500元
水道光熱費はクーラーを使わない今の月は大体月500元
夏のクーラーを使う日は月1,000元ほどアップして月1500元
食事は仕事のある日は賄いを食べているので食費はほとんど掛からないとのこと(笑)
本人曰く
「まぁ・・そうだなぁ月8,000元か9,000元あれば生活できるかな」
だ、そうです(笑)
残りはタバコ代や酒代、日用品代ぐらい
125 ccのスクーターに乗っていたのですが、いくらしたか聞いてみたら
中古で15,000元(57,000円)だったそうです
あっ、ちなみに無免許らしいです(笑)
警察に呼び止められてもここ花蓮では無問題だそうですw
少ない休みは何をしているのですか?と聞いたら
このおじさんの趣味がまた素敵で!!
台湾でBライフ生活をすること
休みの日は車をレンタルして、近くの山へ行き、誰もいない自分だけのところがあって、そこにテントを張って生活するんだそうです
夜の星空が日本じゃ信じられないくらい綺麗なんだぞ!!・・・だって
あら、やだ、一緒に連れてってほしいわ♡
ここのオーナーさんも含めて、台湾の生活はそれなりに大変だか何とかなるとのこと
まぁ、どこまで本当かわからないのですが(笑)
介護士の資格があると言ったら
それなら台湾の介護施設で働いたらええやん、台湾は法律は厳しくて間口は狭いけど、中はダァーーと広いから頭下げて頼めば何とかなるんだそうです
台湾・・特に花蓮を始め田舎の高齢者は日本語を話せる方が多いから日本の童謡でも歌って、日本人がスタッフにいる施設ならそれなりに売りになるから、多分、雇ってくれると思うで
・・・だそうです(笑)
でも、休みが月2回はヤダ・・・ごめんなさい腑抜けの台湾外こもりでw
台湾生活ストイックバージョンは
前回の記事で台湾の生活費がおよそ23,000元と書きましたが
地方に出れば確実に生活費は下げられると思いますね
いくつか上げたいと思う
その1 家賃
台湾人の大家さん(日本語が少し話せる)と知り合ったのだが、その人が月4,000元(14,000円)のシングルルームのマンションを持っていて、今は満室で空きはないが一ヶ月後に空くかもしれないので良かったらどうかと言われた
中は人がいるので見せてくれなかったが八畳ほどの大きさだそうです
この大家さんも日本に何度も旅行に行っているようで、ホント台湾人はどんだけ日本大好きなんだよって思う
その2 食費
食費を現地食に関しては台北より2割ぐらいは明らかに安いですね
それでいて味も量も変わらないからこれは嬉しい誤算
現地食中心なら2割以上は余裕で食費を削減できます
問題点 移動手段
問題点もあります それは移動手段がないこと
ここは地下鉄もなければUbikeもありません
バスもあるにはあるのですが本数が少なくて不便です
スクーター社会ですね・・花蓮は
一番簡単なのは自転車を購入してしまうこと まぁ、中古で1,000元〜ほど
これが一番手っ取り早いでしょうね
「台湾ストイックバージョン生活費」
- 家賃・・・・4,000元
- 水道光熱費・1,000元
- 通信費・・・800元
- 交通費・・・500元
- 食費・・・・8,000元
- 日用品・・・1,000元
- 合計・・・・15,300元(58,140円)
月5万円台生活が十分可能ですね(笑)
食費はカフェとか行かなければ、7,000元以下も十分可能だと思う
引きこもるならホント5万円で生活できると思いますよ
地方都市が狙い目です!!
台湾は食と住に関しては全く困らない国ですね・・ホント
それでは