来年から徐々に複数拠点の展開して行く予定です。
複数拠点は
台中・マカオ・タイ(パタヤ)がメインの拠点になる予定です。
それ以外の候補地としては
タイ(チェンマイ)・マレーシア・ベトナムなどです。
カンボジアとフィリピンにはまだ行ったことがないので来年にも訪問したいです。
何度か訪問をして意外に長期滞在可能なのではと思っているのが「マカオ」です。
今回は候補地・マカオのセミリタイアの可能性を記事にします。
次の拠点地「マカオ」について
マカオは人口60万人ほどの小さな町ですが年間3000万人以上が訪れる大観光地です。
そのほとんどが中国人・・・そしてカジノを目当てにマカオに訪れます。
カジノ収入で潤うマカオ
巨額のカジノ収入のおかげで現在、一人辺りの所得がアジアナンバー1、米ドル建てで7万ドルとなっています。
シンガポールや石油の国ブルネイではありません。
そのため年間予算の9年分にもなる財政黒字や予算が余り毎年マカオ人一人に10万円の現金が配られる、教育費・医療費は無料と日本から見るとと羨ましい限りです。
マカオ人の生活は意外なほど質素?
これだけ裕福だど、さぞマカオ人は贅沢な生活を送っているだろうと想像しますがほとんどのマカオ人は日本人以上に質素に生活をしている気がします。
その辺は商売で稼いで豊かになった香港と違いカジノ収入、つまり政府の分配により裕福になったからかもしれません。
新しい高層ビルやマンションが次々と建てられる香港と違い、このような古いマンションが今でもそのまま使われています。(ただし値段は香港並)
人々の生活のリズムも香港より明らかにのんびりしています。
セミリタイア先としてのマカオの魅力
ビザが90日
まずは観光ビザで90日滞在することが可能です。
これは香港の90日と同じで滞在日を気にする必要もありません。
通貨の単位は「パタカ」
マカオは「パタカ」という単位の通貨が流通しています。マカオ市内なら1パタカ=1香港ドルで香港ドルも問題なく使用できます。(逆はダメです。香港ではパタカは使用できません)ただしお店によってはコインは使えないところがありました。
実際の公式レートは
1パタカ= 1.03香港ドル
香港ドルの方が3%高くなっています。
人民元を含めた公式レートは次のようになっています。
1パタカ=1.03香港ドル=1.24人民元
マカオ市内では人民元もそのまま使用できる店もありますが
1パタカ=1.1 人民元など良心的なところで店によっては
1パタカ=1香港ドル=1人民元
などというボッタクリ店もあるので注意。
私は香港ドルをそのまま使用していましたが、長期に訪れたり滞在するならキャッシングで「パタカ」は引き出して使用した方が有利ですね。
キャッシング1ヶ月の金利は1.5%、早期返済をすればもっと安くなります。
カジノホテルの無料バスが充実している。
台中は公共の無料バスが走っているのですが、マカオはカジノホテルの間を無料のシャトルバスが走っています。私は最初、公共バスを利用してマカオ市内を移動していたのですが(それでも一回50円ほどで安い)無料のシャトルバを使ってもっと前から乗っていれば良かったと思うほど便利です。
マカオ半島・タイパ島・マカオ空港・珠海との国境、关闸(關閘/ Border Gate)を無料で行き来できるのはとても便利です。
無料バスを利用したことによって交通費は実質無料となりました。
参考記事
中国・珠海まで近い
もう一つの最大の利点は中国・珠海にとても近いことです。無料バスを利用すれば珠海まで交通費ゼロで入国できます。
マカオの観光ビザが90日、中国の観光ビザが15日とビザランも簡単です。
これは香港にない魅力です。香港は深センまで地下鉄で尖沙咀から1時間近くかかり、そこから入国と気軽に行くことができません。
その点マカオは香港より街が小さいので簡単に中国へ行くことも可能です。広東へ行くのも深センより簡単で楽です。深センは街が大きいので人も多くて駅の移動も疲れます。
参考記事
場所 关闸(關閘/ Border Gate)
他の都市から近い、マカオ国際空港も町から近い
マカオから台中まで直行便が格安で出ています。大体片道6,000円ほど、往復で12,000円もあれば大体いつでも行くことが可能です。
時間も1時間15分、マカオからもタイやその他の東南アジアの都市へも飛んでいて移動に大変便利です。
空港が町から近くて小さいから移動が楽です。香港は空港が市内から遠くて不便です。
場所 マカオ国際空港(澳門國際機場)
- ビザが90日
- マカオ市内が実質無料で移動できる
- 中国・珠海へ行くのが簡単
- マカオ国際空港が近く他の国への移動が楽
この4つはとても魅力です。
街が小さいので中国へ行くだけでなく空港から町もとても近いです。極端に言えば歩いて行けます(夏は暑いので無理ですが)
それ以外の魅力として
食費が意外と安い
食費は香港と変わらないと思っていたのですが、マカオ人が利用するような地元のお客しかいない店は香港よりやや安くてボリュームもあります。
「澳門好景飯店」は地元客で賑わっている安くてオススメのお店です。
場所
これで32パタカ(464円) 1パタカ14.5円で計算。
香港で同じ値段だと量は半分です(笑)
カジノホテル内や周辺には観光地価格の高い店が多いのですが、裏道に入れば安くて美味しいマカオの人々が利用している食堂が沢山あります、その中からお気に入りが見つかれば食費も安くなります。
一日二食で1000円ぐらいは十分可能です。
ギリギリ安宿が存在している。
安宿もまだ辛うじて存在しています。私が利用しているところは一泊120パタカ(1,740円)
香港にも重慶大廈という安宿が今でもありますが、週末やハイシーズンなど観光客が増えると露骨に値段を上げてくるのでそのような時は気軽に泊まることができません。
1500円ほどのドミトリーが1万円を超えることもあります。
私が利用しているマカオの安宿はハイシーズンになっても値段を上げることもしないので助かります。ここがなくなったらマカオ滞在も無理です。
マカオの安宿紹介 二星公寓より
マカオの滞在費は?
月5万円 無理
月7万5,000円 無理
月10万円 ギリギリ可能か?
住居費 1,740円×30日 52,200円
食費 1,000円×30日 30,000円
通信費 1,500円×3枚 4,500円
その他 13,300円
合計 10万円
贅沢できないような支出ですがカジノホテルに行けば無料の娯楽や食事はあるし(笑)
珠海に無料に行けるのは大きいです。
ネット環境はタイの国際ローミングSIM「 True TRAVEL ASIA SIM」が便利です。
一枚1,500円で4GB利用可能、月12GB利用ぐらい利用して計算しています。
マカオの欠点
年間3000万人の観光客が訪れるのですから観光客に優しい街のように思われますが、決してそんなことはありません。
どちらかと言うと来たけりゃ来ればそんな感じです。
まずはネット環境が良くない
香港と違い無料のSIMの販売場所が余りありません。自販機で簡単に購入できるのですが3日や5日で100香港ドル・200香港ドルと大変高いです。
マカオのネット環境はタイのSIMが便利です。
参考記事
- タイの2つの格安国際ローミングサービスSIM「SIM2Fly」「True TRAVEL ASIA SIM」を日本で利用したので紹介します。
- 国際ローミングSIM「Pokefi」と「True TRAVEL ASIA SIM」を中国で使用したので二つのサービスの感想を率直に言います。
無料のwifiもほとんどなく使いにくいです。東南アジアや台湾にあるようなカフェも少ないです。結局スタバを利用することになります。
後、私だけかもしれませんがGPSがマカオだと正確に表示されないことが多いです。
マカオにはGPSを妨害するような電波でも飛んでいるのでしょうかw
公共バスも利用しにくい
安くて便利な公共バスですが観光客にはとても使いにくいです。
香港のバスアプリのような便利なアプリもありません。一見さんお断りのような雰囲気です。
街が小さいので結局路線を覚えてしまい必要ないのかもしれませんが。
珠海+マカオだと月10万円以下も十分可能かも。
マカオを生活の拠点にするのではなく珠海を生活の拠点にすると10万円もかからない可能性があります。
よく考えたらマカオと珠海は近いのでマカオに無理に滞在する必要もありませんね。
珠海自体の日本語の記事がとても少なくて最新の物価や安宿・住居費などよくわかりません。
ってことで実際自分が調べてくればいいってことで2018年は去年以上に頻回にマカオと珠海には訪れると思います。
マカオは珠海とセットで考える。
他地域へ行くのにとても便利、中国・珠海に気軽に行けることが魅力です。
あっ!忘れていましたがカジノも魅力です。
今後はマカオに滞在して珠海記事を増やしていけたらとと思います。
反対に魅力が落ちているのが香港、物価高でもう私のような人間が気軽に行ける街ではなくなっています。
香港は深センの入り口として利用するぐらい?
ただし香港も「深センをメインにプラス香港」と考えると10万円以下で十分生活できる可能性がありますね。
私はホテル予約はアゴダとbooking.comをメインに利用しています。
中国本土のホテル予約は中国の予約サイトが数も豊富で確実です。
よりお得な価格を探すならホテル予約サイトを横断して検索するトリバゴが便利です。
ポンタポイントの消化と頻繁に割引クーポンキャンペーンを行うじゃらんも利用しています。
航空チケットは結局いつもここです。