2024/11/06
一度は乗って見たかった中国の鉄道。
今回初めて乗りましたのでその時の経験を記事にしたいと思います。
珠海〜広州は高速鉄道を利用
マカオ・关闸(關閘/ Border Gate)から珠海へ、週末や中国の休日にここを通るとうんざりするほど人が多いのですが、今回は月曜日とのことでそれほど多くありませんでした。
自転車で入国する人もいました。マカオノマドは自転車があると便利ですね。外国人も可能なのかな?
珠海入国、イミグレを背にして左側にすぐ珠海駅があります。
場所
駅前にバスターミナル、切符売り場は普通語(北京語・英語)が通じる売り場があるのでそこに並びましょう。
切符を購入するにはパスポートの提示が必要。
切符には名前とパスポート番号が記載されます。
ちなみに台湾人はビザ申請時に受け取るIDカードの定時が必要(パスポートは必要なし)。中国入国も外国人ゾーンではなく中国人ゾーンからでないと怒られます(笑)
パスポートにスタンプも押されません。
駅に入る前にX線の荷物検査があり切符を提示する時とそれぞれにパスポートも見せなくてはなりません。
切符の見方
初めて切符を見たとき指定席がよくわからなかったのですが・・・
车とは繁体字で車のこと、日本語で番とか号とかの意味です。簡体字に慣れていないので私、年と読むかと思っていましたw
この切符だと
列車の番号はC7652で3列目のシート番号10番のFです。
値段は70元(1,200円ほど)1元=17円で計算。
しかし保険料3元が取られ実際は73元でした。何の保険料だろうか。
中国の列車の特徴
日本だと切符を購入すると自由にプラットホームへ行くことができますが、中国では列車が来る15分前ぐらいにならないとプラットホームに入ることができません。
つまり予約した列車が来るまでホームで待っています。
この辺は鉄道と言うより飛行機に乗る感じです。
ちなみにプラットホームは中国では「站台」、台湾では「月台」と言います。香港でも「月台」だったような・・・
中国の中国語表示の方が中国語が分からない人にとっては理解しやすですね。
時間が来ると切符を改札口に通してプラットホームへ行くのですが、切符だけでなくIDカードをかざさなければ通ることができず、外国人は駅員に切符とパスポートを見せて通らなければいけないみたいです。
駅構内は電源もあり珠海駅の商品の価格も良心的かな?広州が物凄く高かったので。
この辺は日本以上に場所により商品の価格差が大きかったですね。駅の中に入ると基本どれも商品が激高になる。
反対にプラットホームには何もありません、ただ列車に乗る通過点のようで殺風景です。
何度もパスポート見せて切符見せてやっとの思いで乗車です。
列車の乗り心地はと言うと・・・
悪くないですw
正直、台湾の鉄道より全然いいです。この辺は新しいからでしょうかね。
台湾の在来線て物凄く揺れるんですよね。中国の鉄道は日本並に静かです。(列車内はガヤガヤうるさいですけど)
ちなみに台湾人の彼女は車内で話されている言葉が全くわからなかったそうです。
普通語でも広東語でもない色々な地方の中国語が話されていたとのことです。
面白いですね。
最高時速も200キロ弱、最高時速195キロぐらい出ていました。
途中いくつかの駅に止まるのですが、こんな不便なところに需要あるんかいなと思うような所に高層マンションが続々と建設中でしたね。
広州途中の大きな街「中山駅」、ただしどこでも高速鉄道はそうかもしれませんが、街から少し離れていて不便そうです。
やはり建設中の高層マンションが次々と見えます。
1時間15分ほどで広州に到着。高速鉄道は「広州南站」になります。ここも広州の中心地から少し離れた所にあります。
場所
巨大なプラットホームに人はまばら。アニメの銀河鉄道999のような大きな駅です。
駅内にあったマクドナルドが無茶苦茶高かったです。セットで50元以上(800円以上)これは高い。
そうそう、ここのマクド、素っ裸で布団を体に巻いてるおっさんが他の人と普通に食べてましたね・・
中心部へ行くには地下鉄が早いです。30分ぐらいで広州駅に着きます。
ここでは切符を購入(コインのような形)をしたのですが、どこの地下鉄の駅も切符の自販機は並んでいたので結局、電子マネーカード「羊城通」を購入しました。
地下鉄駅ならどこでも購入できると思います。
カードの価格は12元、50元で38元チャージされます。カードだと切符を購入するより割引されるようでお得です。
広州駅〜深センはウンザリするほどチェックが厳しい
中国では駅に限らず地下鉄でもセキュリティーチェックがあり厳しいのですが、ここ広州駅はどこよりも厳しくてウンザリするほどでした。
こっちが切符売り場の建物
切符売り場の列が何とも言えない雰囲気、殺気立っていると言うか・・・・
これなんて言うんですかね。切符売り場の窓口が強引に一人しか入れないようになっている。
パスポートの提示はここでも必要です。
広州駅から深セン駅まで79.5元(1,350円)
広州駅では駅に入る前にセキュリティーチェックがあります。
セキュリティーチェックを受けるとやっと駅前の広場。周辺は鉄格子で囲まれています。
ここでまたいくつも入り口があってどこへ行けばいいのかわかりません。
このような鉄格子の入口がいくつもある。・・・犯罪者かよって思うほど、ここのセキュリティーチェックは厳しいです。
お前を駅構内には入れてやらんぞ!という中国国家の意志のようなものを感じますね。
意地でも入ってやるみたいなw
やっとの思いで構内の入口、ここでもセキュリティーチェックがあります。
広州駅でも列車到着15分ぐらい前にならないとプラットホームへは行けないのですが、珠海駅や広州南駅より狭くて人が多いから混雑しています。
この時期は暑くなくていいけど真夏だと大変だと思う。
隣のエスカレーターが壊れている・・・大きな荷物を持った女性とかは大変そうです。
ぞろぞろ人並みについて行き、やっとの思いで乗車。
乗り心地は・・・・・やはり悪くないです(笑)
乗るまでが大変でプラシーボ効果でもあるんでしょうかね。列車自体は乗り心地は悪くないです。
深センまで1時間半ほど、最高時速も160キロほど出て日本の在来線より早いです。
深セン到着。
寝台列車も止まっていて次はこちらに挑戦してみたいですね。
そして香港へ
深セン駅前にもたくさんのシェア自転車が・・・この辺は取り締まらないのが凄いですね。
まとめ
中国の鉄道に乗るにはセキュリティーチェックがとても厳しいのですが、X線検査を通る時に一度も中を確認されたことはありませんでした、正直、形だけやってるだけのような気もするんですけどね。
閑散期のこの時期でも結構人がいましたが中国の休日になったらここはどうなるんだろうと言うぐらいな人になる気がします。
それにしても地下鉄に乗るときもいつも思っていたのですが、文句一つ言わない中国人は偉いと思いますわ、これいくら何でも客として見てないです。
もう少し何とかなりませんかと思います。
後、寝過ごしてしまった時はどうするんでしょうかね?
もう一度、切符買わないとやはりダメなんでしょうか?
でも列車自体は乗り心地もよく文句がありません。列車内にいる駅員も可愛くていいですw
次は寝台列車に乗って中国中を旅してみたいですね。
それでは!
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航空チケットは結局いつもここです。