2024/11/06
久しぶりの労働をしています。
現在の給料は一日一万円。20日働けば月20万円の収入です。
私は収入20万円の時セミリタイアを目指そうと思ったので
あれ?これで20万円稼げればセミリタイア目指せるじゃんと思いました。
しかしこの20万円は全て自分の収入になるわけではありません。
これに税金と社会保障費が引かれて手取りとなるのです。
今回、久しぶりに手取り計算をしたら厳しい現実となりました。
私たちがなぜ底辺セミリタイアを目指してローコストライフをしなければならないかよくわかると思います。
それではどうぞ
月収20万円の税金と社会保障費
この計算はあくまで目安になります。正確ではないのでご了承してください。
参考サイトは次の3つです。
国民健康保険料は名古屋市を参考にしています。
月収20万円の税金と社会保障費
40歳以上 | 割合 | 39歳以下 | 割合 | |
国民年金 | 196080円 | 8.17% | 196080円 | 8.17% |
国民健康保険 | 218140円 | 9.08% | 172356円 | 7.2% |
所得税 | 35250円 | 1.46% | 37550円 | 1.56% |
住民税 | 78000円 | 3.25% | 82500円 | 3.43% |
手取り | 1872530円 | 78.04% | 1911514円 | 79.64% |
国民健康保険は40歳以上になると介護保険の支払いが始まります。
年間45000円ほどの保険料のアップとなります。かなり大きいですね。
39歳以下の人は覚悟してください40歳になると急に増えてびっくりすると思います。
39歳以下の20万円の手取りのグラフ
40歳以上の20万円の手取りのグラフ
これを見れば一目瞭然ですが、税金より社会保障費の方があるかに大きいのです。
社会保障費の方が所得税・住民税より3倍も高い。
大体、月収20万円だと税金と社会保障費で20%の4万円かかると覚えておくといい。
手取りは16万円になる。
但しこれには消費税が含まれていません。
仮に年間120万円を消費すれば今年の10月から10%になりますから
ここから更に年間12万円の消費税がかかります。
これを入れると実質の課税は年間
社会保障費368436円+住民税・所得税120050円+消費税120000円=608486円となり、
所得の25%ほどに税金がかかることになります。
月10万円使うと消費税と所得税+住民税の税金がほぼ同じとなります。
消費税の税率は厳しいと覚えておきましょう。
実質所得15万円となります。
名古屋市の生活保護費は住宅扶助を含めると一人暮らしは1ヶ月の生活保護費は117000円ほどです。
これが子供一人の母子家庭になると生活保護費は月196000円となります。
母子家庭の女性は月収20万円以下なら働くより生活保護の方が収入がずっと多いという逆転現象が起きています。
我々が豊かに感じない不都合な真実がここにあります。
そしてこれから起こること
それは更なる税金と社会保障費のアップです。
なぜなら今後必ず起こることは
少子高齢化がドンドン進む
税金で生きていく人がドンドン増える
これは間違いないからです。
この程度の課税は序の口です。
今後は月収20万円でも税負担率は30%・35%とドンドン増えていくことでしょう。
底辺セミリタイアを目指す理由
もう中途半端に働いても税金でドンドン取られるだけです。
ここから逃れる方法の一つがお金を使わないで生活していく知恵です。
生活コストがかかれば沢山の収入が必要です。しかしその分沢山の税金を払わなくてはならず更に働かなくてはならないという悪循環に入ってしまいます。
正にラットレース。
一体いつまで働くつもりなのですか?
65歳?70歳?
日本人男性の健康寿命はたったの72歳ですよ
65歳まで働いたら後7年、70歳まで働いたら後2年しか健康寿命はありません。
本当にそれでいいのでしょうか?
私は後30年ぐらい健康寿命があるうちに仕事をリタイアしたいですね。
そう考えると40歳ぐらいが転機だと思います。・・・いやリミットかな。
セミリタイアをするにはある程度の資産が必要
セミリタイアをするにはある程度の資産が必要です。
しかし今後はドンドン税金や社会保障費が上がり中低所得者は貯金や資産形成ができなくなっていく可能性があります。
一生クソのようなラットレースを続けるつもり?
そのためにも圧倒的低コストライフである底辺セミリタイアの実践が必要なのです。
手取り190万円・月およそ16万円です。毎月8万円の貯金が必要なら月8万円で生活しなくてはなりません。
普通だの人並みだの言っている人にセミリタイアは一生訪れません。
それでは。