2024/11/06
台湾・台中に二ヶ月以上滞在して、日常の大まかな生活費が分かってきたので記事にしたいと思う。
台湾・台中市の滞在費はどのくらい掛かるのか?
まず注意していただきたいのは海外生活費を語る上で次の3つの基本的な考えはどこに行っても変わらないことです。
- 首都圏は高い
- 為替によって大きく変わる
- 日本での生活費によって大きく変わる。
世界的な現象だと思いますが、その国の首都圏は生活費がとても高いです。
台湾でいうと台北の生活費は日本と変わりません。
なぜ物価が高いのかと言えば、一番は家賃が高いからです。
台北は家賃が高く私が少しの間ですが、日本の名古屋の生活費とそれほど変わらないと思います。
ですから、生活費を落としたければ地方都市に住むことをお勧めします。
台湾なら台中市・高雄市・台南市・花蓮市などです。
多分、これは世界共通な問題だと思う。首都はどの国でも生活コストが高く。先進国・発展途上国それほど変わらないのではないかと思う。
為替によって生活費は大きく変わる。
これは当然の話ですが、為替によって大きく変わります。
私の台湾の生活費と為替の関係を書くと
- 1台湾ドル=4円以上の円安で台湾と日本の物価は大体同じ
- 1台湾ドル=3.5円(2016年3月現在の水準)で日本の75%〜80%ぐらい。
- 1台湾ドル=3円で日本の60%ぐらい
- 1台湾ドル=2.7円以上の円高で日本の半分ぐらい。
今は1台湾ドル3.5円前後ですので、日本の物価の四分の3〜8割ぐらいと考えて頂ければいいと思う。
意外に日本と変わらないと思いませんか?。
実は台湾の物価、トータルで見ると日本とそんなに変わらないと私は思っています。
ただし、日本より明らかに安い物やサービスと高い物との差が大きいです。
そして、最後が日本での生活費が海外生活費に大きく関わるということです。
これは日本でお金の掛かる生活をしていれば当然、海外でもお金はかかります。
物価の安い海外に来たからと言って、突然生活費が安くなることはないのではないかと思います。
今の台湾なら
日本で30万円の生活なら台湾で23〜25万円ぐらい。
20万円なら15万円・・・10万円なら7〜8万円
このくらいを考えていたらいいのではないかなぁ。
私は台湾での生活費は月20,000元(7万円ほど)あれば十分生活できると思いますが、日本でも生活費は月10万円もあれば困らないと思っています。
反対に月30万円生活費を掛けている方が台湾に来て月2万元で生活できるかと言われれば、ちょっと無理ではないかと答えますね。
日本でローコスト生活を心がけることですね。
それでは、台湾・台中市の生活費を個別に書いていきます。
まずは日本より安い物を紹介していきます。
1台湾ドル3.5円で計算
家賃5000元〜10,000元(17,500円〜35,000円)
台湾の地方都市に来て一番不思議なことは家賃の安さです。ただし家賃が安いからといって住宅購入費が安いわけではありません。
台中でも中古の物件でも1,000万元ほど(3,500万円)出さないとファミリー向けは購入できないようです。名古屋ならずっと条件の良い物件が購入できると思う。
20,000元も出せば日本でいう100平米ぐらいの広さが借りられると思う。
駅や公園の広くて環境も良くて、かなり広くていい物件が台中には結構あります。
個人的には台湾は不動産は購入より借りた方という考えです。
地方都市は家賃が安くてクオリティが日本よりずっと高い(おまけに家具・白物・家電・ネット、ケーブルTV,水道代が付いてます。)
反対にここまでしないと借りてがいないってことなんでしょうね。
交通費 0円〜
台中は地下鉄がないため台北より不便に感じますが、市内バスが10キロまで無料とレンタルサイクルが最初の30分無料のため、市内移動に交通費が全くかかりません。
バスもレンタルサイクルも距離内・時間内に乗り換えればリセットされそこからまた10キロ・30分とカウントされるためとても便利です。
これ日本もやらないかなぁ・・・・
通信費 800元(2,800円)
通信費の費用そのものは日本とそれほど変わらないと思いますが、ネットの接続・容量共に日本よりずっと便利です。台湾のネット接続し放題は言葉のまま本当に接続し放題です(笑)
日本のエセネットし放題とはわけが違います。
日本の大手携帯業者は台湾の業者を見習うべきだね。
公共料金・ガソリン代 1000円〜
水道代・ガス代は家賃に含まれるところがあり安いです
ガソリン代も私は車に乗らないので最新の情報は知らないのですが今はリッター20元(70円)を下回っているはずです。電気代も日本の7割ぐらいですね。
地元料理の外食費 一食50元(175円)〜
台湾人が食べているような地元の台湾料理は日本の外食費の半額ですね。
一食100元(350円)もあれば十分だと思う。
日本食にこだわりがなければ食費は外食費中心でも月2万円ぐらいに抑えられると思う。
町中にあるジューススタンドも安いですね
ミルクティーが500mlで25元(87円)タピオカミルクティーでも35元(110円)とかですから儲かるのですかね?ってくらい安いです。
地元資本のカフェ
地元資本のチェーン店などは安いですね
一番安いSタイプのアメリカンで35元(110円)ほど
後、モスバーガーはコーヒーは安かったです。日本のモスより広くて電源があり便利です。
モス 35元〜45元ほど
スタバが85元ほど
マック 33元〜45元
地元のカフェは100元前後です。
床屋
台中で一度、床屋さんを利用しました。
カット・洗髪で300元(1,050円)
髭剃りはありませんでした。それ以外は日本とサービスレベルも変わらないと思う。良いです。
最安値は150元(525円)のところがありましたね。今度利用してみようと思う。
ヘヤーサロンは日本と同様安いのから高いのまでいろいろありますね。レベルも日本とそんなに変わらないと思う。
日本と同じぐらいの物
スーパーやコンビニ
意外に思われるかもしれませんが、スーパーでの食料費や日用品は安くないです。
単純に比較は難しいですが、トータルで日本と変わらないと思う。
特に牛乳などの乳製品と果物が結構高い。牛乳は1.5ℓで500円ぐらいするんじゃないかなぁ。
そのためか台湾のスーパーでは豆乳のコーナーが凄く大きいです。
米も10キロ800元ぐらいだったけど、それより少し安い米だと日本でいう、クズ米が多くて正直不味いと思う。
ミネラルウォーター1.5ℓ….10〜20元(35円〜70円)
コーラー0.5ℓ…..25元(87円)
台湾ビール350ml…..30元(105円)
キリン一番…..38元(133円)
ティッシュ…89〜100元(350円)
米2k…..150元(525円)
牛乳1.5ℓ…..120〜150元(300円〜525円)
豆乳1.5ℓ……50〜60元(175円〜210円)
バナナ3本……52元(182円)
キャベツ…….85元(300円)
人参3本……39元(135円)
魚の缶詰…..35〜50元(105円〜175円)
写真はwallmartと呼ばれる大手チェーン店です。香港にもありますね。
カップラーメンは25元〜50元・・イオンと同じぐらいですかね?
お酒は日本より安いです。ビールは発泡酒ぐらいの値段です。
日本より明らかに高い商品は乳製品・・・特に牛乳は2倍以上しました。なぜなんだろうか?
生鮮食料品は日本とそれほど値段は変わらないと思う。自炊をしないためか品揃いも日本より悪いです。
台湾というと南の国で果物は安いだろうと思っていたのですが、バナナとか日本より高いですよね。
昔は台湾バナナが日本に沢山輸入していたと思うのですが・・・今は栽培していないのでしょうか。
ティッシュは日本同様安かったです。日用品はなぜかどれも大きい物ばかりで不便です。
個人的な感想ですが、台湾のコンビニはあまり美味しくなくてほとんど利用していません。
値段は日本の8割ぐらいだと思うのですが、コンビニに関しては日本の方が圧勝かなぁ、そのくらい差があると思う。
パンとか美味しくない、パン屋さんは普通に美味しいのですが・・・
パン屋さんは日本のパンより少し大きくてお得です。もちろん美味しいです。
一個25元〜50元ぐらい(80円〜200円)
洗剤やシャンプーなどは日本と料金がほぼ変わらない上に量が多い大パックばかり・・・
台湾のスーパーは日用品がどれも大パックばかりでちょっと不便でしたね。そんなにいらないのですが・・・
そのため台湾ダイソーはとても便利です 料金は39元(136円)
日本より3割ほど高い計算になりますが、便利でお世話になっています。
日用品全般に言えるのですが、日本と同じぐらいの値段設定だと思っていいですね。
ですから、1台湾ドル4円ごろなど日本より高く感じました。全然安くないと・・・
デジモノ全般
スマホや家電は日本とあまり変わらないと思います。テレビは日本より安いと思ったけど
日本より高い物
日本より明らかに高い物も沢山ありました。
ナショナルチェーン店の物
世界的に名の知れたメーカーの製品はどれも日本より高いですね
1.5倍〜ヒドイと2倍ぐらい価格差がありましたね。
高級ブランド品とかでなく、日本のユニクロや無印、ナイキなどのスポーツ用品
それに日本の外食チェーンも日本より高いですね。
台湾料理以外は当然ですが高いです。
個人店が多いためか生活に必要な物以外は値段も安くないし品揃えもあまり良くない気がしました。
台湾人が日本へよく行く理由もわかります。個人的には台湾人が思っているほど日本製が台湾製より優れているとも思わないけど。
物価差は個人の消費のありかたによって大きく変わると思うので一概には言えないと思うのですが、台湾で感じるのは
生きていのに必要な最低限な物は安く設定されている。
公共料金や交通費や食料品は安いが、それ以外はそんなに安くない
特に服や雑貨・日用品
意外に安くないのがスーパーの食料品です。台湾人の多くが外食をするわけですね。
食料品の値段に比べて外食費が安いことを考えると外食で働いている人の給料が相当安いと考えるべきかもしれませんね。
贅沢な生活をしようと思えば日本と変わらないと思います。
車などの値段は日本と変わりません。バイクなどは中古で買うと10万円以下で買えるようです。
自転車もジャイアンツの店を見に行ったのですが、エントリー向けのクロスバイクなどを少し台湾の方が安くなっていました。高額なロードバイクは価格差はなかったですね。
台湾の方が安くて便利なもの
家賃
光熱費
交通費
通信費
地元の外食店など
後、無料の図書館は日本よりずっと使い勝手が良くで便利です。
1台湾ドル3.5円で月どのくらいで生活ができるかと聞かれれば
やはり20,000元(7万円)もあれば一人暮らしなら十分生活できますね。
外食費などあまりしなければ月6万円ぐらいで台湾の地方都市なら普通に生活できると思います。
年間100万円ぐらいで台湾なら十分生活できます。
日本よりお金は間違いなくかかりませんね。私の場合ですが。
日本で月10万円ぐらいで生活ができるなら
台湾で6万〜7万ぐらいで生活できると思いますよ。
そう考えると、治安も良いし親日で不快に思うことも少ないから本当に台湾は住みやすいと思う。
今後も物価情報は個別に詳しく書いていければ記事にしていきますね。
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