2024/09/14
深圳に滞在している時は観光地より普通の人たちが行くようなところに出かけて、どのように生活しているのか観察していました。
一人旅だからできることですね。
今回、広州まで行こうと思っていたのですが、深圳が予想以上に安く生活が出来そうで深圳の街歩きをメインにしていました。広州は次回に。
私の理想生活費は月7万円ほどです。
深圳の物価と一般サービス業従事者の収入、香港・台湾との物価・収入がどのくらい違うかも大まかですが比べてみました。それではどうぞ。
深圳の物価水準は@2017年度版
深圳を訪れた時の第一印象はだだっ広い香港。
もっと喧噪と怒号が溢れていると思っていたのですが、良い意味で裏切られました。交通秩序も電動バイクや電動自転車が普及している中国よりバイクが走り回る台湾の方がよっぽと危ないし空気が汚いように思えました。
しかし表の大通りを抜けて裏道へ行くとそこはイメージしていた中国がありました。
そして、何より物価がイメージしていたより安い。
深圳中心部でもかなり安いですね。
今回の参考場所
中心部は崗廈(Gǎng shà)というところ、私が泊まっていたところです。郊外は双龍(Shuāng lóng)です。
最初は何気なく行った郊外の物価が安くて驚いたのですが、その後、崗廈(Gǎng shà)の裏路地を見つけてそこの物価も十分安く驚きました。
双龍(Shuāng lóng)は崗廈(Gǎng shà)から50分ぐらいです。地図で見ると結構離れています。
深圳のサービス業の給料
深圳の外食などの給料ですが、チェーン店の入り口には求人広告の張り紙を張っているところが沢山ありました。人手不足なのかもしれません。
1人民元16円 1香港ドル14円 1台湾ドル3.5円で計算してます。
3300〜3,600人民元 時給は18.5人民元。
日本円にして53,000円〜58,000円 時給300円。
こちらは少し安くて、2600人民元スタート(42,000円)時給は16人民元(250円)
深圳・香港ではこのように細かく給料を役職によって上げているところが多かったですね。
こちらは頑張れば1万5,000人民元(22万5000円)までいけるとアピールしていますが・・・まぁないでしょうね。
店長で4,500人民元(72,000円)〜
実は香港・上水で回転寿しの募集チラシが店の入り口に張ってあったのですが
1万香港ドル(14万円)店長で15,500香港ドル(217,000円) 時給が37香港ドル(518円)
結構厳しいですね。深圳の2倍ぐらいです。香港て郊外だと時給500円ぐらいしかもらえないんですね。
驚きです。
台湾の有名なスタンドジュースの給料
給料は3万〜35,000台湾ドル(105,000円〜122,500円)時給は133台湾ドル(465円)
ちなみに私の彼女はパン屋で働いていて月3万台湾ドルほどです。
給料の比較
月給 | 時給 | |
中国・深圳 | 45,000円〜 | 250円〜300円 |
香港・上水 | 140,000円〜 | 520円 |
台湾・台中 | 105,000円〜 | 465円 |
郊外では求人事務所のようなところがあって工場労働者などを募集していましたが、5,000人民元(8万円)〜が多かったです。
深圳では外食で頑張って店長になって1万人民元〜ってとこでしょうか。
正直、深圳・香港・台湾ともに生活をするのは大変だと思います。特に香港はこの給料だと物価水準からして大変だと思います。
深圳の物価について
ほんの数日なので本当のところは間違っているかもしれません。しかし私が物価に対して感じたことは予想した以上に最低限の生活にかかる費用は安く済むかも、でした。
確かに不動産はとても高く、都心では最低でも200万、300万人民元と書かれていました。
家賃も3600人民元(57,000円)〜
しかし、地下鉄駅から徒歩5分ぐらいの表通りから奥に入っていくと古い中高層の建物が立っている住居街があるのですが、そこの不動産はかなり安くなっています。
一番安い物件で1,000人民元(16,000円)がありました。多分、探せばこのくらいのところもあるのだと思います。
これなら外食に従事している人もこの辺で住めそうです。
公共機関の料金が安い
地下鉄がとても安いですね。大体、数区間でも2元〜3元(30円〜50円)ぐらいで済みます。
終点の双龍まで行っても7人民元(120円)ぐらいで済みました。端から端まで乗っても200円かからないと思います。
私は深圳のスイカ、深圳通を購入したのですが100元(50元デボジットで50元利用可能)地下鉄を乗り回したので足りなくなるのではと100人民元を追加したのですが、この100元は使うことはなかったです。
(ちょっと勿体ない)
バスにも乗ったのですが先払いで2元か3元だったと思います。
飲料品が安い
ペットボトルの水が2元〜3元(30円〜50円)
コーラ500 3.5元(50円)
青島ビール3.5〜4.5元(50円〜60円)
青島ビールですが一本50円で飲料品とほとんど値段が変わらなかったです。とても安い。
コンビニ弁当は12元(190円)
カップ麺は5〜6元(80円〜100円)
ファミリーマートとセブンイレブンがあったのですが、個人の便利店がとても多いですね。イートインのあるコンビニもありました。店の雰囲気は台湾のコンビニに似ています。
衣料品も安い
老路ってところは若い人が沢山集まり、深圳の渋谷のようなところですが、そこは衣料品店が多く集まりとても安かったです。それこそ500円前後、1,000円もあれば十分な服が購入できると思いました。
品質もそれほど悪いとは思えません。ユニクロが台湾と同じぐらいの価格設定で売っていましたが明らかに高いですね。客も全然いませんでした。
ユニクロは普通に200人民元(3,000円)とかで売ってましたが私が見ても高いと思いましたね。
野菜や果物も安い
スーパー・・日本で言う八百屋のような小規模なスーパーが沢山あって、どれもとても安い。
野菜も一房5元ぐらい、スイカがカット売りで2元・3元で売ってましたね。
台湾はスーパーがあまり安くないし意外にないので中国便利です。
自炊派の人は中国なら月1万円もかからないと思う。
その他
床屋・・最低価格10元(160円)
通常店・・25元(380円)
マッサージ 30元(450円)
床屋さんは外にあるタイプで10元・普通に床屋さんで15元〜25元ぐらいでした。マッサージも30元、安いですね。
ちなみに台湾は一番安いところで100台湾ドル(350円)
普通のところで300台湾ドル(1,050円)〜です。
外食は10元〜20元(160円〜320円)
食事も個人店の店の自助飯店なら10元で食べられます。
感想ですが、味はどこもかなり辛くて、どの店もご飯や麺が多い!
台湾の1.5倍ぐらいありますね。中国の自助飯店だとお腹一杯になってしまいます。
中国で走っている電動自転車は1500元ぐらいで売ってました。22,500円。
ホテルも郊外だとシングルで40人民元ぐらいでありましたが、外国人は泊まれるのでしょうか?
今回は泊まらなかったのですが、次回は泊まってみて感想を書きます。
カフェは高い
反対にカフェ系は明らかに高かったですね。
スタバで一番安かったのは中のコーヒー、24人民元、タンブラーで3元安くなります。21人民元336円
香港のスタバが25香港ドル、タンブラーで4元安くなり21香港ドル294円
物価も家賃も高い香港が安いという不思議な結果になりました。
スタバだけでなく台湾資本の85°カフェも高かったですね。一番安いのがアメリカンコーヒーで10元(160元)
パンも一個10元前後と個人店の飲食店と比べると高いですね。
有名なチェーン店以外も高いです。日本と同じぐらい。少し食べると1,000円は軽く超えますね。
価格とは関係ないのですが、台湾系の飲食店が多い気がしました。
深圳は台湾ブーム?
これも台湾系ですよね?いーてんてんと読んで、直訳すると「少し」って意味。
個人店で台湾式のジューススタンドもありましたね。
珍珠奶茶(ちんじゅーないちゃー)タピオカ・ミルクティー10元160円。値段は台湾と同じぐらいだと思う
台湾だと50〜60台湾ドル
マックはタッチパネル方式が多かったです。ただし店員がぴったり付いてくるのであまり意味ないような(笑)
セットで17元〜(272円)
台湾にはまだありませんね。日本もまだ導入されていないですよね?
まとめ
やはり製造業が強い国なので自国で作ることが出来る製品は安いですね。
特に食料品は安い。自炊・外食とも地元で買えばとても安くできると思います。
日常品もそれほど高いと思いませんでした。
住居も購入するには高いですが、借りると安いところはありそうです。その辺は台湾と同じです。
物価のイメージとしては、香港の半額、外食は半額〜三分の一。
深圳の給料でも生活は可能だと思います。反対に香港は給料が安くて大変だと思う。
月7万円生活は十分可能だと思います。
ただし、深圳に住みたいか?と言われれば残念ながらノーです。
やはりネット環境が微妙過ぎます。
そこがクリアーになれば面白い場所になりそうなんですけどね。
あっ、カフェも少し高いですよね。
ノマドワーカーとネット中毒者にはそこが残念なところです。
うーーん、香港戻るとやはり香港がいいな(笑)
7万では絶対無理ですが・・・
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