日本の確定申告は2月15日〜3月14日。
台湾でも同じように確定申告があります。時期は5月とのことで、台湾人小姐が確定申告に行くとのことで、私も一緒について行きました。
日本と少し違って面白かったので紹介します。
確定申告の場所は地下駐車場!
確定申告をする場所は日本と同じで住んでいるとこでします。彼女は実家に住民票を置いているようなので、実家の近くの確定申告の場所で申告をしました。
歩いて申告する場所へ、保健所の地下が特設場になっているようです。、
申告場所は地下駐車場、しかし、クーラーがガンガンにかかっているので不快感はないです。
申告用紙も日本と似ていて違和感があまりないですね。(この辺は漢字の国同士でお得です)
申告も最終日だったのですが、それほど混んでいなくて30分ほどで終了。
最後に申告終了して貰った書類を見たら日本と少し違うところがありました。
家族の資産が丸わかり?
彼女の申告用紙がこれ
収入だけでなく、銀行の利子と株の配当や利益もわかるようになっています。
彼女の年収が35.7万元 1台湾ドル3.6円で計算すると日本円で128万円
月10万円ぐらいになります。
フルタイムで働いてこのくらいです。
面白いのは利子が7,600元あると申告書に書かれていることです。日本は基本分離課税なのでないですよね?
台湾の定期貯金の利子が1%ほどですから、逆算すると76万元、270万円ほど貯金していることになります・・
安い給料なのに貯金をしていて、しっかりものの彼女です。
実は世帯全体の収入や利子を見ることが台湾では出来てしまうのが面白いです。
三姉妹の一番下の妹の給料が年収54万元およそ200万円。
末っ子の妹は日系企業に勤めていいます。
彼女は妹はこんなに貰っているんだーーと驚いていました。
私は台湾企業でボスがケチだから安いのよ!
なんて、言ってましたが違うと思うなぁ(笑)
下はご両親の銀行の利子と株式の配当(定年で収入はないようです)
利子が25,000元、株の配当もおよそ74,000元となっています。
銀行の利子1%、台湾の株の配当3%とすると大体250万元ずつあることになりますね。
合計500万元日本円でおよそ1,800万円の蓄えがあることになります。
これに年金と自分持ちの自宅があるので台湾では十分生活できるでしょう。
彼女の家庭のお金の流れが丸裸になってしまいましたw
台湾では奥さんに黙って株取引をするなどは無理ですね、バレます。
ちなみに、台湾の健康保険は日本と同じように収入によって違うのですが、
保険料の支払いは企業6割、本人3割、国1割となっていて企業の負担が重くなっています。
そのため、企業は課税のかかる基本給をあまり払わないで食事代や残業代、交通費を多めに出して、保険料を少しでも安くしようと節税するらしいです。
ちなにみ彼女の年収だと毎月の支払いは300元ちょっと日本円で1,200円ほどになります。
税金は2,000元ほどでしたから、保険料含めて合計6,000元ほど、日本円で2万円
所得に閉める割合はおよそ1.5%ですから、台湾はまだ税金が安いので所得以上に生活は恵まれていますね。
これが日本だと低所得者でも容赦なく取られますから
参考記事
台湾の30前後の女性の給料
台湾は個人事業主が多いので日本以上に格差が大きい社会ですが、働いている人の給料、今回は30前後の台湾人女性は大体年収で35万〜50万元ぐらいだと言うことになります。
実際は共働きで年収100万台湾ドル(360万円)ぐらいで家計をやりくりするのが標準的な家じゃないかと思います。
このくらいの収入があれば十分生活が可能ってことです。
日本で高い税金や生活費で逼迫しているなら海外を拠点に移すのも十分ありだと思います。現地で彼女・彼氏を作って力を合わせていけばやっていきますから心配いりませね。
個人が小さく稼ぐ上でのオススメ本
仕事を辞めても不安に思わないように少しずつでも自分で稼ぐ力をつけていきましょう。