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【びっくり!!】ミャンマー・マンダレーの翡翠・宝石市場は中国人のネット販売の拠点だった!

[記事公開日]2019/12/18

【びっくり!!】ミャンマー・マンダレーの翡翠・宝石市場は中国人のネット販売の拠点だった!

ミャンマーは宝石の産地として有名です。

特に翡翠やルビーなどのカラーストーン は世界的な名産地。

そして翡翠や赤い色が縁起が良いと言われている中国人にとってミャンマーは中国人の好きな宝石の産地となっています。

ここマンダレーでは日本ではほとんど知られていませんが中国人のネット宝石バイヤー が山のように訪れています。

そして数百人の中国人が個人ネット放送で宝石を販売している光景が見られます。

はっきり言います!!

下手な観光地より面白いです。

そんな中国人ネット販売バイヤー の様子をブログで紹介したいと思います。

それではどうぞ

翡翠市場(ジュダイマーケット)は中国人ネットバイヤー の拠点

マンダレーで中国人バイヤー がネット放送をしている拠点は二つ

  • 翡翠市場
  • Yatanar Mallの三階の宝石売り場

この二箇所です。

この二箇所は中国人バイヤー の販売風景を見るだけでなく、純粋に翡翠や宝石を見たり購入したいりすることも可能で楽しいところです。

マンダレー翡翠市場

マンダレーの翡翠市場の場所

マンダレー市内からの行き方ですが、私は最初はホステルにある自転車を借りて行ってましたが、後半はGrabのバイタクを利用して行っていました。片道100円ほどで行けます。

周辺はバイクで溢れて活気があります。

翡翠市場の様子

翡翠市場の周辺にミャンマー人が翡翠を直接売っている市場があります。

こんな感じで原石や簡単に加工した翡翠を売っています。

値段はそれこそ数千チャット(数百円)から数千万チャット(数百万円)するものまで様々です。

このような感じでミャンマー人が翡翠の原石を沢山売ってます。また周辺には翡翠の原石を売っているお店が沢山ありました。

こちらは全く削っていない翡翠の原石です。このような石を中国語で賭石(ギャンブルストーン)といいます。

値段は物によりますが数万チャット(数千円)が売値でした。これを削って中に綺麗な翡翠があれば大儲け、なければただの石ころとなります。

当然ですが価値のある翡翠が出てくることは滅多にありません。

またこの辺で売っている翡翠も当然ですが価値のある物はあまり売っていません。

価値のあるいしは直接市場で中国人へ売ったり、資金力にある上客に流れていくようです。

石を見て回ると綺麗な翡翠を発見!

透明で傷もない・・本物の翡翠なら結構価値があると思います。

10万チャット(7000円)を提示してみますが。売値は50万チャット(35000円)

ぶっちゃけ50万チャットはちょっと高い・・粘っても下がらないので諦める。

おばちゃんに何度か交渉するが下がらず・・・

この辺の市場で翡翠を仕入れて中の市場で中国人バイヤー に売っているミャンマー人も沢山いるようです。

ミャンマー人の可愛い女性の売り子がいたので一枚写真を・・・

売り手と買い手がいる翡翠市場は外国人は有料

2500チャット170円ほど払うと券をもらえます。

このチケットがあると当日出入りが自由なのですが、注意点はチケットを買ったところからしか中へ入ることができません。市場の周辺には入り口が沢山ありチケットが売っているのですが、買ったところからしか中に入れないとのことです。

また昼の11時ごろに入ろうとしたらチケット代はいらないよと言われました。(ピーク時間を過ぎると自由に入れるみたいです)

マーケットが開いている時間

私が一番早く訪れた時間は朝の8時半ごろですが、その時にはすでに開いていました。

オープン時間はわからないのですが朝7時ぐらいにはやっていると思います。朝の9時から10時ぐらいが最も賑わう時間で昼前には店がドンドン閉まっていき午後には閑散となります。市場自体は15時ぐらいでも開いているのですがお店やバイヤー はほとんどいなくなります。

市場の中では中国人がネットで生放送をしている

前知識なしでここを訪れると中国人がスマホ片手に翡翠や宝石はネット放送で売っている光景を見てびっくりすると思います。ここは一体何なんだと・・・・

一体ここはどういうところなんだろうって・・・中国人専用なのかなって。

この女性はユーチューブでも配信していますね。

この女性の動画を見るとどのように販売しているか何となく分かると思います。

全体の7割ぐらいが中国人の買取バイヤー で残りがミャンマー人と外国人(インド系?)そんな感じです。

やはり宝石を扱うためか女性のネット販売者が多いですね。

こんな感じでスマホに翡翠や宝石も撮してリアルタイムで販売しています。

それこそ100人以上いると思うけど、こんな方法で本当に売れているのか不思議です。

(売れるからこれだけいるんだろうけど)

ほとんどが中国人が買い手ででミャンヤー人が売り手になっています。

ただし別に自由に買うことは可能です。私でも欲しいと言えばミャンマー人がゾロゾロと売りつけにやってきます(笑)

翡翠がメインですが宝石も売っています。

ネット販売の道具を売っているミャンマーの女性・・こっちの方が儲かりそうw

宝石を研磨してくれるところは市場の中と外にあります。

翡翠市場はメインが翡翠ですが宝石のルースなどの売買もしています。

午後二時ぐらいには中国人バイヤー もネット配信を止める人がほとんどです。

現地時間で9時から14時ぐらいの間にネット配信をしている人が多いです。

そして夕方から中国人バイヤー がどこへ行くかというともう一つの売り場「Yatanar Mall」というショッピングモールです。

宝石売り場のモールが夕方から中国人ネット配信者だらけになる謎の「Yatanar Mall」

このモール自体は廃れていて外から見ると営業しているのかしていないのか良くわからないところです。

マンダレーだと隣のショッピングモール「ダイヤモンド・プラザ」の方が有名だと思うけど、こっちの宝石売り場も一度覗いてみると面白いです。

Mandalay Yatanar Mallの場所

マンダレー市内の中心部にあるのですぐ分かると思います。

このモールの三階に宝石売り場があります。

日中はワンフロアー宝石売り場のモールです。ここだけが豪華なところとなっています(笑)後のフロアーはしょぼいw

ここは翡翠も売っているのですが宝石のルースがメインに売っています。

夕方以降になると売り場が様変わりになる

日中訪れた時に中国語で生放送マーケットと書かれているエリアがあり、もしかしたらここでも中国人がネット放送しているのでは?と思い夜19時ごろ訪れると。予想は当たり!!ここも中国人のネット配信の拠点になっていました。

それにしても凄い人です。日中はガラガラだったのにw

夜間の営業時間は夜10時ごろまでです。9時にモールは閉まると書いてあるのですが、ここだけ10時までやっているようです。

ここもメインは翡翠の売買ですが宝石もネット販売している女性も沢山いました。

至る所でネット配信してるけど、場所代とかどうしているのかな?

この女性は日中は翡翠市場でネット配信して夜はここで宝石をネットで売っているようです。

人気配信者だと思う。綺麗だし人だかりもできていました。(ただ写真を撮ろうとすると怒るけどw)

この女性も日中は翡翠売り場でネット配信して夜はここで配信していると思う(翡翠市場では見かけなかったけど)

ここでも買い手のメインは中国人で売り手はミャンマー人であることが多いです。

このようにバックから宝石のルースはぞろぞろ出して売りにきます。

欲しいと話せばここでもミャンマー人がゾロゾロやってきて宝石も見せてくれます。

なぜかモールの床で石を売っているミャンマー人。

中の雰囲気はこんな感じです。

翡翠市場もYatanar Mallも日本人は全く見かけませんでした。ほとんど中国人と一部欧米系の観光客ぐらいです。

どうやって売っているか?

日本人がネット生放送で物を売ろうと考えると普通はメルペイやヤフオクなどの企業のシステムを使って売るとお物ですが、中国人は自前で売っているようです。

YouTubeで生放送をして欲しい人がいるとLineかWechatで連絡してやりとりするようです。

収入は為替の交換レートを割高にしてそこから手数料を取っているようです。

1万チャット=60人民元や66人民元で固定して売っているところが多かったです。公式レートは1万チャット45人民元前後。つまり20%ぐらいの手数料を取っている・

どうやって物を運ぶのか?

これが一番謎なのですが、現地の配信者の話を聞いていると、宝石は一度深センに運びそこから中国全土に配達しているようです。

中国外でも配送可能か?

台湾から購入できるかと聞いたら「できる」と言われました。もちろんYouTubeで配信している人だけだと思いましが、中国人以外でも購入は可能のようです。

お金は中国人同士はネットのQRコードで外国人だと銀行送金のようです。

手数料が高いので高額の商品購入するなら現地で直接購入した方がいいかもしれません。

ただしその辺は配信者もわかっていて、「私は本物かどうか見分けて売っているから安心だ」と話していたので贋作や偽物のチェックも一応しているのだと思います。(多分)

一年以上配信をしている配信者なら一応信用してもいいんじゃないかなと思います。

まとめ 驚きのマンダレーの宝石市場

翡翠市場も宝石売り場も中国人に席巻されてました。

おまけにネットの生放送で宝石や翡翠を現地から売るという・・まぁたくましいというか、時代というか。滞在ビザとかどうしているのか?高額なお金はどうやってミャンマーに持ち込んでいるのか・・それも若い女性が・・などなど疑問に思うことが多かったですが儲かると思えば国を超えて商売をするした高さは感じましたね。

日本人配信者は全く見なかったので今やれば第一人者に間違いなく慣れますね。

またここで綺麗な翡翠を見ると日本・台湾・香港で売っている高価な翡翠(数百万円)する翡翠が実はもっと安いのではないのかと思ってしまうほどです。

素人でも違いが分かるほど高価な翡翠は透き通っていて綺麗でした。

それでは!

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