資産3,000万円からの海外FIRE情報

当ブログもテーマ 「FIREのための資産3,000万円の運用術 」「趣味の労働化の構築 」「日本・台湾・東南アジアをメインとした海外生活術 」

【金貨投資】香港・台湾・日本でのゴールド投資。世界で一番安く金貨が購入できるところはどこか?

[記事公開日]2017/12/02
[最終更新日]2018/03/31

【金貨投資】香港・台湾・日本でのゴールド投資。世界で一番安く金貨が購入できるところはどこか?

今回、香港へ行ったついでに確認をしたいことがいくつかあって、その一つが

「ハンセン銀行でカンガルー金貨は購入できるか?」

ネットでは今年の3月からハンセン銀行の口座がない人は購入不可との情報があるのですが、10年ほど前の海外銀行口座ブームが過ぎ、この手の情報は古いか業者向けの情報が多く新しい情報がなかな出てきません。

参考サイト

それじゃあ香港行ったついでに確認するべ!ってことで確認に行ってきました。

購入する金貨とは何か?

私が購入しようと考えている金貨は「地金型金貨」と言われている種類の金貨です。

オーストラリアのパース造幣局が発行している「カンガルー金貨」、香港では「ナゲット金貨」とも言われています。

地金型金貨(じがねがたきんか)とは?

信用度の高い国が発行している金投資用の金貨で日本ではクリーガーランド金貨やメイプルフール金貨などが有名。単位はトロイオンス(oz)、1ozは31.1035g

金貨の時価に加工費がプラスされ同重量の金貨よりもやや高いが購入時の手数料がない、ただしスプレットがあり、このスプレットは国によって大きな違いがあリます、一番安いのが香港の銀行での購入でした。

ちなみに一部投資家の間で話題のアンティークコインは収集型金貨と言われています。

香港恒生銀行(ハンセン銀行)本店へ行ってきました。

結論からいうと購入はやはり銀行口座のある人のみだったです。

それではハンセン銀行の銀行口座を開設したいと話したところ口座開設に必要な書類等がこれだけ必要と言われました。

  • 香港で働いているor学生であること
  • パスポート
  • 英文の日本の住所(自動車の国際免許でok)
  • 納税証明書

ハンセン銀行の口座開設は厳しいと事前に知っていたのですが日本の納税証明書が必要とは意外でした。

これは英文に翻訳したものか、そのままでいいのかまでは確認しませんでした。

ただ学生なら可能のようなので語学留学の入学証明書あたりがあれば意外と口座開設できそうだと思いました。

香港で格安で金貨を購入することは不可それではどこで購入するのがいいのか?

ハンセン銀行のサイト Gold Prices

2017年11月30日 

  • Bank Buy  10,365香港ドル
  • Bank Sell     10,415香港ドル

10,415香港ドル( 香港ドル14.3806円として計算)149,773円

三菱マテリアル 金価格推移

  • 買取価格(消費税込み)154,576

香港で購入する方が5,000円ほど安く購入できます。香港で購入してその日に帰国して売却すればこのくらいの利益が出ることになります。ただし金貨は20万円以上を持ち込む場合は申告が必要なので一枚ずつ持ち込んでも手間暇かかるだけです。もちろん金自体価格変動が結構大きいので下落すれば損失もでます。

ツイートで新たな情報が・・・

台湾銀行の口座を持っていると金貨が購入できるそうです。

台湾銀行 黃金牌價

台湾銀行は銀行の営業時間しか価格表が開いていないようです。

  • 本行賣出 40,928台湾ドル(台湾ドル3.7403円) 153,082円

金貨はあまり安くないですね。

ただしインゴットは台湾でも価格差があるようで、ざっくり調べたら

100g台湾銀行 125,090台湾ドル(台湾ドル3.7533円)日本円で469,500円

100g 日本マテリアル 買取価格 495,200円

100gあたり25,700円の価格差があります。結構ありますね。

20万円分の金貨でも1万円ぐらい価格差ありそうです。金貨ではなくインゴットで良さそうです。

その他探していると台湾と日本でスプレットの小さい店があるのを発見。

台湾  貴金屬交易中心 40,333台湾ドル 150,857円

日本 野村コイン   買取価格 税込   155,900円

台湾の貴金屬交易中心ってとこが香港のハンセン銀行より1,000円ほど高いだけでかなりお得です。

日本は野村コインというところで売却すれば5,000円ほどのスプレットがあります。

まぁ、日本で売るのは面倒ですが、価格の安い台湾のこの店で購入するのは悪くないですね。

現地通貨建て円建て
ハンセン銀行
(本店)
10,415香港ドル149,773円
貴金屬交易中心 40,333台湾ドル150,857円
台湾銀行40,928台湾ドル153,082円
三菱マテリアル154,576円
(買取価格)
野村コイン 155,900円
(買取価格)

まとめ

ビットコインブームで一時期ほど全く注目されなくなった金。

特に金貨は日本が購入時に8%の消費税を課税することから内外価格差が大きくなっています。

ちなみに金は2016年に免税製品から外れてしまいましたので日本で非課税で購入することは不可能です

ゼロ金利の中、貯金や国債を持っていてもほとんど金利のつかない今なら資産のほんの一部を金などの実物資産に投資をするのも悪くないと思います。金も同様に金利や配当がつきません。

個人的にはETFなどはコストが高くてオススメしません。

金は無くしたり盗まれたりするリスクがあるので注意は必要ですが、海外で安く購入が可能なら購入していきたいと考えています。

東南アジアで購入できるか次回に確認していくつもりです。

香港・マカオ・深セン・広州ータイーベトナムは定期的に訪れる国ですので、もし金に限らず価格などを調べてほしいとお考えの方はツイッターなどでお声をかけてください。

可能なものならお調べしてきます。

金の海外情報は時々更新していく予定です。

それでは

関連記事&スポンサーリンク

ブログ統計情報

  • 9,846,849 アクセス
2024年3月
« 2月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別日記記事



カテゴリーから探す

UA-45357723-3